nazuna ニッキ 2019年 12月 師走
31.大晦日.師走(TUE) 晴れのちくもり
大晦日。
先日作った柚子胡椒を昆布だしの大根煮に載せて。
とり肉につけたときは、さほど辛くもなかったのに、
大根につけて食べると辛いー。
やっぱりタイのグリーンチリ。でも、柚子の爽やかな酸味と甘みが調和して美味しい。
だんだん馴染んできて美味しくなってきた。
さあ、年越ししつつ、蕎麦をすすり。。。
あれ、海老の天麩羅が写ってない。。。
まつやの乾麺の茹で具合が丁度良かった。
旨し、旨し。
もうすぐ、歳を越しますね。
今年もありがとうございました。
よいお年をお迎えください。。。
30.晦日.師走(MON) くもりのち雨
氏神さまの御札を持って、御礼詣りへ。
お炊上げにしてもらうのと、今年一年の無病息災を感謝。
最近はお神楽などもされるようになって。。。
近隣にマンションも増えたし、氏子が増えて賑やかになってきた。
一時期、近隣の高齢化なのか初詣の地元客が少なくて、
都市部も過疎化なのかなあ、と心配になったけど、
今はかなり賑やかになって良かった。。。
夜はお雑煮用のお餅と鏡餅を作る。
今年もあとわずか。
令和元年、今年も一年ありがとうございました。
また来年もどうぞ宜しくお願いします。
28.師走(SAT) 晴れのちくもり
年末はやっぱりバタバタです。
いつもの毎日と変わらないはずなのに、
年の終わり、新年の準備でなんだかやることがいっぱい。
ちょっと買い物に出かけようと、てくてくと。
風が強くて大通りを歩いていられない。
川沿いの小道へ避難。。。
船着き場跡の水場には渡り鳥たちがやってきてます。
もう夕方近いので、岸辺の方でお休み中。
もう夕方近いので、岸辺の方でお休み中。
年末に注文した文房具屋さんの最後の配達に間に合った。
Fonteの万年筆が勢ぞろい!
先日、ネットで見つけて虜になってしまったカラーインクが可愛いスケルトン万年筆Fonte。
書き心地は高級万年筆には劣るかもしれないけれども、
普段使いの手帖や日記の記録や、お手紙にも全く遜色ないと思う。
個体によって、なめらかさが違うようなところも無きにしもあらず。
店頭で買えるなら、試し書きして決めたほうがいいかも。
そして、今日もパンを焼く。
冨澤商店でセーグル粉を取り寄せて、ベルムーランと配合。
ベルムーラン400gにセーグル粉100g
水(ぬるま湯)353g(g数値です)
サフ(イースト)3g
モルトパウダー1g
天然塩10g(我が家は赤穂の天塩。)
すべての材料をボウル叉はホーロー容器に入れて、
全体に水分が行渡るようにまぜまぜして6時間室温で放置。
まぜまぜとは、こねない。ホントに混ぜるだけ。
そして軽く蓋をして冷蔵庫で寝かせること24時間以上。
48時間くらいからがお薦め。
こねないので、長時間寝かせることでコネたのと同等、いや、それ以上に美味しくなる。。。(手前味噌)
オーヤマくんの下段にデロンギのピザストーンを焼網に載せて250℃まで余熱。
その上に発酵、成形、最終発酵の行程を終えた生地を投入。
コンベクション機能と生地に霧吹きしてパリパリを目指す。
もちろん、クープも入れてね。。。
そして18分ほど焼成したものがこちら。。。
いちじくとクルミのパン、出来上がりました。
セーグル粉は魔法の粉ですね。
素朴な自家製パンがお店屋さんのパンに変わってしまいます。。。
セーグル粉はもう無くてはならないものになりそう。
もっと普通に手に入ればいいのになあ。。。
27.師走(FRI) 晴れのちくもり
クリスマスが終わったら、もう急激に年末が押し寄せてくる。
晦日や大晦日は混雑するから、早めに行こうってんで、
ちょっと気の早い年越し蕎麦を食べに、神田まつやへ。
並んでる、並んでる。。。
団体さんや外国人観光客の姿が今日は少なかった。
忘年会の宴会が沢山入ってると、かなり外で待つけど、
今日はスイスイと進んでいく。
やっぱり、江戸っ子はね、鮨と蕎麦はダラダラ食べてンじゃ無いよ、
ササーっと食べないと。
・・・って、ワタシは江戸っ子でも何でもナイですし。(笑)
まつやだから、松。
いいなあ、こういう意匠がね。。。
給仕してくれる方々も、皆さん昔からそのままの人達で、
そしててんてこ舞い状態でありながら、
ゆったりと鷹揚な応対にも絶大な安心感。
忙しいからって、眉間に立皺でピリピリしてないのが、ベテラン勢の為せる技。
ずっとずっとここに居てほしい。
何か、こういう安心感、どこかで感じたなあ、と思い出してみると、
そうそう、病院の検診だった。。。
病院の内視鏡検査をするときとか、
前はベテランの看護士さんがいて、
苦しい検査中に、「はい、はい、いいですよー、大丈夫ですよ〜」と
温かい分厚い手の平で背中を撫でてくれたりして、
その絶大な安心感というか、内視鏡カメラの苦しさがすーっと無くなっていったりする。
そういうベテランの看護士さんが、一斉にいなくなっちゃったのは定年退職なんだなあ。
ああいう落ち着きと温かさは、まだまだ若い人には出せない技なんだし。
キッカリ年齢が来たら一様に退職されるのは本当に惜しいと思っている。。。
「お持ち帰り用のお蕎麦、こちらに置いておきますからね〜」と笑顔で案内してくれて、
そうして目の前には熱々の天麩羅蕎麦を持ってきてくれた。
去年は天せいろにしたんだっけ。
冷たい蕎麦つゆとサクサクの天麩羅を食べたくって。
でも、寒風吹きすさぶ神田の街を帰るとき、「ああ、温かい蕎麦にすれば良かったー」って思ったんだもの。
今日はダンナさんと一緒の温かい天麩羅蕎麦で決りです。
今年もなんだかんだで神田に来れて、
(イヤだ、これって親爺ギャグ?)、
イヤハヤ、本当に良かった。
23.師走(MON) 晴れ
年末年始のお知らせです。
12月31日から1月5日までお休みになります。
おしなものの発送は30日の午前中にご入金が確認出来た分は、
30日の最終発送になります。
それ以降は、1月6日からの受付になります。
メールでのお問い合わせなども30日を過ぎますと、年明け6日からになります。
どうぞ宜しくお願いいたします。
22.師走(SUN) くもりのち雨
粉石鹸で液体洗剤を作って使い始めてから、色々目からウロコなことが。
顔にも身体にも石鹸を使っている。
一時は髪にも使っていたけど、上手く扱えない感じがあって、
ミノンの弱酸性全身用シャンプーに戻ってしまっていた。
ミノンは使えるけど、普通のシャンプー剤は香りも洗浄力も強すぎて使えない。
でも、最近はそれでも、何かしっくり来ない感じがあった。
やっぱり石鹸シャンプーに戻ろうと思って、もう一度粉石鹸でシャンプーを作ってみた。
台所洗剤は500mlの水を沸騰させて火からおろす。
そこへ100グラムの粉石鹸(水の20%)を入れて、よくかき混ぜて溶かす。
シャンプーなので香りをつけてもいい。好みの精油やアルガンオイルまたはホホバオイルを加えても。
かき混ぜて、冷めたら保存容器へ移して出来上がり。
冷えて固まるとプリン状になるので、
ボトルよりもタッパーやジャーのようなものの方が使い易い。
ネットにとって、ホイップ泡を作ればシャンプーで問題なく使える。
この石鹸シャンプーで洗っているけれど、非常に良い感じ!
ずっとシャンプーで洗っていて、ちょっと髪の1本1本が弱って痩せてきたような感じだったけど、
また元気になってきてる感じがするし、何より、洗い上がりが爽やかで気持ちがいいし、
ツヤツヤになってる感じ。。。
タオルドライのときに、オイルを手に馴染ませて、髪と頭皮をマッサージするのがいいみたい。
アルガンオイルが浸透力がいいので気に入っている。
これから冬の時期にどうなるか、もうちょっと試しながら様子を見ていこうと思っている。
20.師走(FRI) 晴れ
12月とは思えない陽気。
寒暖差が激しい秋冬だなあ。。。
暖かくても、身体が何となく冷えている。
そういう時は、温かい食事にしよう。
今日のお昼はラーメンで決り。
ゆで卵を茹ですぎて、半熟じゃないのがちと寂しい。。。
ラーメンにはやっぱりメンマ。
昔はずっと大嫌いだったけど、何がキッカケかは分からないけど大好きになった。
こういうの、よくある。
納豆もその一つ。
大嫌いなのが、ちょっと試してみたら、大好きになる。
何でも決めてかかってたら、大損しちゃうね。
今日は冷凍庫に保存しっぱなしだったタイのグリーンチリを使って柚子こしょうを作る。
ネットでレシピを見ると、青柚子で作るとあるけれど、
本来は熟した柚子を使うんじゃなかったっけ?
青唐辛子の旬は夏、柚子の旬は秋。
で、それまで青唐辛子を保存しておく面倒がある、って聞いてたんだけどなあ。
タイのグリーンチリはとんでもなく辛いので、青い柚子より熟した柚子でないと絶対辛くなる!
でも、柚子は結構熟し過ぎていたので、皮がおろせないほどに。
なので、グイグイ無理矢理に剥いて、包丁で刻む。
グリーンチリは素手で刻むと大変なことになるそうなので、
ゴム手袋とメガネとマスクで完全防備してから刻む。
でも、ゴム手袋が大きすぎて、ちゃんと刻めない。。。
タネを除くとそんなにグラム数が取れなくて、ほんのちょっぴりしか出来なかったけど、
ものは試しです。
かなり辛いのが出来るんじゃないかなあ。。。
大雑把に刻んでしまったので、もうちょっと漬けてから石臼でペーストにしてみようかな。
こういうささやかな試作って、なんか楽しい。
19.師走(THU) くもりのち雨
パンの小麦粉、今回はいつもの”ベルムーラン”にしてみた。
一番最初に長時間低温発酵パンを作ったときに使った粉で、
モチモチふわふわで、どちらかというと、バターやミルクの入ったリッチなパンで使われるものだと思うけど、
これでハード系パンを焼いても美味しい。
皮はパリパリ、中はモチモチふんわりふんわりのパンになる。
”春よ恋”もモチモチふわふわだけど、スッキリとしすぎたところがあるので、
ちょっと風味が欲しいときは”ベルムーラン”に。
一緒に配合する”セーグル粉”も欲しかったけど、ここの支店では扱いがないらしくて。。。
あまりポピュラーではないのかな、セーグル粉。
でも、これを使ったパンを作るお店(駒場東大前の駅そばにある)のが非常に美味しかったので、
時々、セーグルを配合して焼いたりしている。
それで取り寄せてもらうまでパンの仕込みはお預けに。。。
周囲はすっかりクリスマスムード。
まだクリスマスじゃないから、混雑もまだまだだけど、
毎年クリスマス・イブは本当に凄いことになってる。
バカラのシャンデリアがある広場には足の踏み場もないほどの混雑になったり。
この時期の風物詩だし、やっぱり撮っておこうと私もパシャリ。
この飾り付けが始まると、クリスマス、そして年末年始なんだなあと思う。
ああ、年の瀬が近い!
と思ったら、妙に焦ってくる。(笑)
こういうの、すっかり大人になってしまった証拠だなと思う。
青春時代はクリスマスを思いっきり楽しむものなんだし。。。(笑)
18.師走(WED) 晴れ
新しいアイテムをIICHIの薺nazunaのSHOPにアップしました。
丁度、IICHIでクリスマスキャンペーン中ということで、
その開催中に新しいアイテムを出品しようと思いまして、
いつもはこちらのHPのおしなものを先に更新してからなのですが、
またすぐ、こちらでもアップしていきます。
お時間ございましたら、IICHIヘも是非お越しくださいませ。
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ちょっとウォーキングを兼ねて、買い物に。
空が心地良い雲がでている、
空の色も冴え冴えとしている。
今日は富士山が見えるかな。。。
冬の景色になった”定点観測地”。
右端の緑色のネットは焼却炉施設の工事現場。
そこにお化けエントツが建ってたけれど、またあんなにノッポのエントツを建てるのかな。。。
ぐるりと廻って、帰路に着く頃にはすっかり真っ暗に。
お店や家の暖かい光がついて、
さあ、もうおうちへ帰ろう。。。
16.師走(MON) 晴れ
福ねずみと波うさぎの小物入れ、
無事にお嫁入り出来まして、送りだしたところです。
有難うございました。
干支の前飾りの小物入れや袋ものをまた作っていこうと思います。
以前、何度かオーダーを戴いて彫らせて戴いたりもしました。
干支や動物の彫りは楽しくもあり、非常に難しくもあり。。。
また挑戦していきたいです。
うさぎをよく彫っていますが、私は兎年ではないのです。。。
瑞雲と同じで、彫っていて妙に楽しいのがウサギなので。。。
今度はリスやクマも彫ってみたい。。。
あれ?干支じゃないですね。
まあ、干支じゃなくてもいいですね。
15.師走(SUN) 晴れ
餃子の皮の美味しいのを売っているお店が歩いて30分近いところにあるスーパーで、
ちょっと足がまだまだ本調子じゃないので、そこまで行けない。。。
パン用の小麦粉を買いに三越の富澤商店へ行ったついでに、精肉コーナーを覗いてみたら、
伊勢丹三越オリジナル(東京ワンタン本舗の製造だけど。。。)の餃子の皮があって、
こだわりの国産小麦の、焼き目がパリパリに仕上ると書いてある!
これはちょっと試してみないと!と、買ってみた。
そして、作ってみた。
最近の中では、かなり上出来の餃子に完成!
もう熱々でハフハフ!
皮が違うと、本当に美味しい。餃子は中身の具、そして皮、なんといっても焼き、
この3つが重要なんだなと改めて思う。
餃子を作り続けて、どんどん極めたい。(あれ?)
パンも餃子も、です。(笑)
(餃子日誌も作らないといけないかなあ。。。なんてね。)
14.師走(SAT) 晴れ
おしなものに新しいアイテムをアップしました。
新年にふさわしいお品を仕立てました。
お時間ございましたら、是非ご覧いただければと思います。
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パンを焼くのが本当に楽しい。
毎回焼くたびに、パン日誌をつけている。
今日の配合がどうだとか、水の量とか焼成時間、そして味の感想などなど。
最初は通常の日記や料理のレシピノートに書いていたけど、それじゃあ足りなくて、
無印のB5のクラフトバインダーを買ってきて、パン専用日誌にガッツリ綴っている。
いつも2.5kgの小麦粉を仕入れて、週一回くらいの割合で500g仕込んでいく。
今使っているのはフランスパン専用粉のリスドォル。
皮がパリパリ、中も気泡が入ってサクサク軽い、いわゆるフランスパン生地になる。
天然酵母で焼くと、きっと風味も豊かになるとは思うけれど、
今はもうこれ以上手間をかけられない。(笑)
パンもこねないで寝かせてつくれるので続いているのであって、
これが手間の掛ることになってしまったら、薺nazunaの制作に響いてしまうかも。
なので、手間のかかるパンの代表格みたいなクロワッサンは家では作れないパンだと思う。
生地とバターを重ねて延ばしては冷やしを延々と繰り返すんだもの。。。
作ってみたい思いはあったけど、これはパン職人が作ったものの方が美味しいに決ってる。
今日はフランスパンの生地にクルミを混ぜてみることに。
冷蔵庫から出して常温に戻した生地に、砕いたクルミを投入。
スケッパーで切るように均等に混ぜていって、分割して休ませる。
こねて休ませるを繰り返して最終発酵。
デロンギピザストーンを下段にセットして250℃に余熱したオーヤマくんで18分ほど焼成。
リスドォルとクルミの相性がバッチリ合う!
クルミとチーズ、クルミとレーズン、クルミとイチジク。。。いいなあ。
なんで、クルミパンってこんなに美味しいんだろう。
そうだ、私はケーキとかもフルーツやイチゴよりもナッツ系が入ってるのが好き。
いわゆる、げっ歯類なのかも。(笑)
10.師走(TUE) くもり
パン生地を仕込み、そして最低でも24時間から48時間、冷蔵庫で寝かせてから
オーブンで焼いている。
こねないで作るので、長い時間の発酵が必要。
24時間だと普通な味のパンだけど、48時間から、いい感じになってくる。
そして一番美味しくなるのは冷蔵庫で発酵させて72時間経った頃のパン。
天然酵母ではなくて、ドライイーストのサフを使っているので、
やはりどうしてもイースト菌の匂いがある。
でも72時間寝かせると、そのイースト臭が無くなってきて小麦の美味しい風味が前に出てくる。
500gの小麦粉で生地を仕込んで、それを3回に分けて焼くので、
大体、最後の回に焼成するパンが非常に美味しくなる。
でも、我が家のアイリスオーヤマのオーブン、ちょっと不思議なクセがあって、
毎回、250℃まで上がってくれればいいんだけど、
最高温度に達するのが二回に一回とか、三回に一回とか、何故かランダム。
ピザストーンを充分に熱して温度が下がらないようにしているので、
まだ何とかハード系のパンを焼くことが出来ているけれど。。。
色んなバリエーションのパンも焼こうと思って、レシピ本を購入したけど、
もっぱらハード系ばっかり。(笑)
毎日、このパンが無い日は寂しく感じるほどに、我が家では自家製パンは欠かせない存在に。
パンが焼けるって幸せだけど、電気じゃなくて石釜で薪で焼いてみたいなあと思う、この頃。。。
07.師走(SAT) くもりのち雨
新しいアイテムを制作中。
気付けば、いつの間にか手首の炎症が治まっている。。。
あんなに痛かったのに、足の方を気にしていたら手がいつ良くなってたのか思い出せない。
何にしても良かった。
制作していくのがちょっと不安になった時期もあったけれど、
オンオフを意識して、休むときは休むようにしていたら良くなったのかも。
良かった、良かった!!
04.師走(WED) 晴れ
都会で味わえる紅葉。
九品仏に出かける。
まずは踏切の向こうのパン屋さん「ヌフ」で、カスタードコルネなどパンを買う。
コルネは筒型のパリパリのパイ生地。注文すると筒の中に後から冷えたカスタードを入れてくれる。
なので、パリパリが充分に味わえる美味しいコルネ。
これを食べたくなって、あと、売り切れると悲しいので先に買いに行く。(笑)
ベーコンの入ったバトン型のパン。ワインやお酒のおつまみに良い感じ。
こういう小さな町の美味しいパン屋さんが長く続いてくれますように、と願うばかり。
そして、仕切り直して九品仏、浄真寺へ。
もみじは晩秋に色付いて、銀杏はもっと早いので、殆ど散ってしまったけど、
ここの紅葉は都心とは思えないほど。
門を入ってすぐに、去年までは右側に閻魔堂があって、廃れた感じの東屋がイイ感じの風情だった。
今年は左側に閻魔堂がリニューアルされていて、お賽銭をすると、閻魔さまのお言葉が聴こえてくる。
結構説教になるときもあるので運試しかも!(笑)
閻魔堂の入り口に安置されていた脱衣婆像が無くなってしまってた。。。(悲)
今年はいい時に来れて良かった!
山門にやはりここでも地域猫が皆に愛されて暮らしている。
ごはんを貰って頬張る猫のそばでカラスが狙っている。
盗られないように、ちゃんと見張って貰ってるから安心、安心。
サビ猫はもうお腹いっぱいなのか、寝床で撫でて貰っていた。
ここの地域猫も幸せだなあ。。。
(だからといって、ここに子猫を捨てたら絶対にダメ!
カラスもいっぱいいるので、子猫はカラスに襲われてつつかれて食べられてしまう。
お寺やお墓に子猫を捨てるのは、可愛い猫たちにとって恐ろしく残酷な行為というのを知ってほしい。。。)
帰り道、踏切り向こうのお豆腐屋さんに立ち寄る。
ここの油揚げは結構美味しい。
この油揚げできつねうどんを作りたいので買いに行く。
ついでに生湯葉やお豆腐も買う。
晩ご飯は湯豆腐と、タケノコと油揚げの炊き込みごはん。
もめん豆腐も美味しい!
煮過ぎず食べられるように、小さめにカットしちゃった。ちょっと湯豆腐感が半減かな。。。
近くのお店で買ったゆずポン酢が異様に旨い。
我が家の近所にはお豆腐屋さんが無くなって久しい。。
両隣りの街に数軒あったお豆腐屋さんもかなり前に廃業されてしまった。
あと一軒、北里病院前の通りのお店はもう長いこと行っていない。
我が家からは結構遠くて歩くので、街散歩やウォーキングがてらでないと立ち寄れない。
ここも老舗で古いお店なので続いていてほしいけれど。。。
今は個人商店でなくてもデパ地下やスーパーで色んなお豆腐が買えるかもしれないけど、
でも、やっぱりそういうのは地元の昔ながらのお豆腐屋さんで買うのとは違う。
お店で作り立ての美味しさは全然違う。
日持ちするように作られ、完全パッキングされたものとは。。。
個人商店のお豆腐屋さんがちゃんと商いしている町っていうのは、
そこへ毎日のようにごはんを作ってる人が通ってるってことだから、
本当の意味で暮らしやすい素敵な町なんじゃないかと思っている。
01.師走(SUN) 晴れ
これまで地域猫が暮らしている界隈を通って様子を見に行ったりしていたけれど、
ここしばらく怪我で歩けなかったせいで長いこと会えないままだった。
夏の間も暑さをしのぐ場所に移動していたようで、しばらく姿を見掛けなかったし、
お世話係のおばさまにも会えなかった。
いつも道ですれ違うと呼び止めたりして猫の様子を聞いていた私だった。(笑)
今日は天気も良いし会えるかもしれない、とちょっと見回りしてみることに。
すると、やはり舗道の日の射すところで、
気持ち良さそうにのんびり香箱座りしている地域猫(防犯上、名前は伏せています)が!
そばにはご飯の準備と寝床を整えているお世話係の方も。
地域猫はまず外猫とは思えないほどの良い毛艶と、
丸々コロコロしていて、本当に幸せそう。
良かったね、こんなに愛されて。
ずっとすぐそばでじっとしているので撫でられるかも、と手を延ばしたら、
さっと警戒して逃げようとしたので、「ごめんごめん」と後ずさったら、
お世話係のおばさまが、「大丈夫、大丈夫よ〜」とむんずとにゃんこを押えつけて、
それも逃げようとするのを抱っこして抱えてしまって、ジタバタするのを更につかまえて(苦笑)、
さあ!今よ!的な感じになってしまったので、私も「ごめんね〜」と撫でてしまった。
脱兎のごとく逃げようとしていたけど、おばさまには全く逆らわないところを見ると、
本当に信頼しあっている間柄なんだなと、ちょっとうらやましいくらい。
地域猫がこの界隈に引越して来た頃は、ちょうど我が家のにゃんこ先生も存命中だったし、
にゃんこ先生はクールな素振りなのに、あまり他の猫の話しをすると大いにヤキモチを妬くので遠巻きに見ていた。
(テレビで猫が出て来て、「かわいいー、かわいいー!」と連発していると、
ソファーの前のテーブルに載って、私の目の前に顔を近付けて、全く見えないようにしたり。
「世界で一番可愛いのはにゃんこ先生だよ」というとすごく喜んでるような顔で私を凝視。可愛いー。(親バカ))
にゃんこ先生没後5年も経つけども、なんかそういうのもあって、ちょっと引いたところから見守っている私達だった。
数年前、地域猫は私達が住んでいるマンションの片隅でダンボール小屋で暮らしていたときは、
雨、雪の夜は様子を見に行ったり、他の猫たちとの大喧嘩のときなども、追い払ってやったりしていた。
でも、私達には警戒してしまうので、あまりストレスを与えないように本当に遠巻きにしているだけ。。。
マンションの工事などがあって、この界隈から引越しを余儀無くされて、
ちょっと離れた場所での暮らしになってからは、
これまでのように毎日見に行くことが出来なくなってしまったけど、
いつも無事と平安に暮らしているかどうか、やっぱり気になったり。。。
風邪や体調が悪くなったりした時期を乗り越えて、
元気で暮らしている姿を見れて良かったなあと思う。
愛情をいっぱい貰って、元気で長生きしてほしい。。。
帰り道、近所で唯一といっていいくらいの小さな秋を見つけた。
今年の冬がそんなに寒くなければいいなあと思う。
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