nazuna ニッキ 2020年 10月 神無月

 

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30.神無月(FRI) 晴れ

縫い物や編み物しては休むを繰り返して、

ずいぶん、アイテムを作っていないのでちょっともどかしい。

色々、摸索する日々。

物を作るって、どういうことなんだろう。。。

何も作れずにいた日々で、やっぱり、布は好きだなと思う。

縫って作るのは楽しいし、

心地よい布が肌に触れるのは気持ちがほっこりと和む。

何かこういう自分に作れるものがあるのかな。

思ったように作れるまで、ちょっとずつ進むしかないかも。

こんなときもあるさ〜〜。

 

今日は明け方コースなので、ちょっと重めの夜食。

ホットドック、ちょいイタリアン。

イタリアンパセリとオリーブのっけで。

パンも甘みの殆どないので身体に優しい〜〜。

 

 


29.神無月(THU) 晴れ

サッカー観戦のTV環境が改善されて、映画を色々観れるようになった。

お試し期間の31日間無料というサービスで。。。

見れなかったものとか、見のがしたものなど、ちょこちょこ見ている。

私は小説や映画などは、気に入ったもの、好きなものを何度もリピートして見るのが好きな方。

なので、よくダンナさんから「またそれ見てるんだ」とちょっと呆れられてしまったり。

まあ、大体、好きなのって、彼に言わせると「オヤジ趣味」らしい。。。

最近の映画より、昔の映画が好き。

フェリーニやルキノ.ヴィスコンティは何度名画座へ通ったことか。

デヴィッド・リンチの映画も大好き。殆ど見てる。

ツイン・ピークスは勿論、「ブルー・ベルベット」、マルホランド、ロストハイウェイ、

砂の惑星。。。etc。。。

「ブレード・ランナー」はライティングも舞台も良いし、雨もいつも夜なのも、何もかもが美しい。。。

楽しみにしてたのに、続編はダメだったねー。。。

同じく娯楽作品で好きなのは、「アンタッチャブル」、「レッドオクトーバーを追え!」、

「グラディエーター」とか「炎のランナー」とか。。。

勿論、「007」シリーズはSコネリーから最新作まで大好きだし。

クラシックでいうと、「大脱走」、「荒野の七人」、「風と共に去りぬ」、

「ローマの休日」「七人の侍」も好きだし、小津安二郎の映画も、ああ枚挙に暇がない。。。

 

そうそう、この間、ユル・ブリンナーの「ウエストワールド」を何十年かぶりに見てしまった

こんなに昔の作品なのに、面白い。飽きない。一気に見てしまう。

なんてたって、黒ずくめのガンスリンガー、ユル・ブリンナーが格好良い!

S・コネリーも好きだし、ジョン・マルコビッチも好き。(あれ?ハゲ多し。ジダンも好きだしね)

顔が美形とかよりも、何よりも演技が上手い俳優さんが大好き。

そう考えると、やっぱりなんだかメンズ感漂うチョイスかも。。。

でも、ジェーン・オースティンものは古典からパロディのブリジットジョーンズものも好きだし、

コリン・ファースはいい。コメディもシリアスもうまい、安定の良さ。

あと、原作もはまって読んだので、「赤毛のアン」は映画化されるとどうしても見てしまう。

ゴシックもの、歴史物も大好き、シャーロックやダウントン・アビーも面白い。。。

お屋敷ものでいうと、カズオ・イシグロ原作の「日の名残り」は映画もいい。(原作スバラシイ)

キャスティングの良さでいうと、主演のホプキンスは言う間でもなく、

主人の甥役のヒュー・グラントがハマり過ぎてる。登場した瞬間からもう何とも言えないユーモアを醸してて。

戦争後の屋敷や人々の様変わりが胸にぐっと来る。。。

「眺めのいい部屋」も好きだなあ。。。

こう考えると、万年乙女とおやっさんが同居しているのかもしれない。。。(恥)

 

でも、何度も見てしまうと言えば、やっぱりジム・ジャームッシュの「パターソン」。

これもダンナさん曰くの「オヤジ趣味」なんだって。。。(そうかな?)

毎日繰り替えされる、何気ない一週間の日常を描いた「パターソン」。

ホントに、そのシーンすべてが何か愛おしくなるような映画だった。

主人公のパターソンが詩をノートに書くっていう、それが自分好みのツボにもなっている。。。

前にもニッキに書いたけど、

15〜16歳の頃、ノートに詩を書いて、友人らと見せ合ってた懐かしい思い出。

この詩人の詩がいい、これが好き、などとお薦めを教え合っていた青春時代を彷佛とさせてくれる。。。

パターソンの詩と音楽と、映像がゆったりと流れるのが心地よい映画。

何度見ても飽きない。。。

そうそう、詩の他にハマるツボの一つとして、

パターソンが毎日バス会社の職場に持っていくスタンレーのランチボックス。

ポットにはコーヒー、そして恋人のお手製のサンドイッチやカップケーキが詰ってるランチボックス。

いいなあ、欲しいなあと思ってたら、「いっぱい売ってるよ」ってダンナさんが言う。

買おう、買うしかないよね、ランチボックス。

我が家には幾つかランチボックスがあるけど、それはみんなヴィンテージのキッズ用なので、

スタンレーなら堂々と持って行けるね。。。

(「ザ・シンプソン」のホーマーも職場にランチボックスを持って行くらしい。。。

やっぱりオヤジアイテムなんだ。)

でもいいんだ。私もピクニックや花見に持っていきたいなあ。。。

 

そういえば、パターソンが詩を書くのに使っていたボールペン。

私が推測するに、アメリカ製の”SKILCRAFT”のボールペンと見た。

アメリカ政府御墨付きのボールペンだけど、

映画に出て来るのは、真ん中の金具の形状から、マットなタイプのリサイクルバージョンの方かも。

でも、パターソンのボ−ルペンにはペン先に口金があるけど、

リサイクルのスキルクラフトには口金がないので、違うメーカーかなと思っていいたら、

昔のスキルクラフトのボールペンは口金がついてたみたい。。。

文具好きなので、ついついそういうところを見てしまう。。。(笑)

 

映画の小道具や衣裳も、ちゃんとこだわりがあって使われているのを見るのは楽しい。

W・アンダーソンの映画なんて、まさにその頂点かも。。。

 


28.神無月(WED) くもり

先日のバーガーはチーズバーガーじゃなかった、ってことで、

どうしてものリベンジオーダーが入ったので、

自家製バンズをまた焼いての、

そしてチェダーチーズとオリーブも追加して、

作ってしまった、チーズバーガーー。

大体、病院の検診の後って、ジャンクな食事のリクエストが入ってくる。

まあ、他に不摂生なものを食べたり飲んだりしてるわけじゃ無いから良しとしようか。。。


26.神無月(MON) 晴れ

二週間ぶりに自家製ハンバーガーーーー。

今日はチェダーチーズを買っておくのを忘れたので、野菜を入れる。。。

フリルレタスとオニオン、そしてケッパーは必需。

ハンバーガーのパテはアメリカ産牛肉と決めている。

和牛は柔らかくて脂が多すぎるので、ハンバーガー向きじゃない。

最近は霜降りよりも赤身の肉の方が好きになってきた。

噛み締めると味が出るのが美味しいからかな。

 

ハンバーガー用のバンズは砂糖を控えめにして焼いた自家製バンズ。

もっちり、がっしりした方がハンバーガーには合う。

ふんわり柔らかいと肉汁を受け止めきれないし。

もう随分と市販のパンを買ってない。。。


25.神無月(SUN) 晴れ

フランス料理屋さんの表に葡萄が植えてあった。

私も庭があったら、葡萄とレモンとかオレンジとか植えてみたい。

でも、そんなに美味しい実にはならないのが庭の果樹というものだけど、

果樹は見た目も、実の成るのも楽しいし、小鳥もくるし。いいなあ。。。

自分で育てた葡萄でワインを作ったら捕まるのよね、やっぱり。。。

梅酒とかの果実酒にアルコールの強いもので作るのは、法律的なところからきてるとか。

アルコール度数の弱いもので漬けると発酵して度数が上がって、密造酒扱いになるらしい。。。

ヨーロッパの小さな村とかで自家用酒のワインを作って楽しんでいるのを見ると、イイなあ、とほのぼのするのに。


24.神無月(SAT) 晴れ

川に水鳥を見にいく。

佇んでいるアオサギ?

 

この辺で流れる川は目黒川。

渋谷川は途中で暗渠になっている。

リバーサイドとかなんとかって、渋谷の再開発が始まっている。

 

近所にありながら、今年は渋谷駅前は全く行ってないんだなと気付く。

早く気楽にあちらこちらへ出掛けたいなあ。。。

 

自分自身、生まれ持っての体質だと思うんだけど、

普通のインフルエンザでさえ、子供時代からかかると毎回重症化しやすいので、

それを考えるとどうしてもコロナにはかかりたくないし、

また、家族や身内や他人にうつしたくない。。。それで厳重に警戒しているけれど、

世の中的にはそんなに警戒感ないのかなあ。。。

 

ナスとズッキーニのマリネを作りたかったけど、ズッキーニが無かった。

代わりにパプリカにしてみたら、ズッキーニよりも好きかも。。。

パプリカは焼き網で真っ黒に焼いて、表面の皮を剥いてから漬けるとトロトロになって美味しい。

ワインのお供に良いのよね。


21.神無月(WED) 晴れ

蓮茶を主に飲んでいると昨日ニッキに書いたけど、

朝はダンナさんはミルクティー、私は急須に蓮茶を入れてそれぞれ飲んでいる。

台湾茶房の茶壷でいれることもあれば、紅茶用のポットや、

最近は煎茶専用の(片口のような)急須で蓮茶をいれている。

それは以前、nazuna_antiqueの商品として見つけてきたもので、

二つの内、一つが蓋と注ぎ口に小さなカケやヒビがあったので自宅用としたもの。

萩焼のようにも見える焼き物は、うっすら桃色のような地に粉引きのような釉の景色がある。

使ってはいるものの、カケやヒビなどキズがあったせいか、正直言うとそんなに好きではなかった。

毎日、蓮の茶葉を入れ、銅のやかんで沸かした熱い湯を注ぎ、

使っては洗い、拭いて、乾かして、また使う、をずうっと繰り返していた。

そのうちに、気付けば何だか非常に愛着の沸く急須になっている。

いつのまにか細かな貫入が出来て、そこに茶渋によって味わいのある風情が生まれている。

粉引きはシミが出やすいので、ちょっと敬遠されがちな焼き物かなと思っていたけれど、

シミや貫入がこれほど味のあるものになるとは、と自分でもびっくりしている。

最初はキズもので好きじゃなかったのに、その欠けやヒビさえも「イイな」と思うくらいに。。。

 

日用の道具として作られたものは日々愛用してこそ、更に美しさが出て来るんだなと、

本当にそう思う。

随分、長く暮らしているうちに、部屋の中の殆どのものはお気に入りのものばかり。

それがたとえ路上の土産物屋で見つけたものだとしても、

すっかりアンティークのような風格を醸し出している。

断捨離とか、物を捨ててミニマムな暮らしとか、全く自分の中にそういう選択肢はない。

お気に入りのものがそこかしこにあるからこそ、

家や部屋という箱の中に、自分のくつろぎの空間を生み出す大事な要素。

使うものは厳選してお気に入りのものだけに、というのが理想だけど、

そうじゃないものでも、毎日使っているうちに、

何てことのないものでもどんどん味わいが出てくる。

アンティークや古道具の素敵なものって、やっぱり前の持ち主が大事に手入れしていたからこその。

物だけじゃなく、大事に使い続けることで輝きを放ってくる。

”使う人の手”が輝きを生み出すのかも。。。

 

1〜2週間に一回、500gの粉でパン生地を仕込んで、

最低でも24時間は冷蔵庫で熟成させてから焼く。

二回に分けて6つずつオーヤマくんで焼成。

デロンギのピザストーンがあるからこそ焼けるハード系パン。

焼き立てよりも翌日、翌々日にトーストして食べると更に美味しくなるのはが不思議。

これが熟成の味なのだろうか。。。


20.神無月(TUE) 晴れ

最近は蓮茶を主に飲んでいる。緑茶やほうじ茶よりお腹にやさしい気がして。

女性の不定愁訴の諸症状によく効くのだそうで。あと、ほのかな蓮の香りが好きで。

前は珈琲をいれるのが毎朝の日課だった。

その後、ミルクティーをよく飲むようになって、一日のお茶といったらミルクティーになっていた。

ミルクティーを飲むようになって、ちょっとした変化が起こった気がする。。。

本当のところ、その因果関係はよく分からないけれど、

ミルクをよく飲むようになった時期と同時期に、肌が脂性肌になっていたことがあった。

もともと乾燥肌タイプで、これまで思春期でさえニキビが出来た事がない。

これまでの人生で出来たニキビは数える程度。

なのに、急に脂っぽくなって、肌の体質が変わってしまったような気がしてドキドキしていた。

乾燥肌なのでどちらかというとそういう脂性肌の方が肌のダメージは少ないのじゃないかと思ったりしていた。

いざそうなってみると、色々困ることが多々でてくる。

夏場は何度も顔を洗わないと全体にテカリ感がすごいし、肌が荒れてきたような感じもする。。。

これはホルモンバランスのせいなのかも。。。

色々調べたところ、牛乳を飲むと少し男性ホルモンがあがる、というような記事を見つけた。

「これかな?」

ホルモンバランスが微妙に乱れがちな時に、結構ミルクティや、きなこミルクを作ってよく飲んでいた。

カルシウムも取れるし、と思っていたせいもある。

でも男性ホルモン優位になるのは困る!

それでミルクを飲む量を少し減らしてみたら肌質も徐々に元に戻ってきた。

とはいっても乾燥肌も良くないのでしっとりする程度に、ほどほどにミルクを飲むようにしようと思った。

気付いて変えたのは8月頃。

なので、暑さのせいだけじゃなく、飲み物による変化だったんだろうと思う。

 

あんまり神経質になってもいけないけど、

食べ物や飲み物や肌に接する物質に様々に左右してしまうのは、

バリア機能とか元に戻ろうとする機能が衰えてきていることなのかな?

なんだか、健康食品やアンチエイジングものに諸先輩方が敏感になっていたのはそういうワケなんだなと、

私も遅ればせながら思ったりするこの頃。

男性ホルモンが優位になると元気になるし活発になって、やる気に満ち溢れて行動的になるのも良いのだろうけど、

感情面でもワサワサ騒々しくなってしまうらしいので、そういうのは困るしね。。。

やっぱりどっちかに偏ると病気にもなるので、中庸がいいんですよね。

世の中は中性の時代だし??

ま、なんでもほどほどがいいんだな。

 

今日の夜食はマッシュルームのソテーとイタリアンパセリをのせて。


19.神無月(MON)

今日の夜食はパンとスープ。

夜食はあまり重くないものを食べないと、逆に眠くなってしまうしね。

塩気があるものを食べると、翌日顔がパンパンになるし。。。

本当は夜食は食べない方がいいのは分かってる。(苦笑)

早寝早起きの方が身体に良いとはいうけれど。。。

日常の時間、仕事の時間は人それぞれ、家庭ごとに違うもの。。。

我が家は夜食も大事なごはんの時間のひとつ。

インスタントやコンビニのものじゃなくて、ちゃんと手作りしたものを食べる。

それは時間帯よりも大事なことかなと思ったりもする。。。


18.神無月(SUN) くもり

欧州サッカーが好きで、イタリアサッカーはもう20年以上観ている。

数年前から放送権があっちに行ったりこっちに戻ったりとコロコロ変わって、

その度にBSだのCSだの、配信だのと移り変わるので振り回されてばかりいる。

 

今年の秋から20/21シーズンのセリエAの放送がスカパーでは観ることが出来なくなって、

仕方がないのでDAZNに加入することになってしまった。

プレミアも観れるのでDAZNは安いし迷っていたけど、配信で観るのはなんかイヤだったので加入してなかった。

まあ、我が家のTV環境がDAZNの配信が可能かどうかも分からなかったし。。。

ダンナさんが色々調べた結果、視聴する為にはAmazonのfire-TV-stickを購入しなくてはいけないらしく。

そして、そのままでは我が家のTVに差し込めないので、

別にアダプターなるものも購入。。。

なんだかんだと購入し、加入し、やっとセリエAもプレミアも見れるようになったというのに、

急に、DAZNのプログラムからCL(チャンピオンズリーグ)のロゴが消えている。。。

何故か放送日なのにCLの試合が表示されない!

頭がハテナ?でいっぱいになっているところへ、DAZNが日本での欧州CL放送権を手放したというニュース。

もう、なんなんだろう==。

手放したということのアナウンスも全くないし。ぷんぷん!

DAZNへの信頼感が急下降。。。

どうなる、CL!

どうなるんだ、ユーベやレアルのTVの前のサポーターを、ええ?どうしてくれるんだーー。

こういう人々の声がきっと届いていたのでしょうね。。。

放送するところを失った日本在住のCLファンの為に、UEFAが無料で試合を配信してくれることになったという。

それを観るためには”UEFA.com”のアプリをダウンロードしないといけないらしく。

UEFAのアプリでログインしようと何度トライして入力してもダウンロードできない。

QRコードなら簡単そうなんだけど、我が家はスマホを使わないのでQRコードで登録できない。。。

仕方が無いのでネットでQRコードを読み取るサイトを探して、

PC画面をテレビに近付けてログイン。(笑)

ホント。。。

もうヘトヘトです。

苦労してやっと観ることが出来るようになったというのに、

毎回2試合しか放送しないって、どういう了見なんだか。。。(怒)

とりあえず、応援しているクラブのユベントスとレアルマドリードは視聴可能に。(嬉)

 

放送権がたらい回しというか、争奪戦で放送権料が高額になりすぎてどこも手に負えなくなってきてる。。。

スポーツやサッカーは無料で放送するようにならないと、

子供や若い人たちは見れなくなったらサッカー界の裾野が拡がらないのになあ。。。

 

DAZNは賭博関係の企業なので、将来的に日本でカジノや賭博が解禁されたことを見越しての投資だろうけど、

今年になってコロナ禍でオリ&パラも延期だし、

カジノも賭けもなかなか解禁されないので業を煮やしているのか。。。

今後完全に日本からスポーツ番組放送事業から撤退してしまうんじゃないだろうか。。。

サッカー大好きな私達は、もう右往左往させられて大変。。。

とにもかくにも、試合が見れるようになってヨカッタ、ヨカッタ!!!


16.神無月(FRI) 晴れ

天気が良い日は川沿いの道をウォーキング。

だんだん色付いてきた桜たち。

秘密の小道を歩く。

ここはあまり人が通らない場所。

落ち葉もまだ誰にも踏まれてないので、サクサクといい音がする。

なんという色。

植物から貰った染料で染めても、こんな色には絶対に染まらない。

自然の色の美しさ。。。

 

ふんふん〜と心地よく歩いていると、

すぐ足元に彼(?彼女?)が佇んでいた。

あやうく踏みそうになったよ。驚いた。

冬眠場所を探しているのかな。。。

 

傍らにはまだこんなに緑鮮やかなクローバーの群生。

野川か多摩川か、どこかの心地良さそうな土手で、

日がな一日四葉のクローバーを探したい。

お弁当と水筒を持って、シートを広げて寝転んで、ぼのぼのしたいなあ。。。

それが春から実現したい望みの一つ。。。

 

晩秋の川面に鴨たちが和やかに。

ちょっと数が増えているけど、基本、ここの鴨たちは定住組だと思うんだよね。。。

渡りのコたちも合流して、賑やかになってきた。


15.神無月(THU) くもり

イタリアンパセリとバジルが沢山手に入ったら、ジェノベーゼペーストを作る。

厳密にはジェノベーゼじゃない。(笑)

松の実ではなくて、アーモンドかクルミなどで作る。

ニンニク、黒こしょうの実、あればアンチョビ、ケッパー、

バジル、イタパセ、ハーブ、オリーブオイル、ナッツ類を、

オリーブの木のすり鉢でひたすら砕いてペーストにする。

日本のすり鉢で作ると溝に入り込んでしまうので、やっぱりオリーブのクロックで作るのがいい。。。

フードプロセッサーは音がうるさいので捨ててしまったので、すり鉢や石臼が大活躍。

(前はミキサーでバナナジュースを作ったりもしていたけど、

にゃんこ先生からクレームが入ってから、もうすっかり使わなくなったなあ。。。)

ジェノベーゼでパスタを食べてペーストが残ったら、

夜食にパンに挟んで食べる。マッシュルームをソテーしたところにペーストを加えて作る。

美味しいー。

 

台所洗剤が無くなってきたので、粉せっけんを溶かして作る。

水1リットルに粉せっけんスノールを100g。

広口のガラス瓶に入れて保存。

シャンプー用にはラベンダーやローズマリー、お好みの精油を加えて。

床の掃除にも何でもこの洗剤で使える。

変な溶剤が入ってないし、化学薬品の界面活性剤が入ってないのでコーティングされないので綺麗になる。

何より、身体にも自然界にも安心、安全。。。


14.神無月(WED) くもり

ウォーキング中に見かける鉢の中の金魚たち。

前はここにはメダカが泳いでいたのに、金魚に変わってしまった。

メダカたちはどうしたのかな。。。

鉢植えのオリーブでもしっかり実が成るんだなあ。。。

我が家の冷蔵庫には種抜きオリーブの瓶詰めが欠かせない。

そのままでも、どんな料理にでも、サンドイッチでも何でも合う。

そして美味しいのであっという間に無くなっちゃう。


12.神無月(MON) 晴れ

またしてもバーガーでランチ。

自家製バンズに、自家製パテ。

ピクルスも作りたい。。。代わりにケッパーを効かせての

チーズバーガー。

チーズバーガーを楽しむときはレタスなど野菜は入れない。

野菜はサラダを添えて別で食べる。

前は野菜を入れていたけど、そうじゃないんだということが作って食べている間に分かった。

チーズバーガーに野菜を入れてもいいのは、ピクルス(ケッパ=)、オニオン、トマトまで。

レタス類は御法度よ。もうヘルシーとかそういうのを頭の隅から追い払って、

楽しむときはしっかり楽しむ。

糖質0とかのビールも絶対飲みたくない。

そんなのを飲むくらいならビールは飲まない。

しょっちゅうそういうのを飲んだり食べたりしないから、楽しむときは思いきり楽しみたい。

たまに作るバーガーも、本当は横にフライドポテトを添えたいけど、

ポテトはなかなか美味しく作れないので、チップスくらいにした方がいいかなあ。。。

 

お昼ごはんをしっかり取ったので、午後からウォーキング。

川沿いの道を歩く。

 

まだ緑が残ってる。

この花は何と言う花なのかな。

色とりどりの花。見てていて飽きない、このカタチ。

今日の夕食はトマトとキノコの炊き込みごはん。

魚介スープのダシでちょいとポルトガル風〜。

ブイヤベース的なピラフには赤土の土鍋。これもポルトガルの土鍋。

香ばしく炊きあがるのでピラフを炊くのにぴったり。

ハフハフ、美味しいごはんになったね。


09.神無月(FRI)

黒ゴマとくるみと黒糖のタフィーを作るのにすっかりハマっている。

加熱してキャラメリーゼになってくると、ナッツや黒ゴマが焦げてしまうので、

ひたすらかき混ぜ続ける。

火から下ろすタイミングがなかなか難しい。

目が疲れやすいので黒ゴマや黒糖など”黒い”ものがイイらしいと東洋医学に書いてあって。

それで作り始めた黒ゴマのタフィー。

出来上がった飴状のものをオーブンシートを敷いたバットの上に流し入れ、

薄く広げて粗熱をとって冷蔵庫で冷やす。

途中で包丁で一口大に切ってもいいし、パリンパリンと手でも割れる。

ナッツ&黒ゴマが美味しくて、あまり他の甘いものをそんなに欲しくなくなった。

常備しておきたい自家製オヤツ。


06.神無月(TUE) くもり

今日はガッツリと映画を観る日。

S・キング原作もの二本立て。

しかも、”シャイニング”と”ドクター・スリープ”のシャイニング祭り!

随分昔に初めて観た”シャイニング”はトラウマ級の怖さだった。

オープニングシーン、山上のホテルへ向かう車を俯瞰で捉えるシーンからして何か不安感を誘う。

ヘリコプターでの空撮。今ならドローンで幾らでも簡単に撮れるようになった空撮も、

当時はヘリや飛行機をチャーターするので高額だったはず。

地上からのクレーンで撮るのだって大変だったのに。ドローン、恐るべし。。。

今は衣裳も全ての舞台も完全にCGで製作している映画もある。

昔はセットを組んで、時代もの、歴史ものなら衣裳も仕立てていたわけで。

費用もそうだけど、手間がどれほど掛ったろうか。。。

CG全盛、デジタルになる以前の映画を見ると、ついそんなところに目がいって感心してしまう。

あと、昔の映画を観ていると、語らないシーンも、そして会話や情景の”間”がたっぷりある。

人物の心の変化、微妙な感情の動きもしっかり捉えて、

じっくり見ているうちに登場人物の心情に入っていってしまう。

これがエモーショナルというか、感情移入を引き起こして感動を覚えたりするんだけど。

最近の映画、特に娯楽作品は殆ど”間”が無くて、

展開が早いからなのか、やたらに説明が多い。(笑)

次から次へと盛り上がりの場面があって、ホラーものなどはお化け屋敷感覚な感じ。

面白くて飽きないけれど、見終わった後の余韻も感想も何も残らないし、

記憶からもすっかり消え去る。。。

いわゆる消費される娯楽に徹底したカタチになってきたんだと思う。

かくいうワタシも、すっかり今の映画に慣れてしまっているみたいで、

昔の映画を楽しんでいるつもりが、シーンが長かったりすると、

時々ノッキングしてしまうのが我ながらちょっと悲しい。

 

でも、昔の名作と呼ばれたり、かつてのヒット作品などの長く愛されている作品を観ると、

どんなに古くてもやっぱり面白くて見ていて飽きてしまう瞬間がない。

やはり名作は時を経ても色褪せない。

鑑賞した時間が愛おしくなる。

 

名作”シャイニング”はやはり見応えあった。

ところどころの布石が、さらに恐怖を掻き立てる。

霊能力=シャイニング(輝き)を持つ少年が感じている孤独感や恐怖や不安感を、

観客に共感させる演出がすごい。

「怖いよう」なんて陳腐なセリフを言わせれば、観る側は「そうね、怖いよね」と客観視してしまうけど、

ただじっと廊下の先を観ているだけ、三輪車を無言で漕ぐ、無言で母親を見つめるなどなど。。。

少年に何も語らせることなく、何も演じさせないことがかえって

観客にどんどんコワイことを想像させていくから怖くなる。

 

この映画は鬼才と呼ばれたキューブリックの作品の中でも絶賛されたものだったのに、

原作者のS・キング氏はそれを全く評価せず、逆に腹を立てていたらしい。

興味を惹かれて原作も読んでしまった。

確かに、原作はキューブリック作品と全くと言って良いほど違うし、ラストも違う。

原作は非常に素晴らしく、非常に怖かった。

けれど、あの小説をあのように咀嚼して映像化したキューブリックは本当に素晴らしい映画を作ったのだと思う。

 

 

”ドクター・スリープ”はシャイニングの主人公のダニー少年が成長して大人になってからの物語。

シャイニングを持った少年が、自分を殺そうとした父親と怪物ホテルでのトラウマを抱えて母親と暮らし、

その後の人生で挫折を繰り返した挙げ句の果てに辿りついた小さな街で。。。

あのホテルでの恐ろしい過去に再び直面する、という物語。

その主軸ともう一つ、その街に住むやはりシャイニング(輝き)を持つ少女の物語が交錯してくる。

そして新たな怪物たちの物語も。。。

怖いけれどもジェットコースターに乗ってるような感じで楽しめる。

 

これも映画が近日公開されると聞いたとき、観る前に絶対に読んでおかないと、と慌てて読破。

前作のシャイニングと違って、イマドキのエンターテイメントに徹してる感があって、

分厚い原作の単行本を本当に一気に読み切った。

超長編作品の映画化なので、かなり端折ってる部分がいっぱいある。

原作では登場人物は主人公以下全員白人の設定だったけど、

映画ではキーパーソンの少女がアフリカ系アメリカ人になっているので諸々の設定が違っている。

(ハリウッドでは人種や性別を多様性を持って起用するのは紳士的ルールになっているようだし。)

 

主人公の”ドクター・スリープ”ことダニーをユアン・マクレガーが演じている。

彼が介護士として働くのは終末期のホスピス。

そこでのエピソードの多くが映画では出て来ない

S・キングの小説の素晴らしいところは、悲しみと恐怖が表裏一体となっているところにあって、

作品の多くに、物悲しさが更に怖さを引き立てているものになっている。

ブラッドベリ的な少年時代の郷愁とか、そういうエッセンスこそがS・キングの小説なのだけど。。。

そこを分かっている人が監督してくれたらいいのになあ〜と思う。

 

ユアン・マクレガーは、シャイニング時代のダニー少年の面影があるのでナイスなキャスティングだけど、

映画は作品として物足りなさは否めない。。。

その前に公開されてた”ダーク・タワー”の映画化も残念なものに終わってしまっていた。

あれほどの長編シリーズもので、しかもS・キング氏の生涯の代表作というのに、

あんなにあっさりとしたものを作ってしまうんだなあ、となんか残念な感じがして。。。

やはりS・キング作品の映画化は難しいのだろうなあ。。。

もっと独創的で枠にはまらない人が作らないと映像が原作の域に届かないのかも。。。

なんだかんだと辛口な感想を呟いているけども、

これも映画を観る楽しみの一つ。(喜)

映画を観に行って、その後カフェで珈琲やワインを飲みながら、

あーでもない、こーでもないと賞賛したり批評しあったり。

一つの映画を囲んで、そんな他愛のない話しをして楽しんでいた頃があったっけ。。。

 

そういうわけで、ムービーデイは最高に楽しかった。

今日はポップコーンを作ったり飲み物を用意して、

すっかりカウチポテトになってのホラー映画三昧は良かった。

またこういうムービーデイを作って一日どっぷりと楽しもう!


03.神無月(FRI) くもり

朝は丸パンとチーズでさくっとね。

この時期になって色々WEB環境の変化を強いられる。。。

様々なサービスが終了を迎え、

私も骨董的アナログなWEB世界で生きていたけれど、

我が家に「光」がやっと到来。。。(苦笑)

イタリアサッカーのCSの放送権が無くなったことで、黒船「DAZN」に加入することに。。。

それに先立って、「光」にしないと配信映像なんて見れるわけない。(笑)

そういうわけで、先月から色々と変更作業などをしている。

このHPをアップするのに使っている骨董macも最早使えなくなるのでは?と不安だったのに、

いざ変わってみたら何の問題もなかった。(笑)

サーバーにファイルを送信する速度があまりに早くてびっくり。。。

このHPの運営がどうなるかと思ったけど、まだまだやっていけそうなので安心。。。

しばらく更新が滞っていたけれど続けていきますよん!

 

今日の晩ごはんはクレイポットチキン。

豆板醤と醤油ベースのタレに鶏もも肉とシイタケとキノコを漬込んでおき、

鍋で炊くお米の上に、フツフツと沸いてから肉とキノコを載せて弱火で12分。

一旦、肉を取り出して、食べ易い大きさに切って、再び米の上に。

ここでしょうゆ大3とゴマ油大1で作ったタレを回しかけて、

中火に一分ほど掛けてお焦げを作る。

10分蒸らせばできあがり!

漬込みタレの味付けが丸美屋の麻婆豆腐のタレによく似ているので、それを使っても出来るのかも。(笑)

最近、界隈のスーパーからあのレトロな丸美屋の麻婆豆腐の箱を見なくなった。。。

もう売ってないのかなあ。。。

 

こういう濃いめの味付けの炊き込みご飯を作るのに、このポルトガルの赤い土鍋が本当によく合う。

炊きあがった時のごはんの香ばしい香りがこの鍋ならでは。

トマトベースのパエリャっぽい炊き込みご飯とかピラフとかを作るのには、

もうこの鍋でないと!と思う。。。

ステンレスのライスポットは焦げを作ろうと思ってもなかなか作れないくらい、白米を炊くのに適してる。

万古焼のご飯釜は油分の多いものはダメみたい。以前、油が入るものを炊いたらヒビが入ってしまった。

そういうとき、ポルトガルやスペインの土鍋は油の入った高温に耐え抜いてくれるので重宝。

これから煮込み料理の季節なので、出番が多くなりそう。

コトコト鍋で煮るのが好きなので、

レンジはもちろん、圧力鍋で料理するのとか、IHキッチンもそんなに惹かれない。

そういうのよりは、薪や炭火の直火調理に憧れる。

鉄の五徳と素焼きの土鍋が欲しいくらい。(笑)


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