古代カーネリアンと繊細ターコイズの装身具

 

 

 

品番-necklace010

古代カーネリアンと繊細ターコイズの装身具

Price is 14,000円

 

今からおよそ3000年ほど前に手仕事で削られ、穿孔された古代のカーネリアンのビーズをネックレスに組み上げました。

古代からカーネリアンは持ち主を邪悪な悪意や嫉妬から守ってくれる力があるとされ、

護符として大切に、また古来から王たちはカーネリアンを聖なる石として印章に用い珍重してきた特別な石だそうです。

紀元前1000年頃に西アジアで出土した貴重なものです。

この五つのカーネリアンを繊細な極小のターコイズビーズと組み合わせてネックレスのヘッドに仕立てました。

 

ターコイズビーズは1900年代後期にイランで採鉱されて加工されたもの。

現代のものながら、手仕事で削られて作られている美しいものです。

古代ビーズを新しいビーズと合わせると、大抵新しいものが浮き上がって見えてしまいますが、

古代からの手仕事が今も脈々と受け継がれている品物は時代を超えてピタリと合うように思うのです。

 

それにしても、ここまで細かいターコイズビーズは最近はなかなか見かけることが出来ません。

これより少し大きめのサイズのものは比較的手に入り易く、糸に通し易いものなど多く市場に出回っています。

けれども、この極小のターコイズは一粒の大きさが1mmにも満たないビーズで、

職人が手作業で削ったもので穴の細さは0.2~0.3ほどの微細なものです。

装身具はしなやかさを出したいので、なるべく糸で組み上げたいところですが、さすがにこのビーズはシニューの糸も通りませんでした。

最も細いワイヤーに通すのもやっとのこと。

最後の仕上げの留め具の部分はワイヤーからシニュー糸に変えて組み上げることにしました。

金具よりもシニューの輪の方が着脱しやすいのと、とんぼ玉を留め具として使うデザインは薺nazuna好みの一つです。

 

極小ターコイズにつなげたのは、同じくらい極細のシルバービーズです。

こちらはアジアの手仕事のもの。

画像にありますように、シャープペンシルの0.5mm芯ほどの細さのシルバービーズです。

組み上げる前はどう見ても細かく砕けた芯にしか見えないほど。

芥子粒よりも小さなターコイズのビーズと共に一つ一つワイヤーに通して組み上げました。

手間のかかった分だけ、首元を飾る繊細なフォルムは極小のビーズならではの美しさ。

 

留め具は青い色が神秘的な蜜柑玉のグラスビーズと和骨董の水色のビーズを使用しています。

シニュー糸をくぐらせてねじって留める形です。

糸の根元を飾るのは深いネイビーのビーズはチベット僧の装束を飾る五色の刺繍の一部を解いたものです。

300年以上前のものとされています。

その他、透明なビーズも100年以上前のアンティークのもの。

ワイヤーを留めている金具はシルバー製。

ネックレスを着けている際、いつの間にか後ろの留め具が前に回ってきてしまうことが時にありますが、

そうしたときも留め金具ではなく青く美しいトンボ玉なので、それをペンダントトップとして楽しむことも出来そうです。

 

本体のシルバービーズも金具のシルバービーズも経年によって色が変化していきますが、

黒っぽくなったとしても、古代石のカーネリアンやアンティークビーズとの合わせなので、

逆にピカピカしていない方が趣きがあると思います。

気になる方はそっと銀磨きのクロスで優しく力をこめないように拭いてください。

 

三千年も昔の古代カーネリアン。そして繊細ターコイズとシルバービーズの装身具。

ぜひ楽しんでいただければ、と思います。

 

size : ネックレスの長さは金具を含めておよそ44cm

    およそ3000年前の水晶とカーネリアン、手削りターコイズ、シルバービーズ

    藍色ガラスビーズ、青色蜜柑玉、和骨董水色ビーズ、透明グラスビーズ、

    ワイヤー、シルバー金具ビーズ、シニュー糸、蜜蝋

 

(ビーズを通すときに蜜蝋を糸に塗布しますので、少し石に残っているかもしれません。

組み上げた後に拭いていますが、接着剤などは使用しておりませんのでご安心ください。)

 *ディスプレイの土器は商品に含まれておりません。

 

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