品番-bag72
イタリアンヘンプの2way トートバッグ
ピュアウールやリネンやコットンなどの天然素材の着心地の良いウェアを愛用していると、
同じように肌触りの良いリネンやヘンプのバッグを合わせたくなります。
これまでにも、リネンキャンバスやヘンプ生地でバッグを仕立ててきましたが、
白いシャツやワンピースに、この組み合わせはパーフェクトと呼びたいほどにぴたりと合います。
くったり素材のリネンやヘンプのバッグの多くは薄めのものだったり、ポシェットだったり、
軽やかなバッグは見かけるけれど、一泊旅行に活躍してくれそうなビッグサイズのバッグはあまり無くて。
それなら思い切って作ってしまおう、とチクチクと仕立てたバッグです。
イタリア産のヘンプ糸を国内で織り上げたヘンプ生地は、
薺nazunaの定番のリネンバッグの生地よりも、少しガサッとした手触りのある厚手の生地ですが、
使っていくうちに、また経年のうちに布の風合いが手に馴染んでとろけてくる肌触りにあります。
この生地は現在織られているものでアンティークの生地ではありませんが、
使っていくうちにビンテージ感漂う風格が出て来るので、
ユニセックスなデザインのバッグなどにイタリアンヘンプを使っています。
持ち手は少し短かめのハンドルと、肩掛けや斜めがけにも出来るショルダーの2way仕様です。
袋口にしっかりと張りがあり、また持ち手にしたときにもグリップ感のある10号帆布を配して、
ヘンプ布独特のくったりとした表情と相まって、
物の出し入れ、持ち手の握りやすさの安定感と生成り色の爽やかさを加えました。
軽量にする為にショルダーストラップはヘンプとオーガニックコットンを合わせて仕立てました。
ショルダーバッグとして使わないときに長いストラップが邪魔にならないように、金具から引き抜き易いようになっています。
また、長さを調節する際にベルト端が表側に長く垂れ下がらないように、ベルト金具を内側に取り付け、
すっきりした見た目になるようにデザインしました。
表側にベルトを通したい場合も、金具の通し方を変えることで可能です。どうぞお好みで。
内部はオーガニックコットンの袋縫い仕立てになっています。
見返しと底部分は帆布を合わせて、重いものを入れたときに底がへたらないように切り替えてあります。
ポケットは2つ。
内側のポケットと、サイドにも一つ。
このサイドポケットを作ったのは、折りたたみ傘やペットボトルや水筒など、
大きなトートバッグやショルダーバッグに収納すると、中で倒れて荷物がごった返しになってしまうので、
このサイドポケットポーチに収納することで、大きなバッグ特有の荷物の混雑を解決したかったからです。
サイドポケットは取り外しの出来るポーチになっていて、
必要のないとき、また別のバッグに収納したい時のために取り外し出来るようにしました。
そのまま縦型のポーチとしても使えます。
ペットボトル350mlは悠々と、500mlも、スタンレーの16oz/0.47Lの水筒もすっぽり入ります。
別バッグに使用する際は、ループにナスカンの付いたストラップなどを組み合わせれば、
工夫次第でご利用可能になると思います。
取り付け部分にはボタンとループをつけてあります。
ループに紐やキーチェーンを通したり、引っ掛けたり、
シンプルですがお使い手の工夫で便利にできるようにとつけてみました。
ポケットやポーチの開口部には補強の為の閂留め、ボタンはイングランド製のアンティークのもの、
長くご愛用頂けますよう、縫い糸も木綿糸と人工糸シニューで二重三重に手縫いで縫い合わせてあります。
持ち手は10号帆布が6重にもなるグリップ感のあるデザイン。
ミシンで縫うのは不可能な厚みですので、全て一針一針糸を道具で引き抜きながら縫っています。
一見、シンプルなようで細部にこだわりの詰まった仕立てのバッグです。
お出かけのお供に、
旅の相棒として、
また日々のお仕事や、
通学のお供に、
是非、ご愛用頂ければと思います。
細部まで丁寧に手縫いで仕立てたバッグです。
一つ一つの素材の全てを厳選して
丁寧に仕立てていくこと。
これが薺nazunaのこだわりです。
size : W38cm × H30cm × D15cm
5.5cm幅のショルダーストラップの長さは、最長114cmくらいまで調節可能。（取り付け金具部分も含めて）
サイドポケットポーチのサイズ:W14cm×H25cm(平置き寸法）
表布 :イタリアンヘンプ×10号帆布
内布:オーガニックコットン×10号帆布
ポケット:10号帆布
サイドポーチ：イタリアンヘンプ×10号帆布×オーガニックコットン
その他：アンティークボタン、真鍮スナップ、ベルト金具
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