品番-komono87

インドネシア古裂のネックレスポーチ

Thank you!!! SOLD OUT

 

150年以上前の明治期に織られたインドネシアの古裂。

その昔、日本で布を鮮やかに紅く染める事は難しく、

遠くインドや東南アジアから渡来した色鮮やかな紅い布は、

大変貴重なものとして珍重されました。

この布は紅く染めた絹糸を緯に、縦糸にはヘンプ糸が使われているように思えます。

ところどころに、生成りのヘンプ糸で縞を入れて織り上げた後に、

金糸に見立てた糸で繊細な刺繍が施された貴重な古裂を、ネックレスポーチに仕立てました。

布を二重に重ねて傷みのある部分に絹糸で刺し子の補強をして、

縁周りを絹糸でボタンホールかがりをぐるりと施しました。

かぶせの蓋はスナップで開閉。

愛らしいパールと赤のホワイトハーツのビーズを飾りました。

 

ネックレス用の紐を通す部分には黒檀を切り出し、手彫りした留め具を。

ベージュ色の人工のワックス糸を四つ編みした組紐を白いビーズと共に通しています。

紐は首から下げたり、また斜めがけにも出来るように少し長めにしてあります。

長さの調節が出来るように、アンティークのビーズを通しました。

交易で使われていたアンティークビーズです。

古布に真新しいビーズは光沢や色が浮いてしまって合わないことがあるので、

古い布、天然染めの布にはアンティークのビーズや金具、ボタンを合わせています。

 

一つ一つの工程を手縫いし、すべて手仕事で仕立てた袋ものです。

手縫いにこだわるのは、布と布の合わせ目がふんわりとふっくら仕上るので、

手織りのものや上質の素材には手縫いで、というのが信条です。。。

手にしたときに、思わず心が和むような、喜ぶような、

そんな袋ものに仕上ったと思います。

さあ、中に何を仕舞いましょうか。

お守り、思い出の品、大切な手紙を仕舞う、外した指輪を仕舞う場所として、

またはアロマなどお好きな香りのあるものを忍ばせて。。。

肌身離さず身につけていたい、そんな装身具としてお使い頂けたら、と思います。

 

size : W7cm × H7cm

表布:150年以上前のインドネシア古裂(古布)

紐  :人工ワックス糸を四つ編みした組紐。最長112cmまで長さ調節可能

ループ: シニュー糸でループをかがったもの

緒締め玉 :3種の交易で使われていたアンティークビーズ、真珠

留め具:黒檀を手彫りしたもの

 

発送方法 :    レターパックライト、レターパックプラス、

        ゆうぱっく、ヤマト便 (東京発、60サイズ)、

        定形外(規格外)簡易書留など

        ご注文時に御希望の発送方法をお知らせください。

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