品番-komono82
生成り尽くしのニードルワークと網代紋様の袋もの
Thank you!!! SOLD OUT
オーガニックコットンのなめらかなタッサー生地を細かなパーツに切り分けて、
一つ一つ接ぎ合わせて、網代編みの石畳紋様に手縫いしました。
葛篭や籠を眺めていて、
こんな風に味わいのある紋様を布で作れないだろうか、と縫い繋いでみました。
古布の藍染め布でも作ってみたのですが、布の表情がありすぎると網代編みの表情が出難いようで、
オーガニックコットンの織り目のつまった滑らかな生地で作ってみましたら、
石畳紋様がよく映えて、籠のような趣きに仕上がったと思います。
底部分には、手織りのアンティークの生成り木綿に、甘撚りの糸でカンタ刺繍を施した布を配しました。
カンタ刺繍はインドの地方で生まれた刺繍のこと。
自由に紋様を描くように、一段一段布地に針を渡していく、まるで織物の柄のように刺していく刺繍。
そこに手法や技法の決まりはなく、カタチに囚われず、
自由に思いのままに針と糸で布に表情や紋様を作っていくというもの。。。
織り糸と同じくらいの極細の糸で、ルーペで覗かないと刺繍が見えないくらいに繊細で細かなものもあったり。
白の布に白い糸で刺していくカンタの白刺繍に魅了されて、
ニードルワークをふんだんにちりばめた袋ものに仕上がりました。
内側は袋縫い仕立て。
手績みで手織りの苧麻の生成りの布を合わせて、生成り尽くしと致しました。
袋口の紐通しは、*インディアンシニュー糸を一つ一つ手編みして作ったループです。
*シニュー糸は、主に革細工で使用される縫い糸のことです。
太古の昔から、ネイティヴアメリカンのインディオ達が、バッファロやエルク(大鹿)や馬の革などを縫うときに、
動物の腱を用いて糸にしていました。
その丈夫な繊維を、現代では合成繊維で再現して使われているのが、シニューという糸です。
まさに動物の腱のように見える薄いテープ状のものを細く裂いて糸状にして使います。
苧麻や芭蕉や大麻などの、まさに糸績みのような作業です。
シニュー糸の中でも繊細な細さに裂けるのは、ネイティブアメリカンの作るシニュー糸。
革製品の仕立てに使われる麻糸は手縫い用の他に、ミシン用のものが沢山ありますが、
シニューは手縫いでなければ使用できない糸なので、
手縫い製品が大量生産に圧されている昨今は、生産が危機に瀕しているといってもいい貴重な糸なのです。
シニューはとても丈夫なので、薺nazunaではこうした袋もののループの他、
装身具のブレスレットやネックレスにも使っています。
麻糸には出ないしなやかさと光沢があって、今では欠かせない素材になっています。
巾着の紐は、ビンテージの滑らかな木綿糸を手組みした組紐を拵えて、
300年以上前のアンティークのとんぼ玉を緒締玉として配しました。
オランダ玉といわれるトンボ玉は発掘された貴重なもの。
風化した風情が何とも言えず美しい品です。
遠くの国々で愛された貴重な青が、生成り尽くしの袋ものに良く映えて。
これまで巾着には京都老舗の絹の組紐やイタリアンレザーの革紐を使っていましたが、
年々、丈夫な質の良い革紐が少なくなってきました。
使っているうちにちぎれたりしないように、
最近は木綿糸や麻糸、人工繊維のシニュー糸を使って手編みしたものも使用しています。
素材に合わせて糸を手編みしたものがピタリと合うような気がします。
一つ一つの工程を手縫いし、仕上げもすべて手仕事で仕立てた袋ものです。
薺nazunaの製品はすべて手縫い仕立て。
手縫いにこだわるのは、布と布の合わせ目がふんわりとふっくら仕上るので、
手織りのものや上質の素材には手縫いで、というのが信条です。。。
手にしたときに、思わず心が和むような、喜ぶような、
そんな袋ものに仕上ったと思います。
さあ、何を仕舞いましょうか。
size : W15.5cm × H19.5cm(ループは含まず)×D3cm
表布:オーガニックコットン
アンティークの木綿布(古布)
内布:生成り上布(苧麻) 古布
紐 :木綿の組紐
ループ: シニュー糸でループをかがったもの。
緒締め玉 : 300年前のガラス玉
発送方法 : ゆうぱっく、ヤマト便 (東京発、60サイズ)、
定形外(規格外)簡易書留
レターパックプラスもあります。(補償なし追跡あり)
ご注文時に御希望の発送方法をお知らせください。
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