品番-178番

かごめ紋の型染めの蛇腹式小物入れ

Thank you!!! SOLD OUT

 

深い藍にかごめ紋様を染めた明治期に織られた木綿は古い布だけれど、

殆ど使用されたあとがないことから大事に仕舞われて来た布のよう。

柔らかだけど、しっかりと厚みのある木綿の布は、

今ではもう手にすることの出来ないような豊かな繊維で織られたもの。

裏も表同様に染められてるので、染め抜いた紋様の線が張り感を感じさせる贅沢な布。

少し染めの際に、にじんだり、白い点が残っているのもあるけれど、

それも手仕事で染めた時代の名残、布の風情として楽しんで頂ければと思います。

 

時代のあるかごめ紋の木綿をかぶせに、本体には丈夫な厚手木綿の泥染めした布を合わせて蛇腹式小物入れを仕立てました。

蛇腹のマチには鮮やかな縹色の麻は白い縞が粋な上布を使って、内ポケットにも縞の上布をあしらいました。

内布には江戸の火消しのモチーフの染め布を。かぶせを開けたとき、お使いのたびに目を楽しませてくれます。

仕切りポケットにはやはり火消し柄の木綿布を。

柔らかな木綿ですが二枚重ねて補強して、仕切りポケットにはパイピングを施してあるので張りを持たせ、

物の出し入れがしやすいように。

収納ポケットは全部で5つ。

前ポケットのかぶせには深い藍染めの苧麻と藍染め木綿を使って、

差し込み式の留め具を留め付けました。

留め具はどれも30年以上乾燥させた山桜を使用しています。

一つ一つ、小物入れに合わせて彫刻刀で彫って拵えます。

紐はなめらかな苧麻の糸を珈琲豆で染めて、四つ編みして組紐にしました。

丈夫な苧麻の組紐はぐいっと引いて、くるくると巻き絞ってもちぎれることがありません。

しっかり手編みした組紐がキュッと本体を気持ち良く締めつけてくれます。

緒締玉には山岳民族の100年ほど前の古い玉を選びました。

 

布の補強に、裏に厚手木綿や柔らかな木綿や張りのある素材などを重ねています。

以前は化繊の固い芯地を使っていましたが、

長く作っている間に、丈夫な化繊の芯地は柔らかな古布を逆に傷めてしまうことを知りました。

昔の木綿や麻は殆どが手で紡いだり、績んだりした”やんわり”とした糸で織られています。

木綿は使って行くうちに、まるで綿=ワタへとかえっていくような手触りになっていくもの。

なので、化繊の芯や裏地、糸がなんだか浮いてきてしまうように思うのです。

そういうわけで、この数年、糸も木綿に、裏打ちにも麻や木綿を使うようになりました。

 

一つ一つの工程を手縫いし、仕上げもすべて手仕事で仕立てた小物入れです。

薺nazunaの製品はすべて手縫い仕立て。

手縫いにこだわるのは、布と布の合わせ目がふんわりとふっくら仕上るので、

手織りのものや上質の素材には手縫いで、というのが信条です。。。

手にしたときに心が和むような、かぶせを開け閉めする手が喜ぶような、

愛着の湧く小物入れに仕上ったと思います。

 

size : 19cm × 9cm×4cm
(蓋をぴったり閉ざした時のおよその大きさです。)

表布 :     かごめ紋様の藍の型染め木綿(古布)、泥染め木綿

内布 :     火消し柄の染め木綿、藍染め木綿(どちらも古布

パイピング  中形染め木綿(古布)

マチ:     縹色の縞上布(古布)

ポケット :   火消し柄の染め木綿、縹色の縞上布(古布)、生成りの苧麻

留め紐 :    珈琲豆で染めた苧麻を手編みした紐

緒締玉:    100年ほど前のアンティークのとんぼ玉    

留め具 :    山桜の手彫り留め具と留め爪、シニュー糸

 

発送方法 :    ゆうぱっく、ヤマト便(東京発、60サイズ)、定形外(規格外)簡易書留

        遠方の場合は特に定形外(規格外)簡易書留をおすすめします。

        補償と追跡有りですし外箱梱包でお送りしていますので安心です。

        ご注文時に御希望の発送方法をお知らせください。

 

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