nazuna ニッキ 2022年 5月 皐月

 

 

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30.皐月(SUN) 晴れ

先日、ヨーロッパチャンピオンズリーグの決勝があって、

レアル・マドリードVSリバプールの試合を朝まで観戦。

リバプールには日本人の南野選手がいたけど、

長年マドリディスタの私たちは、

「南野が出場して活躍してくれたら嬉しいけど、チームは勝って欲しくない」

などと言ってレアルを応援。

後半、点が取れないリバプールはナビ・ケイタとフィルミーノを投入したけど、クロップ監督は南野を出場させなかった。

何となく試合の流れ的に、あそこですばしっこい南野選手が入って来たらレアルは危ない!

そう思っていたから、ケイタが入った時に「レアルは勝てる!」と思った。

ケイタのプレイもずっと観ていたから。フィルミーノは脅威だったけど、彼は直近の試合でもミスが目立ったもの。

クロップは南野を信じて使うべきだった。

FAでの活躍を思い出して欲しかった。

きっとペナルティエリアでレアルマドリードのディフェンスを混乱させたに違いないのに。。。

 

でもお陰でなのか、とにかくレアルマドリードが14回目の偉大な勝利を手にすることが出来たので良かった!!

ところで、

シルバーメダルを授与される南野選手を目に焼き付けたかったのに、

映像が他の場面に切り替わってしまったので、その後の彼の様子を見られなかったのが残念。

でも大舞台に足を踏み入れたんだから、今後の活躍も期待!!南野、がんば!!

 

決勝戦はリバプールが多く主導権を握ったように思われるかもしれないけれど、

レアルよりもカウンターに秀でているリバプールには、

ボールを持たせてスペースを与えない作戦だったことは明らかだったし、

クロップ監督になってからのリバプールの試合をこれまでもずっと長く観てきたワタシには、

前半でスピードに乗った攻撃がハマらなかったら、もうあとはワンパターンの攻撃の繰り返しになっていくので、

シュートが入らなければリバプールは負けるような試合になることは、薄々感じていた。

これはかつてクロップが率いていたドルトムントでも同じ事があった。

素早いプレスとカウンターが実らなければ、あとは相手チームに巧く対応されて敗戦してしまうパターン。。。

一時期のアトレティコと同様に、素早いプレスとボール奪取でゴールへ向かうというチームプレイは、

若さがないと出来ない試合運び。

かつてのドルトムントや今のリバプールの選手たちも年齢を経てくると、

若い時のような素早いプレスや攻守の切り替えが出来なくなる。

だから、年齢に合わせて戦術も老練にしていかなくちゃいけないこともある。

若さの勢いと身体能力は素晴らしいけれど、年齢を重ねた”おじいちゃん”もしくは”おばあーちゃん”達の凄みは、

レアルのモドリッチやベンゼマらのベテラン選手達が今季のCLの試合の数々で体現してると思う。

(”おじいちゃん”や”おばーちゃん”っていう呼び名は、各国の若いサッカー選手たちが、

  30歳以上のベテラン選手たちをからかってよく言っている。

  ブンデスリーグでは元日本代表の主将だった長谷部誠が若い選手からおじーちゃんって呼ばれてるって苦笑してたし。

  でも時々、”おばーちゃん”って言われる選手もいるっていうのが可笑しい!

  例をあげると、セリエAのアタランタ所属のイリチッチは”おばーちゃん”。笑)

 

ほんとに、戦術的に若い選手をとっかえひっかえしているクロップは、

そのうち行き詰まるような気もするんだけど。。。

南野選手が所属しているだけに、なんとか彼が試合で活躍してくれることを願っているけれど、

戦力外としていたことが悔しくて。。。

南野くん、来季はどうするんだろうか。

冬にW杯もあるからスタメンがいいけど、

それが叶わないなら、せめてベンチの二番手のポジションで。

それがダメでベンチウォーマーになるのは日本代表にとってもダメージがあるから、

スタメンで出場し続けられるチームに移って欲しいと思う。。。

ビッグクラブ所属というブランドにこだわった香川や本田の二の舞になってほしくないもの。。。

(各方面をディスってしまっているかな。。。ごめんなさいね)

 

そして今日もパンを焼く。久しぶりにくるみパンを焼く。


29.皐月(SUN) 晴れ

猫店長のお花屋さんで買ってきた「ししとう」と「唐辛子」の苗。

大きな鉢だけど一緒に植えたら、ししとうが唐辛子を凌駕して成長。。。

どんどん花をつけて大きな実が成ってきた。

ししとう、可愛いー。

一個収穫。

素揚げして頂いたら、フレッシュな美味しさ。

唐辛子も頑張ってーー。

柚子胡椒、今年も作りたいので成長して貰いたい。


28.皐月(SAT) 晴れ

作業に熱中していると、ニッキをアップするのも忘れてしまう。

毎日ノートに書いているのをHPのニッキにアップしなくちゃいけないのだけど、

すぐに忘れてしまう。ニッキの更新、今月してないことが分かってハッとする。。。

 

今日は真夏のように暑い日になった。

お昼はそうめんを食べよう。

私は半田めんが大好き。

極細のそうめんよりも、半田めんの厚みや太さが好きだなと思う。

近所で手に入るのもまた嬉しい。

今日はオーソドックスに食べるのじゃなくて、

ぶっかけのアジアンスタイルにしてみたよ。

冷蔵庫の中の残りもの食材でちゃちゃっと作る。。。

鶏肉やナス、ピーマンをソテーして、あと竹輪も。(笑)

茹でた半田めんの上に具を載せたら、刻んだネギ、ごま、フライドオニオンをトッピングして。

そうめんのつゆに、ナンプラーを一垂らし、それからエビの旨味ラー油サテトムを一匙加えて。

よおく混ぜてから回しかける。

ベトナムの旨味&辛味調味料のサテトムが半田めんに合う、合う。

そして旨、旨です。


24.皐月(TUE) 晴れ

隣町までウォーキングがてらお買い物。

紫陽花があちらこちらに咲き始めた。

紫陽花は日本が原産(?)で、シーボルトや宣教師たちによって海外へ持ち出されて、

その後、品種改良が海外で進んで、様々な種類の紫陽花が増えていったのだとか。

そういうような話しを最近何かで聞いたなあ。。。

日本の山に野良(?)の紫陽花が大昔からいっぱい咲いていたのに、

日本人は、というか武士階級は紫陽花の花びらが4枚というのを「死」を思わせるのを嫌って、

そして花も咲き終わっても散りもせずそのまま立ち枯れていくのを、

生にしがみつくようで醜く潔しとせず、と忌み嫌っていたので、

紫陽花は全く見向きもされてこなかったんだとか。。。

最近になって紫陽花の研究者が出てきて、様々な品種が改良されて生まれているらしい。。。

せっかく日本原産なのに、海外に文字通りお株を奪われて。。。

武士の好みで全てが回っていた世の中だったから、まあ、仕方がないんだけど。

紫陽花は季節を感じさせてくれるので大好き。

近所の様々な紫陽花を毎年撮ってる。

今年も激写!

 

そして、野良ねじ花。無事に育っている様子にホッと安堵。

おお!中央の茎の先にちょっとネジっとした部分が出て来た。

こんな風に育つのかあ。。。

我が家のネジ花はまだ葉っぱだけ。

長い茎は出て来てない。

無事にどちらも花が咲いてくれたら、と思う。。。

 

今日の晩ご飯はサバのトマト煮。

スペインとポルトガルの赤土のキャセロールでサーブ。

この素焼きのキャセロールは直火もオーブンも可なのが、本当に使えるニクい奴。

夏はこれで鶏肉のトマト煮込みを作って、トウモロコシの粉を練って作るトルティージャを焼いて、

メキシカン料理も最高にはまる。

ラテン料理は夏こそ食べたい。

ライムやハラペーニョも揃えないとね。

 

そして今日もパンを焼く。

くっついてしまうことを全く厭わない。(笑)

下手にくっつかないようにしてオーブンに入れると、

せっかく膨らんだパン生地がしぼんでしまうこともあるので、

もう自家用で食べるからくっつきパンのままで焼いている。

味が美味しければ、これでいいのだ。


22.皐月(SUN) 晴れ

随分前、15年くらい前だったかな、

真鍮製のスッカラを異国雑貨を扱うお店で購入したことがあった。

でも、買ったあとでそのスッカラが古いものじゃなくて、新しく作ったものだったことが分かって。

アンティークのものが欲しかったなあと思いつつも、

せっかく買ったものを使わないのも勿体ないし、と。。。

そもそも金属製のスプーンを使うことがあまりなくて。パスタを食べるときに使うくらい。

いつも木のスプーンを使っていた。

真鍮製のスプーンで熱々のものをすくって口に運ぶのはやけどしそうで、あまり使う機会も無かった。

でも、色んな場面でアンティークのスッカラを眺めるうちに、

そのカタチは確かに心くすぐるものがあり。。。

今年になって、「やっぱり欲しいな」と思い、時々お店屋さんを検索していたら、

山のようにネットで売られていることを知って驚いた。。。

どのお店で買うのがいいか、色々見回っていたら、

どこで扱うものも、ほぼ同じで古いもの特有の傷や汚さがある。

元々アンティークの食器やスプーンは好きなので、傷や古さやそれなりの汚さもそれほど気にならないけれど、

中には商品として大丈夫なのかな、と思うほど傷のすごいものがある。

しかもネットショップだと好きなものを選べない。

そして中には本当のアンティークじゃないものもあるというから、どこで買えばいいか迷っていた。。。

 

そこで見つけたお店が、世田谷にある骨董屋さん『土木土木 DOKI DOKI』さん。。。

説明も明確だし、何よりも美しい品ばかりだったので安心して注文。

姿の良いものを選んで送って下さった。

100年以上前のスッカラなのに、この美しさ。

傷一つない。シミもサビも汚れも。。。

それもそのはず、「すぐにお使い頂けるように」と手入れして頂いたもの。

手で叩いて造った証もある、正真正銘のアンティークのスッカラ。

装飾品としてじゃなくて、日々食卓でカトラリーとして使うつもりだったので安心の品。

グラスやスプーンは薄い縁のものが好きなこともあって、

これは何の料理を食べても美味しく頂ける。

素敵なものを手にして、日々の食卓が楽しくなりそう。。。


20.皐月(SUN) くもり

昨日、夜中にカーテンを開けて外を見たら、

目の前の道を悠々と歩く茶トラの猫がいた。

「あっ、猫がいる!」

最近、近所の再開発が進んで、ソト猫を見かけることが殆ど無くなっていたから驚いた。

10年くらい前は一軒家が密集していた一角があったので、

そこに飼われている猫たちが路地を歩いたり、塀の上を歩いたりしているのを見かけていたけど、

今ではビルとマンションばかりになって、公園にさえ野良猫がいなくなったし、

ましてや外を歩く猫を見かけることは全くといって言い程無くなった。

猫好き人間としては寂しい限り。。。

 

数年前まで、住んでいるマンションの片隅で地域猫が暮らしていたので、

夜中に猫たちの喧嘩の声がしたときなど心配で窓から覗くと、猫同士で威嚇しあっているのを目撃。

「あ、ヨソの猫が来てる!」

数匹ではあるけれど、この界隈にも確実に猫たちがいることが分かった。

昼間は猫の姿を全く見ないけれど、夜になったら縄張りをパトロールしてるんだ。。。

こんなにビルばかりになってしまった街の片隅にも、猫たちはひっそりと暮らしてる。

彼らは案外に毛並みがいいので飼い猫が抜け出して散歩しているのかもしれないね。

 

ゆうべの茶トラの猫はその頃には見かけないコだったので、新顔がいることがなんだか嬉しい気持ちになった。

昼間でも猫たちがゆるりとのんびり散歩できる街ならどんなにいいだろう。。。

 

8年前、(もう8年!!)にゃんこ先生が虹の橋を渡ってエアー猫になってからは、

猫との触れ合いが無くなったなあ。。。

でも、地域猫がマンションの敷地で暮らし始めたのはにゃんこ先生の晩年の頃だったかな。。。

そうだ、地域猫がいてくれたお陰で、苦しい猫ロスの状況を緩和してくれたんだもの。ありがとう。。。

そして去年。。。その地域猫も天使になって。。。

時々、猫、猫〜!という中毒症状が出たりする。

そういう時は子猫を飼う夢を見たりするものの、まだ猫との出会いはない。。。

お迎えする準備が出来てないからだと思う。猫ロスも長かったし。。。

この間、お花屋さんの店長猫を撫でさせてもらえて嬉しかった。

茶トラにまた出会えたらいいなあ。

 

そして今日もパンを焼く。。。

カンタンにHBでこねてオーヤマくんで焼き上げたリーンな丸パン。

牛乳をレシピの1/3にして残りをぬるま湯で、

砂糖を10〜15gにする。バターとオリーブオイルを1:3の割合で作ると、

サクサクしたパンになる。

あまりドッシリした甘いパンよりは皮がサクサクの塩気が美味しいパンの方が好き。


19.皐月(THU) くもり

お昼ご飯に生ハムとイタリアンパセリのパスタを作った。

ベースはキノコを数種類加えたペペロンチーノ。

盛りつけるときに上に生ハムとバジルとイタリアンパセリのちぎったのを載せる。

ベランダで育てたイタパセ。小さいけど香りがいい。摘みたてだからかな?フレッシュ。

 

葛篭の奥から麻の古布を取り出して洗う。

手紡ぎ手織りの古い布。

麻といってもリネン=亜麻ではない。

苧麻というにはあまりに野太く、ガサガサしてはいるものの手触りから大麻布ではなさそうだし、

時に、何の植物の繊維か分からないものもある。

そういうものをひっくるめて、”アサ=麻”と呼んでいるよう。

 

洗うと藍染めの際に使われた灰汁が水に広がっていく。

そして藍の色が未だに鮮やかな未使用の麻。

ハサミを入れるのがためらわれる。

古い布を小さなパーツで切り分けたくないという気持ちがある。

なので、着物や大きな布は切りたくない。

大きな布は使うまでしばらく寝かせておく。

布に尋ねてからハサミを入れる、と言ったら笑われるかもしれないけれど、

「ハサミを入れてもいいですか?」と尋ねなくてはと思っている。

無頓着に、屈託無しに切り刻むことなんて出来ないに決ってる。。。

 

そんな立派な麻の布を洗って、干して、しわをのばす。

そして一針一針縫っていく。

布同士が喜ぶように、

使い手の心がほどけるように、

良いものが仕上がるように。。。


18.皐月(WED) くもり

ちょっと前に、iichiの薺nazunaのショップで再出品オファーを頂いた。

留め具やビーズなど一点ものなので、全く同じものは作れないけれど、

使用した布の在庫があったので、また作ってみた。

同じようだけど全然違うものなので、これはこれで楽しんで貰えたらと思う。

SOLDになったものでも素材の在庫があれば作れるものもあるので、

気軽にリクエストして頂ければと思う。。。

 

おやつにアンチョビ、チーズ、ドライトマトを載せてオーブンで焼いたサンドを食べるつもり。

焼くとチーズもアンチョビもトロけるので美味しくなるに決ってる。

バターよりもオリーブオイルを掛ける方が合う。


16.皐月(MON)

おしなものを仕舞った葛篭を開けたら、小物入れの在庫がもうほぼ無くなっている。

新しい小物入れ、それからバッグも作らなくちゃ。

布と布を合わせて、留め具を彫って、

紐を編んで、緒締め玉のビーズを合わせるとワクワクしてくる。

一つの小物入れを作るのに、早くて一週間、そしてそれ以上に掛かることも多くて。

どうしてもミシンで簡単にジャーっと作れるものではないので時間がかかる。

布も少しずつ探して集めてきたものばかり。

布にはまっていくうちに、高価で希少なものばかりを集めてしまった時期も。。。

でも、日々使って愛用して貰うためには、丈夫な日用使いの布の小物入れがいいことも。

日用使いだの、希少な布だの、といっても、どれも大事に作られたものばかり。

なので、その布にハサミを入れて仕立てるときは気合いも入るし、

良いものに仕上がるように、丁寧に素材を合わせて仕立てていく。。。

こういう一つ一つの作業が楽しいのでやめられない。。。

 

今日の晩ご飯は餃子。

近所の食料品店で品質の良い餃子の皮が手に入るようになった。

これまでは遠くの往復40分はかかるところのお店までテクテク買いに行ってた。

でも、歩いてすぐだから、しょっちゅう餃子を作れるね。

嬉しいー。

餃子の皮に集中してしまって、タケノコを買うのを忘れた。。。

でも、いいのだ。

餃子は定番の具じゃなくても何でも美味しいのだ。

肉の混ぜ具合さえ気をつけていれば、ジューシーに仕上がるのだし。ふっふっふっふ。。。

 

そして夜食は丸パンにチェダーチーズとドライとトマトをのっけて。

丸パンを買ってきたのと、自分で焼いたのを比べたら、

プロが作った方が美味しいかもしれないが、

でも、満足感と幸福感は天と地ほどに差がある。。。

自家製のパンは日が経っても劣化しない。

むしろ、熟成されて旨味が増す感じ。。。

ただ作って焼いただけなのに、ごちそうに感じるもの。


15.皐月(SUN) くもり

今日は針休み。

ずっと放ってしまっていた包丁の研ぎをすることに。

なまくらったらない。

やろうやろうと思いながら、ずっと。。。(苦笑)

荒研ぎしてから、仕上げ研ぎして。

研ぎ石と水が混ざり合った黒い水が爪と指の間に入ると、

何としても落ちないので、ビニール手袋して研ぐことに。

有次の小さめのペティナイフは毎日使っている。

手のサイズにぴったりなので、何の苦もなくトマトやオニオンがスーッと気持ちよく薄くスライスできる。

鶏肉もこれで切ると奇麗にカット。

もう無くてはならない包丁。

日本橋の木屋、奥出雲の手造りのもの2本に、タイの手造り包丁などなど。

切るサイズ、用途によって使い分ける。

でも基本は中央の有次のペティナイフが一本あればオッケー。

大きい野菜や固い冷凍肉はこれで切っちゃダメ。


14.皐月(SAT) 晴れのちくもり

まるで初夏のよう!

こんな日はミニトマトを半分に割って、天日干ししなくっちゃ!

半日天日干ししたら、あとは低温のオーブンでじっくり焼く(?乾かす?)。

天塩を振っておくと甘みが引き立つ。

 

ドライトマトは調味料。

ほんの少し載せるだけで美味しさ際立つ。

塩サバをざく切りしたのをガーリックと鷹の爪でじっくり香りを出したオリーブオイルで、

香ばしくソテー。そして茹でたパスタを投入。

バジルとドライトマトをトッピングして完成。うま、うまです。


12.皐月(THU)

針はキルティング作家の黒羽さんのオリジナルのものを使っている。

最初は、みすや針やクローバーなどを使ってきたけれど

黒羽さんのサイトで販売されている針を使ったところ、こんなに指が喜ぶ針があるんだと驚いた。

手作りの針だそうで、針を作る職人さんもいなくなってしまったという。

折れたり曲がったりして在庫が無くなってきたら、その都度少しずつ買い足させてもらっている。

細いのに丈夫で使い易い針。

すっと布に入って、すいすいと泳ぐように布の繊維の中を進んでくれる。

ただ私が使っている糸は木綿の手縫い糸なので、針の穴に通り難いことが多い。

糸通しの器具は使えないので針穴に通すときは工夫が必要になってくるけれど、

もう大量生産の針を使おうとは思わなくなるくらい使い易い。

オリジナルの指貫も重宝している。

布が何重にもなった小物入れやバッグを手縫いするとき、ヤットコと指貫と、指をガードするゴムサックは手放せない。

ゴムサックを使っていない時は指先がボロボロになっていたので今はなるべくガードするようにしている。

でも素手の方が作業しやすいことは間違いないけど。

 

針仕事は心を穏やかにしてくれるというけれど、

本当にそう思う。

ワサワサと気持ちが急いてしてしまうときに、

糸と針を持つと、なんかホッとする。

縫い物や木彫をしていると何は無くても楽しい。

イイ趣味(&実益?!)をみつけたな、と思っている。

 

最近、作業にはまっているので自家製パンがお預けになってる。

そうはいっても手作りパンは食べたいので簡単にすぐに焼ける丸パンを焼いた。

気温が上がる6月になったら自家製パンを焼こう。。。


11.皐月(WED) くもり

自分自身、買い物にいつも蛇腹式小物入れを日々愛用。

もうどのくらい使っているか分からないけれど、

十数年毎日のように使っている。

今日、買い物に行った折りに革紐でグルグル巻いていたらブチっと切れてしまった。

そんなに力一杯引っ張らなくてもいいのに、グイグイ引いてしまったからかな。

革紐はイタリア製の革を使っていて比較的丈夫なものだけど、

皮革は経年劣化でどうしても使っているうちに切れたりもする。

麻糸で編む紐や人工糸のシニューで編んだ紐など、小物入れのデザインによって変えているけれど、

なるべく丈夫なように手編みした紐にしていこうかなと思うけど。。。

でも、古布とヌメ革紐のコンビネーションの美しさは捨てがたい。。。

いつもメンテナンスを承っているので、紐のスペアが必要な時は気軽にメールで注文して頂ければと思う。


09.皐月(MON) 上弦の月 くもりのち雨

きつねうどん。

ネギはお好みで。

 

そして後日も作ったきつねうどん。

暑くなると、汁もののうどんは食べる機会がなくなるので、

今月までかなあ。。。

 

ご注文を頂いたお品をお送りする。

箱を閉めるとき、郵便局で送り出すとき、ドキドキもする。

無事に届きますように、

それから、手にされた時に喜んで頂けたら嬉しいな、と思ったり。

 

またおしなものをどんどん作っていこうと思う。

新しいアイテムをちくちく縫っています。


08.皐月(SUN) くもり

布の入った葛篭を整理。

着物を解いた布、正絹の布、かや生地の反物など整理。

どうしてもハサミを入れられない布もある。

でも、そろそろカタチにしてお届けしていった方がいいに決ってる。。。

 

晩ご飯を作るとき、明日のお昼に食べるためのきつねうどんも準備。

冷茶用のボトルに水を入れたところに出汁昆布を浸けて冷蔵庫にしまっておく。

油揚げを煮ておく。

一晩置いた方が醤油など調味料の味の角が取れて、まろやかな味になる。

きび砂糖を入れて沸騰させた湯でしばらく煮てから薄口しょうゆ、

それから濃い口醤油と味を濃くしていく。

あまり甘くしない方が関西風になる。

昆布とかつお、煮干しでとった出汁に、薄口醤油と天塩で味を整えて。。。

きつねうどんはホッとする味。


05.皐月(THU)こどもの日 晴れ

おしなものを梱包作業。

無事にお届けできますように。。。

 

麻の重ねの袋もの。

内布に苧麻の重ねを合わせたら、とても贅沢な一品になった。

もう他ではなかなか手に入らない素材を合わせた袋ものなので、

特別な品に。

薺nazunaの品は殆どが一点だけのものなので、

気に入った方のお手に渡ると良いなと思う。


04.皐月(THU)みどりの日 晴れ

ゴールデンウィーク中、ダンナさんが仕事で、

私もひたすら製作に没頭の日々。

少しずつアイテムが完成。

数を揃えて出品したいので、休みは返上でひたすら縫うべし。。。

 

今日の夜食は自家製パンのハム&チーズサンド。

ミルクやバターの代わりに、ぬるま湯とオリーブオイルに変えるとサクサクしたパンになる。

あんまり甘くてどっしりしたパンは我が家は好きじゃないのかも。

皮がパリパリサクサクしてるのがいい。


03.皐月(THU)憲法記念日 晴れ

久々のチーズバーガー。

最近、近所のお店でチェダーチーズが売っていなくて。(高価なチーズはあるけど、リーズナブルなのがね。。。)

やっと見つけたので早速チーズバーガーを作る。

昨日自家製パンを焼いたので丁度いい。

昔から、月に一度ジャンクなものを食べたくなるときがあった。

そんな衝動に駆られることを「ジャンクモード」と呼んでいたけれど、

もう随分とジャンクモードになることもなくなっている。

かつてのジャンクモードな日は、ハンバーガーとかピザとかをランチにしていた。

ハンバーガーを食べるなら、せめて野菜が色々入ってるのがイイと私は思っていたけど、

ダンナさんはもっぱらマックのチーズバーガーが「ジャンク」の最適なチョイスだった。

ジャンクモード発令中のワタシでさえ、

マックのハンバーガーはあまり野菜が入ってないので有り得ないと思っていたけど、

自分でチーズバーガーを作るようになって、何故かそこにレタスや野菜が入るのは違う!と思うようになった。(笑)

『チーズバーガー』こそはパテとチーズとソースのみが推奨されるんであって、

レタスやトマトやオニオンは、また違うバーガーに合うのだと分かった。

『チーズバーガー』の流儀というのか。。。

 

けども、今日は野菜入りのも食べたいので二個セットにしてみた。

この十数年はジャンクモードな日がなくなった。

それでもそういう昔を懐かしんで、時々自分でジャンクなランチを作る。

時に”毒”を入れないと都会ではスムーズに生きていけない。(苦笑)


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