品番-brace010

Ancient agate bracelet(古代アゲートの装身具)

 

 1

 2

34

5 6

 

古代ローマ時代後期に加工された白い瑪瑙をブレスレットに組み上げました。

なめらかに磨かれ、穿孔された白いアゲートは、

乳白色と半透明の部分に見えるストライプの文様が繊細で美しいお品です。

見れば見る程に、古代の手仕事の丹念な技に魅了されます。

 

貝や骨以外の石やガラスといった硬質な素材に穴を開ける場合、

現代のような穿孔機械がなかった時代は、

草の茎や木を削った先を石に当て、砂粒などの研磨剤とする材料を使って摩擦によって、

長い時間を掛けて手で開けて装飾品を制作していたようです。

根気のいる手仕事で作られた装飾品はどれほど高価で価値のあったものでしょうか。

なので、石の形も穴の通りもいびつだったり、ゆがんでいたりします。

 

ゆがみのある穴は、天然素材の糸ではすぐに糸切れしてしまう恐れもあるので、

ネイティブアメリカンの革縫い糸、人工のシニュー糸を使用しています。

フィラメント状に細く裂ける人工シニューは、極小ビーズを通すこともできる細さにすることが可能。

また1本1本が相当に強靱なもの。

絹糸の輝きや麻糸の素朴さも捨て難いですが、

希少な石やビーズを経年の糸切れから救ってくれそうなので、この人工シニュー糸を採用しています。

 

組紐は、その極細の糸を4本取りにして四つ編みに編み上げたものです。

太さはわずかに1mmほどのものを二重使いにして。

繊細な細さに反して非常に強靱な組紐に仕上っています。

 

白アゲートの他に、希少な交易ビーズを配しました。

4層の断面が美しく、また珍しい黒シェブロン。

極小のホワイトハーツの赤いビーズ、

小さな小さなパウダーガラスやストライプやサンドカラーのビーズたち。。。

どれも穴が極小の繊細なものばかり。

 

それぞれの石やビーズがお互いを引き立てあい、

ナチュラル色の極細の組紐を手首に巻いたとき、

プリミティヴな中に洗練された輝きを伴なって、

手首に華奢にゆらめきます。

焼けた素肌の手首にも、

もちろん、白いシャツの袖口にも、さりげなくゆらめいて。。。

女性にも、男性にも、

季節を選ばずに楽しんでいただける装身具に仕上りました。

 

軽くてつけているのを忘れてしまうほどなので、

お手持ちのブレスと重ねてレイヤーも楽しめます。

 

size : 古代ローマ時代の白アゲート 幅18mm

    四層黒シェブロン 直径8mm

    ベネチアンビーズ 15mm

    ホワイトハーツビーズ他 1mm〜2mmほど

    人工シニュー糸の組紐 太さ1mm

 

   17.5cm から最大28cmまで調節可能。

   腕に通したあと、ビーズを引いて絞り、本体紐にクルクルと巻いてストッパーにします。

 

 *こちらの商品は専用の箱をおつけしてお送りします。

 

 

Copyright 2018薺nazuna All Rights Reserved