nazuna ニッキ 2019年 5月 皐月

 

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28.皐月(TUE) くもりのち雨

梅雨はもうすぐ。。。

今日はちょっと曇りがちで雨も降りそう。

額に落ちる雨粒を感じて、足早に家路へと向かう。

道すがら、今年初の紫陽花がお目見えに。

この通りには、道の両側の街路樹の根元に植えられた紫陽花が沢山。

どれも種類や色が違うので、この季節は目にも麗しい、心も楽しませてくれる。

本当の花は、この花達の奥に隠されているんだそうですよ。

紫陽花って、神秘的。。。


26.皐月(SUN) 晴れ

先週、愛用のオーブンが壊れて、修理を試みてから早1週間。。。

海外から部品を一つ取り寄せるために注文して、まだ到着せず。

聞けば、3週間から1ヶ月は掛るって。

まさか船便??!!

部品が来てから組み立てるんだけど、順番憶えてるかなあ。。。

丁度、パンが良い感じに焼き始めていた頃だったので、早くオーブンを使いたいよーー。

今、パン作りに最適な季節なんだし。。。

昨日、猫の花屋さんでとうがらしの苗を買ってきた。

自家製とうがらしを作りたくて。

前は酉の市の季節になると、千葉の方からお漬け物や野菜などを売りにくるおばあちゃんがいて、

干した赤唐辛子を稲藁で編んだのを毎年買ってた。

それが思いっきり辛くて、そして何といっても香りが良くて、市販のビニール入りの鷹の爪なんて買えなくなった。

毎年、おばあちゃんに会えるのを楽しみにしてたけど、いつからか見掛けなくなってしまって。。。

引退されたのだろうなあ。。。

今は市場も変わって、農家のカタチも様々に変化があって、

イマドキの農家の女性方達が都心へ大荷物を担いで売りに来てくれるようなことはなくなったけど、

でも、あの懐かしい姿を見たら感激しちゃうだろうなあと思うので、

復活してくれたらいいなあ、なんてひそかに思ったりする。

地方の朝市に行けば、その醍醐味を味わえるんだろうなあ。。。

 

この間作った大量の保存用トマトソース。

あっという間に食べてしまって、全然保存食になってないし。(笑)

あまりに美味しかったのでまた作りたいけど、

完熟トマトが山のように手に入ることってそうそう無いので、

今回は水煮トマトの缶詰を3つ使って作ってみた。

アルミの大型フライパンの”ガタ”を使って作ろうと思う。

表面積の多い方が水分を飛ばすのにいいかも、と。。。

ホールトマトをヘラでつぶしながら火に掛ける。

どんどん水分が出てきて、鍋いっぱいに溢れるほどに。

それをまたひたすら水分を飛ばすように煮詰めていく。

3〜4時間と思っていたけど、5〜6時間は掛るのね。

 

イタリアントマトの水煮缶詰を煮詰めて塩を多めに加えて。

これも立派に美味しいけど、

やはり完熟のフレシュトマトのペーストとは味が全然違う。

別物なんだなあ。。。


25.皐月(SAT) 晴れ

真夏のような暑さ!

今日は初春にすみれの群生をみつけた広尾の公園で種採取に出かける。

子供達が池の中で魚採りに熱中。

公園の奥は岩の間を川が流れる上流のようになっていて、

水遊びの親子が楽しそう。

公園は背の高い木々に覆われて日光が下まで射さないので、

下草辺りは鬱蒼と笹や羊歯類が繁茂している感じ。

石垣の隙間に自生しているすみれ達、まだ寒い春先は可憐な花を咲かせていたけど、

いまの梅雨前の時期には、やはり予想通りに種をつけはじめてる。

種を少しだけ頂いていく。

小さなビニール袋に膨らんだサヤを数個入れていく。

こんな苛酷な場所で暮らしてる(?)ので、ベランダの鉢で育ってくれるかどうかだけど。。。

我が家はハーブやすみれなど、たくましい野草ばかりなので頑張ってくれたらいいなあ。


22.皐月(WED) 晴れ

昨日の嵐は凄かった!

ベランダ側の窓がバシバシ雨に打たれてて、こんなとき雨戸があったらいいのになあと思う。

玄関を出ると、すぐ前の道のゴミ集積所の片隅にビニール傘がどっさりと捨てられている。

この辺は近年観光客がドっと増えてきたのもあるし、台風や大雨の後は必ずといっていいほど見る光景。。。

傘が壊れたからって、その辺に勝手に捨てないで自宅や宿泊先まで持って帰ってほしいなあ。。。

きっと京都や鎌倉や浅草とか、観光客が物凄いところでは、

こういうのがケタ外れにすごいのかも。。。

 

リネンの日常着をちくちく縫う。

冬も夏も通年着ているリネン服。

試作用の生地を主に自家用の部屋着や仕事着用に使う。

リネンやコットン素材のシャツやワンピースはあまりに心地よくて、

これまで普通に選んで着ていたTシャツやカットソーの部屋着にはもう戻れない。

またお出かけ用のシャツやワンピースも作りたい。

洗いを掛けていくうちに、年が経過するに従って心地よくなるリネンの服。

一番トロン、としたときに、穴が開いたり、破れたりするのかなあ。

それをまたちくちくと修繕するのも楽しみの一つ。


20.皐月(MON) くもり

先日作ったトマトソースはやっぱりピッツァに使いたくて、

今日は粉を捏ねてピッツァ生地を仕込んで、予熱して、

生地の上にトマトソースとチーズ、オリーブを載せて、オリーブオイルを回し掛けて、

さあ、あとは数分間焼くだけ!

というところで、オーブンが壊れた。。。

スイッチが突然切れてしまったまま!マンマ・ミーア!です。

取りあえずピザストーンが加熱されているので、そのまま予熱で焼いてから、

仕上げにフライパンに移して蓋をして焼いて、ピッツァはなんとか美味しく食べられたけれども、

何故、何故、この時に??

日頃の酷使につぐ酷使だったせいなのか。。。

デロンギオーブンを無くして、パンライフなし、ですよ。。。

さびしいー。

 

冷蔵庫の上からオーブンを降ろして、ネジを外してちょっと中を開けてみた。。。

中の構造は、レンジ機能はないのでただ電熱線を加熱させるだけのものなので思った以上に簡単なつくり。

オンオフのスイッチはイマドキのベル付きゼンマイタイマー。

それが デロンギコンベクションオーブン。

今やオーブンレンジは電子音でデジタル表示が殆どなのに、

タイマーとして、ゼンマイ時計の機能がそのままついている。

その”リン”と鳴るベル音に通じるスイッチに繋がるプラスチックの根元部分が、

どうやら長年の熱でついに壊れてしまった模様。。。

修理をするにも10年くらい前に買ったものだし、とっくにサポートが切れている。

ネットで修理など調べていたら、デロンギ愛好者が自分で修理しているのを幾つか発見。。。

皆、一様に「オモチャ並みの作りでびっくりした」って書いてある。

本当にこんなに簡単な作りかと思うけど、それだからこそDIYで修理出来て使っているんだろうなあと思うし、

オーブン単機能で、一時代昔の古風な作りがなんか私は気に入っている。

ネットで見ていると、デロンギコンベクションが手放せない人と、

もうイヤだと言う人に賛否分かれる。いや、”否”の方が多いのかな?(笑)

でも、設定通りの日本製の高機能のものより、

このいい加減な作りのオーブントースターに毛が生えたようなのが、なんかいいのよね。

自分流にクセを掴んで、高温で焼くお菓子やパン作りに良かったんだよね。。。

ピッポッパと操作だけで料理が作れるオーブンは、自分流のこだわりが反映しにくい気がして。

 

当時、ピッツァを焼けるオーブンを探していて決めたのがデロンギコンベクション。

料理研究家の知人から「ピッツァを焼くには300℃にならないと無理」と聞いて、

日本のオーブンは当時せいぜい220℃どまり。それ以上高温にならないのが多くて、

デロンギは240℃から250℃という設定温度でも、

ピザストーンとコンベクション機能で更に高温調理が可能と聞いて決めたのだった。

最近はパン好きに特化した高温になるオーブンも出来てきたけど、

このオーブンは使い勝手を把握してよき相棒となっているので諦めたくない。。。

簡単な作りだから、部品を取り替えればナントカなりそうな気もする。

ただ、このスイッチ金具が日本製じゃないので、海外から取り寄せないといけないというのが大変。

さて、どうなることやら。。。


19.皐月(SUN) 晴れのちくもり

久々に丸パンを焼く。

ちょいちょい焦げる。(笑)

軽食用に丸パンと、

先日作っておいたトマトペーストにパルミジャーノチーズを薄く切ったのと、

ベランダ栽培のイタリアンパセリとバージンオリーブオイルで。

甘くて濃厚なトマトペーストのコクがすごい。。。

いつものパスタにも、最後にスプーン一杯トッピングするだけで、

旨味とコクとトマトの濃厚な甘みがアクセントになって、全く違うものに大変身。

この手間暇はお金を出しても買えない美味しさだなあと思う。。。

トルコやイタリアなど地中海の人々がトマトの旬の時期になったら、

家族&親族総出で1年分を巨大鍋で作り置きするというのもうなずける。

こういうのが”マンマの味”なのだなあ。。。

まさに我が家のマンマの味、です。


18.皐月(SAT) くもり

かれいの煮付けを作ろうとしたら、日本酒が足りないことに気がついた。。。

どうしようかと思案して、日本酒の代わりに梅酒を使ってみることにした。

煮付けるときに砂糖やみりんを使うことを考えたら、そう差違は無さそうだし。

それでやってみたら、案外に魚特有のくさみも無くなり、

コクがあって美味しい煮つけになった。

煮汁もたっぷりと、ごはんに合う、合う。

煮汁を冷やすとゼラチン質が固まって、お肌にも骨にも良い感じ。

 

お義父さんから頂いた梅酒はチビリチビリと飲んでいる。

来年は自分で作った梅酒も飲める頃合に。

どんな味になるか、楽しみ。。。


17.皐月(FRI) 晴れ

昨日、花屋の別館(?)、駅近くの露店の八百屋さんで箱一杯のトマトを貰ってきた。

完熟しきっているからって、もうタダ同然で。。。

一切れ切って食べてみたら甘くて果肉が詰まってて美味しいトマト。

日本産のトマトの多くは、

種のゼリー状の部分が多くて酸っぱかったり、水っぽかったりして、

我が家ではプチトマトやミニトマトを買っているけど、

このトマトは横浜の農家のトマト。

みっちりした果肉が多くて、美味しい。

でも、もう数日も持たないくらいに熟れている。

洗って、おおまかにザク切りにして大鍋に入れたら満杯になるくらい。

中火でどんどん煮詰めていく。

水分が出て、鍋から溢れんばかり、

天塩を少しずつ加えながら、どんどん煮ていく。

2時間から3時間くらい掛ったかな。

水分を飛ばすために、大きめのアルミのガタ(タイのフライパン)に入れて、更に煮詰める。

更に塩も加えて。まだまだ水分が残っているのでどんどん飛ばす。

大鍋に溢れるほどだったトマトは、煮詰めて煮詰めていくうちに味噌くらいの固さにまで。

これでトルコ流のトマトペーストの完成。

一口味見してみたら、塩しか入れてないのに、まるで果物のジャムのよう。

濃厚で香りもコクもあるトマトペースト。ペーストというより、味噌とかジャムに近い。

瓶詰めのトマトソースやペーストは幾らでもあるけど、

完熟の生トマトを煮詰めて作ると全く違うものに。

これでパスタやピザを作ったら、イタリアのリストランテの味になること間違いなし。(笑)

ちょっとした手間で、他では味わえない魅惑の味。

また完熟トマトが山のように手に入ったら作らなくちゃ!


16.皐月(THU) 晴れ

ちょっと歩いて、魚が豊富なスーパーへ。。。

イカが欲しいけど、近所のお店にはあまり無かった。

スルメイカよりはヤリイカ、モンゴウイカがいいなあと、遠くのスーパーへ買いに行く。。。

 

途中、ミニチュアホースのお散歩に遭遇。

可愛い姿に癒される。

スター猫のふてにゃんで有名なペットショップのアイドルホース。

お馴染みの花屋さんでおやつのにんじんや野菜を貰っている。

その帰りかな。

お花屋さんには店頭には出て来ないけど猫店長が奥にいる。

毛布にくるまって寝てるのをいつも起こして撫でさせて貰っている。(ごめんね〜)

お花屋さんは常に冷やしておかないといけないから、夏も冬も寒いくらい。

なので、猫店長はいつも奥のベッドで毛布にくるまって熟睡中。

駅前にお店があった頃は、地域猫を従えた猫店長たちが店頭でお客さんたちを出迎えてくれてたけど、

今のお店は交通量の多い大通りに面しているから危ないしね。。。

家から遠くなってしまったので、なかなかしょっちゅう行けないけど、

ここを通り掛かるときは猫店長にごあいさつしないとね。(嬉)

 

魚が豊富なスーパーは、餃子の皮も豊富。

取りあえず買っておく。

そしてやっぱり皮が新鮮なうちに、と餃子を作る。

春雨を具に入れてみた。入れると美味しいと聞いたので。

でも、せっかくのスープを全部吸い込んでしまうので、やっぱり入れない方が良かった。

味はしっかり入ってるけど、ジュワっと感がないと。。。

しかも春雨のでんぷんでお腹がいっぱいになっちゃうので、軽やかに食べられない。

やっぱりいつものがいいなあ。


14.皐月(TUE) 雨のちくもり

いつもの定点観測地。

桜並木はうっそうと覆い茂る緑に変わって。。。

もうすぐ梅雨がくる。

 

カンタ刺繍にトライ。

フランス刺繍のように、面を刺したり、ステッチしたりではなく、

こぎん刺しのように、一段一段刺しながら模様を生み出して行くという手法。

図案もなく進めていくということだったけど、難しい。。。

古布や生成りの木綿に刺す糸も、通常の刺繍糸ではグリッター感が出て違和感がある。

以前、自由が丘のギャラリーでの講習会で望月さんは、

「ガス糸(いわゆるしつけ糸)でもいいの。光沢や撚りがないし、柔らかいのがいい」と。

生成りや藍の古布は確かに普通の刺繍糸では浮いてしまう。

なので、ガス糸や麻糸を使ったりしてみている。

やっているうちに、やはり実感。。。

刺繍的な模様や装飾性よりも、糸を刺すことで生まれるテクスチャー感が好きなのだということに。

 

夜になって、またしても角食にトライ。挑戦4回目。

今回は温度と時間を細かく変えてみる。

240℃超コンベクションで9分。

200℃に下げてコンベクションで12分。

アルスター型をオーブンから取り出して、台にひっくり返したらストンとパンが出て来た。

もうくっつかない!

全体の色合いはまさに角食パン!

ピザ用に特化したような薄形オーブンのデロンギコンベクションなので、

どうしても上下が焼けすぎる。。。

次回は最高温で9分というのを8分か7分半に変えてみようかな。

 

しばらく余熱で台に置いてからスライスして食べてみたら、

もうその美味しさに、お互いの眼がキラキラに。(手前味噌!)

美味しいものを食べた瞬間、人間も猫も、眼がキラキラになる。

グルメ番組で、口に入れた瞬間、眼がキラキラになってたら本当に美味しいんだなと思う。(笑)

いつも半分を翌朝用に残しておくのに、美味しすぎて晩ごはんに二人で食べ切ってしまった。

また焼かなくちゃー!


10.皐月(FRI) 晴れ

真夏のような日射し!

今日は義父の庭で収穫された蒼梅と南高梅を頂いて来た!

摘取ってすぐに漬けた方がいいと聞いて、

帰り道にスーパーで角砂糖と焼酎とガラス瓶を購入。

焼酎は黒糖焼酎にしたかったけれど、アルコール度数が25%のものばかりで。。。

梅酒に使うお酒は35度以上でないといけないらしい。

お店にある焼酎は果実酒用リカーしか35度のお酒がない。。。

前もって探しておけば良かったかなあ。

でも、梅はいつ収穫時なのかは人間の都合など関係ないのだった。

果実酒用リカーで充分なんだし。

 

小さい手前のが青梅。

奥の竹ざるのが南高梅。

南高梅はもうちょっと大きくなった頃が良かったんだけど、と義父。

でも、都合良く訪問できるか分からないので、仕方がないもんね。

二つで1キロ強。梅酒初心者には丁度良い量。

しかも、飲むのは私だけ。ダンナさんはアルコールは一切ダメなので、去年頂いた梅酒も、

今年仕込んだ梅酒も全部私専用!

ダンナさんも手伝ってくれて洗った梅のヘタを取って、

1個1個、布で拭いて乾かして、部屋で数時間干して完全に乾燥。。。

ガラス瓶も洗ってアルコール消毒して乾燥させおいた。

そこへ梅、氷砂糖、梅、と交互に入れて、最後にリカーを注げば仕込み完了。

3ヶ月後から飲めるけど、1年は待ちたい。


08.皐月(WED) 晴れ

ノートルダム大聖堂が再建には10年以上かかるという専門家の発言があるけど、

フランス政府は5年で修復して、新しい尖塔のデザインを広く募集するといって、

世の人々の反発を買っている。。。

世界遺産になるということの意味。

世界中の人々の心の拠り所としての大聖堂の意味を、

フランス大統領ともあろう人が知らないワケもないだろうけど。。。

とにかく、いいかたちで修復されていってほしい。

 

自分はカトリックでもクリスチャンでもないけれど、

昔から教会という場所、そして祈りの敬虔な場所、教会芸術を愛してやまないので。。。

日本の神社仏閣に詣でる人々の、どこかめでたい賑やかな雰囲気と違って、

そういった祈りの場は静謐で神聖な場所で、賑々しい観光客のお祭りムードとは一線を画す。

勿論、イスラムや他の宗教もしかり。。。

日本の一部の神社仏閣もその例にもれず。

そんな厳かで静かな空間を、旅人としてそっと隅っこででも共有させて貰えたのも、

ノートルダムの許容の豊かさ。

お祈りした記念に、教会の売店でロザリオを買った。

水色のビーズが美しくて、中心のメダイユにはノートル・ダム・ド・パリの文字とマリア様の彫刻。

十字架も聖者が打ち付けられた手の込んだ作りの。

 

当時、ヨーロッパ旅行で訪れた教会のロザリオを求めては集めていた。

教会ごとに雰囲気の違ったロザリオに、何か美しい祈りのカタチのような気がして。。。

敬虔なカトリック信者さんにしたら、とても不敬なことかもしれないけれど。。。

イタリアの聖堂で、教会を出ようとしたときに神父さんが記念にとロザリオを手渡してくれようとしたけれど、

「私はカトリックではないですので頂けません」と丁重に辞退した。。。

当時ロザリオコレクター(失礼!)の私としては正直言うと記念にとっても欲しかったけれど、

お土産物として教会の売店で買うのと、神父さまが手渡して下さるのとでは意味合いが全く違ってしまう。

大変な失礼になってしまうと思って。。。

 

お土産物だとしても、どれも大事に仕舞っている。

アッシジの木の十字架は十字じゃなくて、Tのカタチ。

フィレンツェの教会のロザリオは真珠のビーズと金色のビーズの。

ダンナさんから貰ったパリ土産のノートルダムのロザリオはオーロラ色の黒いビーズの。

そして神社やお寺のお守りも大事に持っている。。。

そういうのが、外国人が日本人はヘン!と揶揄するところの無宗教なのかもしれないけれど。

特定の宗教は持ってないけれど、世の平和や幸せを願うキモチは同じと思っている。。。

 

祈りのカタチの美しさ。

常に身に付けている間に生まれる愛しいような輝き。

お守りとしてのチャームに、心惹かれる。。。

 

左のメダイユは一番のお気に入り。

バチカンのクーポラにエッサエッサと必死で登ったあと、

屋根のところに小さな小さな売店があって、

可愛いおばあちゃんの尼僧が「ボンジョルノー」と満面の笑顔で迎えてくれた。

ローマの旅の思い出が全部ギュっと詰まっている。

 

追伸;

前は教会のロゴの刻印が入っていたりして、オリジナル感があったんだけど、

最近のは刻印がないみたいな。。。

アンティークやビンテージなど昔のものは彫刻も凝っているので新しいものより好きかも。。。


07.皐月(TUE) くもったり降ったり

角食パンに挑戦、3回目!!

型に生地を入れてから、上部まで膨らむのに結構時間が掛った。

なんせ、冷蔵庫で低温発酵させているので、まず冷蔵庫から出して常温まで戻してから、

2分割して休ませて、生地を成形して休ませて、型に入れて膨らませてと、

もう3時間以上。。。

 

アルスター型は、前日にオリーブオイルを満遍なく塗布してから240℃で30分焼いておいた。

前回焼いたときに、型に生地が張り付いて出て来なくて。。。

なくなく、剥がして、くっついた生地を水に浸して、型を洗剤で洗ってしまったので、

また一からカラ焼きして油を塗って、また焼いて、

そして前日にも一回油を塗って空焼きしておいたら。。。。

今日は焼上げたあと、台の上にカンカン!と強く打ち付けたら、

ストンと生地が落ちてきた!

すごい!やっと3回目にして大成功!!

もうちょっとだけ早く取り出しても良かったかな。

でも、このトーストの美味しさは信じ難いほどに。。。

生地はいつも通り、今回は何度も試作することを考えて、ちょっとリーズナブルな『ベルムーラン』で。

あとはサフ・イーストと天塩と水のみ。

今回はきび糖大1を加えてみた。サフの膨らみを助けるために。

食パンでオーソドックスに使われているバターや牛乳や生クリームなどは使わず、

バゲットのレシピのままのシンプルなパン生地。

角食パンにしたら、周囲の耳の美味しさにびっくり。

こんなにサクサクの耳は、どこの角食パンにも無いと思う。(自画自賛)

中はふんわりモッチモチ。。。

自家製角食パンがここまで出来るとは思ってなかった。

この調子でまた作っていこう。

あまりの美味しさに、二人してあっという間に食べ切ってしまうので、パンが翌日まで残らない。(笑)

今度翌日まで残して、トーストして食べてみたいな。


06.皐月(MON) 祝 くもり

街歩きで使っているスタンプ帳。

新しいのはどこのにしようかとずっと考えていたけれど、

ついに新しいものをゲット。

巷で流行っているトラベラーズノートかシロクマか、

MOLESKINEかロイヒか。。。

うーーん、うーーんと色々迷った挙げ句、キャンソン社のA5のアートブックに決めた。

分厚くて重いので迷ったけれど、

来年はオリンピックが始まって、

スタンプもチケットもいっぱいになることを考えて、

表紙が持ち歩きしてもヨレない、紙が上質なもの、背表紙が割れないなど、

色々考慮して決定。。。

前のノートの残りがちょっとあるけど、令和元年スタートで使いはじめることにした。

オリンピック関連のスタンプ、いっぱいあるといいなあ。。。

そうだ、スタンプノート用の袋ものを作ろう!

おしなものにも出せると良いなあ。。。


03.皐月(THU) 祝 晴れ

今日はやっぱり餃子なのだ!

去年だったか、巷は空前の餃子ブームだったらしいけれど、

そういうのとは関係なしに、うちではずっと餃子ブームは静まるところがないのだ。

フライパンを新しくしてからくっつかないし、焼き上がりもこの通り。

でも、若干高温で焼き続けないと、今のダイヤモンドストーンのフライパンは焼き目がつかないので、

またあっという間に傷みが出てしまうかも。。。

そういう勿体なさもあり、そのうち大きいサイズの鉄のフライパンにしようと思っている。

重い鉄のフライパン、使いこなせるかなあ。。。

でも、前回はパエリャの鉄鍋で餃子を焼いたら、やっぱりテフロン系とは雲泥の差の美味しさで。

ただパエリャ鍋は鍋底が薄めなので、餃子が焦げ易くて。。。

底厚めの鉄フライパンならステーキも美味しく焼けそうだし。

今度、カッパ橋へ行かなくちゃ!

 

餃子はもう毎回ジュワっとジューシーに美味しく出来るようになりました。

前は当たりはずれがあったけど、最近はそういう出来のムラがなくなってきた。

やっぱり味の大きな決め手は、最初の肉のコネ、ですかね。


02.皐月(THU) 祝 雨のち晴れ

アイリッシュ・クローバー、いわゆるシャムロックが花を咲かせました。

シャムロックはいわゆる日本でいうところの、カタバミ。

シロツメ草のクローバーとは種類が違うのだけど、

冬の間は小さな三つ葉がびっしりたわわにバスケットの土を覆っていて可愛いシャムロック。

でも、暖かくなると、途端にどこにでもある日本のカタバミに変わってしまう。(笑)

シャムロックの故郷のアイルランドは日本ほど暑くなったり湿気も多くないだろうから。

やっぱり、気候風土が植物を作る。。。

種から育てたセージは大きくなって、綺麗な紫色の花を咲かせてくれました。

香りが強いので、ベランダの虫除けになってくれそう!

ローズマリーも植えたい。前に植えていたけど、スミレとの戦いに負けてしまったローズマリー。

今度は鉢を離して育てるから、是非種を探そう。。。

 

ローズマリー、セージと聞くと、

サイモン&ガーファンクルの”スカボロー・フェア”が耳に響く。

昔はサイモン系の音楽には、とんと琴線に触れることがなかったのに、

年を経るごとにアコースティック音楽が好きになっていき、

こう書いている間にも、サイモン&ガー、のアルバムが聴きたいと思うようになってきた。

でも彼らのようなレジェンドなミュージシャンは名曲がいっぱいありすぎて、

どこから入門していいのかが分からないけど、とりあえずベストヒットにすれば、いいのかな。。。

改めて聴くと、彼らのメロディーと声、そしてあのハーモニーがたまらない!

ハーモニーといえば、カーペンターズ。

それもあまりちゃんと聴いたことが無かったけど、なんだかだんだん聴きたくなってきた。

もともとメロディアスなものが好きだし、音の良い楽器や美しい声が好き。。。

美しい旋律と歌声の音楽を求めている感じなのかも。。。

そんな私も、最近ではエド・シーランと秦基博は結構イイなあと思う。

今は自分で音楽をチョイスする時代なので、

なかなか興味の範疇以外の新しい音楽に出会う機会が少なくなっているけど、

たまに音楽を聴いて、「これは誰?!」と、

ビビーーンと雷が落ちるような出会いがあると嬉しくなるね。


令和元年.01.皐月(WED) 祝 くもちのち雨

令和という新しい時代になりました。

新天皇の即位式があって、新しい元号になって喜ばしい気持ちに。

戦争に加担しない国であり続けてほしい。


 

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