nazuna ニッキ 2022年 9月 長月

 

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13.長月 (TUE) 晴れ 

母が腰椎を骨折して入院しているけれど、もうすぐやっと退院とのこと。

コロナ禍で面会を受け付けていないのもあって、中々帰省できなかった。

そんな時、義父も腰を傷めて動けなくなっていたという。。。

腰はつらい。。。

私も腰痛は持病なので、その辛さは自分なりに少しだけなら分かる。

ぎっくり腰をやった時は、本当に用を足しに行くにも激痛で恐ろしいくらい辛かったし、

大腰筋や座骨神経を傷めたときは寝ても座っても立っても居られなかった。。。

年を重ねると筋肉が痩せてくるので直接骨にダメージがいきやすいから、筋肉をつけないといけないという。

筋肉は年齢を問わず鍛えれば増して行くとはいうけれど、

でもね。。。

親世代の高齢者だと、始めるのも続けるのも大変だと思う。

ちょっとした散歩に行くのだって大変だったりするもの。

痛みが出たり不具合が出たりしてからでは、身体を動かすだけでも痛いわけだから。

自分も年を取って足腰が弱らないように、今から頑張らなくちゃと思うし、

毎日何かしらやっているけれど、それでも足や腰や色々不具合は出て来る。

自分もそうなら、高齢の親世代はどうしたらいいのかなと思う。。。

よっぽど若い頃から身体の鍛錬の日課がある人でないと、

年を重ねてから筋トレしようなんて、なかなか出来るものでもないし。。。

運動して逆に不具合や傷めてしまったら大変だし。。。

うーーん。

今はとにかく、母も義父も、安静第一で過ごしてほしいと願うばかり。


12.長月 (MON) 晴れ 

パン用の粉を買いにいく。

今まではネットや電話で注文して、入荷待ちしてから店頭受け取りだったけど、

お店にお気に入りの小麦粉を置いてくれるようになったので便利になった。

でも、徐々に値上がりしてばかり。

つい最近も値上がったところだけど、また上がっている。

事情は分かるので仕方がないけれど、円安が続くと食品は輸入に頼っているし、

国産のものだって、原料など様々なものが相互に絡んでるから値上がっていく。

円安になって喜ぶのは、輸出大手の一部の企業じゃないのかなあ。。。

いつも利用している輸入食材を扱うお店とか、無くなってしまったら悲しいよ。

早く何とかしてくれないかなあ、岸田さんと黒田さんにお願いしたい。


11.長月 (SUN) くもり 

くもりだけど、昼間は暑い感じ。

なんとなく、あれほど賑やかだった蝉の声がしなくなったような気がする。

今年はひぐらしの声が無かったような。

近所の植生が様変わりして、爽やかな鳴き声の野鳥や虫たちも様子を見てるのかな。

日々、ちいさな緑の中の生き物たちも変わっていく。

もうすっかり秋の虫の音がするし、

夜は早朝は涼しくなった。

まだ昼間は暑くても、もう夏も終わり。


10.長月 (SAT) 晴れ 

白金にある博物館へネコ展を見に行く。

ネコ展はこれまでも色んなところで開催されていたのを追いかけて見に行っていた。

さて、今回のネコ展はどんなかな?

てくてく歩いて行く。

散歩コースではあるけれど、距離があるのでしばらく行っていなかった。

坂道を上って道路を横切り、東大病院の敷地をてくてく。。。

白金にある東大病院の敷地の隣に、『港区郷土歴史観』という施設が出来ていた。

以前は、昭和13年(1939年)にロックフェラー財団の支援と寄付にて、

国民の保健衛生の調査研究、普及のための「公衆衛生院」という機関のために建設された建物が建っていて。。。

2002年まで使用されていたそうだけど、機関が埼玉県和光市へ移転してからは廃墟となっていた。

時々、東大病院の敷地を散歩した時など、敷地の端に異様な光景が広がっているのを呆然と眺めていたものだった。

鬱蒼としたジャングルのような緑に覆われた奥に、レンガ造りの建物が朽ち果てていくようなのを、

勿体ないねえ、と思っていた。

 

下の写真は、改築工事前の2009年5月に撮影したもの。

写真では写ってないけど、もっとジャングルか森の奥深くのような、

うっそうとした樹々や緑に覆われて、何とも言いがたい光景が広がってた。

ある時、散歩に行ったら、この建物の周りに工事の柵や足場が出来ていて、

近くのカフェのスタッフさんに「複合施設が出来るらしいですよ」と教えてもらった。

ロックフェラー財団が建設したという建物だから、どんなものが出来るんでしょうね、と。。。

 

建物の設計は東大の安田講堂も手掛けた設計士の内田祥三(よしかず)氏というので、

本当に東大の造りと同じ。

2009年に港区が土地と建物を取得して、郷土歴史館を中心とした複合施設に改修。

2018年に改修工事が完了して開館したのだそう。。。

 

2002年から2009年までの間、手つかずのままの廃墟となっていたときは、

本当に異様としかいいようのない(ダジャレじゃないの)感じ。

それも一向だったけども。

今はこんなに立派に奇麗になりました。

パノラマ〜。

肝心のネコ展は、

浮世絵だけじゃない切り口でなかなか良かった。

弥生期にイエネコと思われる骨が出土して、飼われていた形跡あり。

ネズミを取ってくれるもの。

古墳群の遺跡跡から、須恵器の焼き物にネコの足跡がついたものとか。

土器を焼く前に干していたとき、にゃんこが乗ってしまったんだなあ。。。

それも可愛い小さな足跡。

きっと古代のネコ好きたちも、「あ〜あ」と残念そうにしながらも、「もー。しょうがないなあ」と喜んでいたような気がする。

ネコとネズミの駒を使った将棋のような玩具が美しかった。

 

建物内部のあちらこちらも歴史深く、美しい。

小部屋が廊下の両側に続いている。

研究機関だったので、研究室に使われていたのだろう。。。

吹き抜けの階段。

所々の明かり取りも素敵だな。

4階奥にある旧講堂。

窓から見える屋根の上の彫刻。

松ぼっくり?

院長室はこんな感じ。

床は寄木細工になっていて、職人の技が随所に見られる。

この部屋に限らず、建物全ての設計が美しい。

今ではこんな手の込んだ工事はなかなか行われないと思う。

貴重な建造物ということは間違いない。

改修工事されて市民に公開してくれたことに感謝!

展示と建物をゆっくり見学して、もう足がヘトヘト。

しばらくお庭でゆっくりしてから帰宅することに。。。

 

今夜は満月。


09.長月 (FRI) 菊の節句 くもり 

ゆうべ未明に英国エリザベス女王死去のニュースが入ってきて、

なんだか悲しく、寂しい気持ち。

最後の最後までイギリス国民のために公務に徹せられて、何という方なのだろうか。

去年、伴侶のフィリップ殿下を亡くされて、どれほどの悲しみがあったか計りしれない。

その中でも、ひたすら公務に尽くされて。

女王崩御の一報の際、バッキンガム宮殿の真上に二重の虹が掛かったというニュースが入った。

フィリップ殿下とエリザベス女王の虹なのかな。。。

ご冥福をお祈りします。。。

今日は重陽の節句。

9月9日の菊の節句。

いつも菊の節句はなかなかお祝いできずに、気がつくと過ぎてしまってたりしていたけど、

今年はひそやかに、ぼのぼのと祝います。

この日と明日の満月の夜のためにススキが欲しかった。

近所にススキが繁茂している場所があるので、もう少ししたら2〜3本頂いていこうと思っていたら、

先達てのこと、ざっくりと根こそぎ刈り取られていた。。。

がーーーん!

秋の風物詩のススキを。。。

仕方がない、他に見当していた場所のを見つけにいこう、と探しに出たものの、

どこもかしこもお月見前に。。。

ここら一帯はスミレも雑草にされて全部根こそぎ無くなってしまうので、

ススキなんて生えてたら、きっと管理されていないじゃないかと批判もあるのかなあ。。。

その反面、今年はエノコロ草(猫じゃらし)が異様なくらいにあちらこちらで繁茂。

8月の中頃にはもう秋草が生えてきてたから、自然界では秋の準備が着々となされていたわけで。。。

こんなことなら早めにススキを頂いておくんだったなあ。。。

でも、節句のお供えの白玉だんごと小豆の用意は万端。

白玉はダンナさんが上手なので作ってくれる。

ワタシはあずきをこんもり盛りつけるだけ。。。


08.長月 (THU) 白露  

白露とは、夜間の気温が低下して大気中の水蒸気が草葉につくようになるさまをいい、

もう朝晩は初秋の気配。

今月初めには、夜に部屋にいたら外で秋の虫の音が聞こえてきた。

まだ昼間は蝉が鳴いているけれど。

サボの花芽が落ちて、根元を残すのみ。

これもまたぽろっと落ちちゃうのだ。。。


07.長月 (WED)  

しずかな雨。

この夏、急にエアコンの調子が悪くなり、全然涼しくならない。

勿論、28℃設定ではあるけれど、それでも充分涼しかった。

壊れた?!

フィルターを掃除しても変わらない。

内部のプロペラ?ローターに埃が詰まっているようなので、それを掃除しないと!

ライトを片手にダンナさんが脚立に乗って、掃除してくれることに。

狭い隙間に入るようなのは歯ブラシくらいだけど、あまりこそげない。

それで細い竹箸にゴムを巻いたのを作って、ローターの隙間をこすってみた。

ポロポロと埃の塊が出て来て大変!

その後、冷房をつけてみたら、今までと全然温度も風の強さも違う。

涼しいーー。

先月の猛暑の中、全く涼しくならないエアコンで汗だくの毎日だった。

涼しくなって良かった。

 

オーブン皿一枚分は小麦粉270g、で作る丸パン。

今回は牛乳とバター、きび砂糖も入れたリッチパン。

いますぐ食べたいときに、すぐに焼けるパンはリッチパン。

自家製パンは最低でも冷蔵庫で24時間休ませた後でないと焼成できないから。。。

 

いつも小麦粉2.5kgを一ヶ月使って、丁度少し余るくらいでおしまい。

また近々、小麦粉を買いに行かなくちゃ。


06.長月 (TUE) 晴れ 

江戸期の大麻布がある。

明治や大正期に作られたとされるアサの布も。

それらをちくちくと接ぎ合わせる。

大麻布もアサと同様に最初はガサガサ、ゴリゴリした感触なのだけど、

この江戸期の大麻布は使い込まれて、繊維のカドが取れてまろやかな手触りに。

希少な布だけど、日本古来のアサや大麻布の違い、手触りの楽しさを味わってもらえるような、

そんな袋ものが出来たらいいな、と思ってちくちく縫っている。

生成り布に手刺ししたカンタ刺繍のものや、

布のパーツを細かく接ぎ合わせのものなど、

様々に布を縫っている。

何か面白いものが出来ればと思う。。。

 

夜ごはんに焼売をつくる。

餃子はかなり研究を重ねたけれど、焼売はまだまだ。。。

あまり野菜を加えると水っぽくなるし、餃子よりも肉の割合を多くしないと美味しくない。

研究の価値はあるけれど、焼売は餃子ほど繰り返しメニューとして作っていないので、

進歩が少ない。。。

そんな中、新しい焼売レシピをダンナさんがみつけてくれたので、試しにやってみようと思う。

今回はそのレシピを参考に、具材の中に溶き卵も加えてみる。

タマネギの荒みじんに片栗粉を大さじ1を加えるところをコーンスターチにしてみた。

片栗粉だと具が固くなってしまったことがあったので。

さあ、味はどうかなあ?

木製の中華蒸篭はさんざん使い尽くして、割れたところから蒸気が漏れていたのを、

ダンナさんが根気よく修繕してくれたお蔭で、蒸気が殆ど漏れ出すことが無かった。ヨカッタ!!

そして、食感はコーンスターチ、ヨカッタ。卵も加えるのは大成功。

中々、良い出来になっていた。

あとは、ホタテや干しエビのエキスを入れたい感じ。

オイスターソースと五香粉を入れているけれど、やっぱりXO醤を入れた方がいいのかなあ。。。

でも、通常の焼売レシピに、タマネギにコーンスターチをまぶす、

溶き卵を加えることで大成功。。。

またもっと工夫を加えて美味しくしていこう。

ごはんがぐいぐい止まらなくなる美味しさだった。

焼売が熱々でハフハフいいながら食べる幸せ。。。


05.長月 (MON) 晴れ

一夜明けて、やっぱりサボテンの花はしぼんでいた。

あんなに見事に咲いても近くに他のサボテンが咲いてないと受粉できないという。。。

前は知らなかったので、一生懸命おしべの花粉をめしべに持っていってみたけど、

その後、全く実が出来る様子はなかった。

他のサボテンといっても、果たしてもう一株サボテンがいたとしても同時に咲くのかも分からないもの。

たった一晩で受粉して種をつけるのはミラクルなことかも。。。

そんなサボテンの種を手に入れて育てたのがこのコなわけで。。。

ミラクル。。。

長く接していて、”植物”というものなのかどうか、分からなくなって来る。

植物も動物も昆虫も全て生き物。

サボテンは植物の枠を越えた”何か”のような気さえする。

 

お昼ご飯にビーフンを食べる。

トッピングに、フライドオニオン、イカのテンプラ入り揚げ玉、ごまを掛ける。

そして、お好みでサテトムをちょびっと載せると抜群にアジアンな香りがしてくる。

ピーナッツの砕いたのがあれば言う事なし。

お昼ご飯はほぼほぼ麺類を食べる私たち。

パスタ、ラーメン、うどん、蕎麦、そうめん、ビーフン、フォー、焼きそば、

色々、いろいろ。

この中でも、そうめんは長いこと苦手だった。

水っぽい、具という具が想像しにくい、など、あまりそうめんに対する情熱がなくて。。。

でも、今年はなんだかそうめんが美味しくてたまらない。

かき揚げやテンプラ、素揚げナスとししとうの煮浸し、卵焼き、色々なおかずのバリエーション。

夏が暑すぎて、焼きそばよりはそうめん、蕎麦、ざるうどんに走ったかもしれない。

つゆも、市販のものを使うなら、自家製のタレ(しょうゆときび砂糖などを煮込んだもの)をちょっと加えた方が断然美味しい。。。

まだまだ暑いので麺類の出番が順繰りで大活躍。


04.長月 (SAT) 上弦の月 くもり

夜になって、ついにサボテンの開花が始まった。

サボテン劇場のはじまり、はじまり。。。

 

大きさは手のひらよりも大きい。

でも、一番最初に咲いたときが一番大きかった。

月に向かって咲くみたい。

写真を撮りやすいように花をこちら側に向けたけど、

いつも月の出ている方角へ花を開かせようとする。

メキシコなどサボテンがあるのは荒野の荒れ地。

夜に開花するので、月明かりに向かって咲くのだろうか。

たった一晩だけ。。。

花の匂いを嗅ぐと、不思議な匂いがする。。。

かすかな匂いなのだけど、変わった匂いがうっすらする。

南国の果物系とダンナさんはいう。

私が嗅いだときは、ちょっと茗荷を甘くしたような感じとか、

満開になった時は唐揚げにマヨネーズを添えたような感じ。。。(笑)

ほんのりなので、そんなに強烈じゃないけど。

ほのかにドリアンっぽい感じもする、とダンナさんは言う。

とにかく普通のお花の香りではないことは確か。

サボテンがいっぱい茂っている(?)場所で、一度に満開になったらさぞ見ものだっただろうと思う。

それでもたった一晩しか咲かないので、それに遭遇できるなんて奇跡に近いのかも。。。


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