nazuna ニッキ 2019年 4月 卯月

 

 

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26.卯月(FRI)

nazuna_antiqueをアップしました。

 

100年近く前のガラスの豆ランプなど、少しずつですがアップしました。

昔ガラスが作り出す光と影の美しさ。。。

是非ご覧頂ければと思います。


25.卯月(THU) 雨のち晴れ

山桜の材を彫る。

彫るのは楽しい作業だし、それほど力は必要としないけど、

材を使う大きさに糸鋸で切り出す方が大変。

もっと切れ味のいい鋸を使わないと、かなあ。。。

紙やすりで木を磨くときに出る細かな木の粉で喉がイガらっぽくなるのでマスクは大事。

暑くてマスクを外した、ちょっと油断したその隙に、

喉がケホケホしてしまう。

夜には鼻水がズルズルと。

あれれ、これって風邪なの?それとも人生初の花粉なの??


23.卯月(TUE) 晴れ

角食パンを焼いたあとに、残ったパン生地で丸パンを焼く。

お昼はハムをスライスして、トマトとスプラウトのサンドにする。

おやつは数日前に作っておいたスコッチソースとマーマレードをパンに塗ってクルミを散らして。


22.卯月(MON) 晴れ

横浜の義父宅で過ごす。

庭の藤の木は今が見頃。

低い状態で剪定してあるので、地面スレスレに花。

義父は庭の手入れを怠らないので庭や敷地に雑草が生えているのを見たことがない。すごいなあといつも思う。

青梅や南高梅の木も山椒も、楽々収穫できる高さに剪定されている。

今年は梅の実がたわわになりそう、とのこと。

たしかに、たわわに実が成っている。可愛い!

いつも義父のお手製の梅酒を頂いていたけど、今年は私も梅酒作りに挑戦。

梅の実を買って作るんじゃなくて、家に成っている実を収穫して作るっていいなあ、と思っていたので。

楽しみ!!


21.卯月(SUN)晴れ

今週末、久しぶりにnazuna_antiqueにランプをアップします。

ヤフーオークションにも同時出品の予定です。

 

どんどん数が少なくなってきている古いガラスの豆ランプ。

手作りで制作されていたガラスや金具が、今のものにはない味わいに満ちています。

少し歪んでいたり、ガラスに気泡が入っていたり、カットした部分のギザギザがそのままだったり、

そういうのも含めて、愛らしさに満ちあふれて有り余る感じなのです。(笑)

 

これまで豆ランプをnazuna_antiqueでお買い求め頂いたお客さまも、

豆ランプは初めて、という方も、

是非またご覧頂きたいと思います。

実物をお手にとってご覧いただけない分、細部までご覧いただけるように丁寧に撮影した写真の数々が、

手前味噌ではありますが、秀逸なのです。

(薺nazunaの撮影部=ダンナさんですが、プロの写真家がプロ仕様の機材で撮影しているので、

皆さんにこれまでにも写真を喜んで頂いて、嬉しいかぎりです。)

 

今回のランプも、写真の一つ一つが、私から見たら作品集のように美しくて。。。

いつもランプの撮影は心がウキウキします。

写真は光と影の芸術なので、やはりランプには並々ならぬこだわりがあり、

これらのコレクションも彼が少しずつ集めてきたものです。

 

丁寧にクリーニングして、金具やガラスの時代を合わせ、灯芯を新しいものに付け替え、

すぐに使える状態にしてお送りしています。

通常、アンティークや古道具の多くはボロボロの状態だったり、汚れて使えない状態のまま売られていたりします。

勿論、汚れやサビがいい雰囲気だったりしますが、

nazuna_antiqueでは使えないものは売りたくない、というのがあります。

食器やスプーンやポットなどのキッチン雑貨なども、

ちゃんと安心してお使いいただけるように、クリーニングして整えています。

手入れをしてお届けすることで、ただ飾るだけでなく、毎日の暮らしの中で楽しんで頂きたいという思いです。

是非、今度アップするランプも楽しんで頂ければと思います。


19.卯月(FRI)晴れのちくもり

自家製パン、ついに角食パンを作ってみることにした。

買ったばかりの型を最初に空焼きして汚れや油を拭き取ってから、

油を型にまんべんなく塗って、240度で20分空焼きする。

それからパン生地を入れて焼く、と使用方法に書いてあったので、

そのまま生地を入れてしまって、気がついたときは遅かった。

型が熱いままだった。。。冷ましてから、生地を入れないといけなかった。

これじゃあ、型に入れてから追加の発酵なんてできないのに。。。

しょうがないからそのまま休ませたけど、あまり膨らんでない。

ええい、と開き直って、その後オーブンに投入。

時間が経って、パンの焼ける良い香りがしてきたので、頃合を見計らって開けてみた。

ふくらみが充分ではなかったので角食型の蓋までパン生地が到達してなくて、

山型パンのような出来上がりだけど、切って食べてみたら。。。。

これは驚いた。

初めての角食パントライなのに、こんなに美味しく出来るなんて!

一度ホームベーカリーで食パンを焼いたときはあまりの不出来に悲しいやり切れない思いになったけど、

型とオーブンで焼くのとHBでは全然違う。

いくら便利で完全おまかせだとしても、もうホームベーカリーはあり得ない。

自家製パンだって、こねないし、冷蔵庫から出した生地を置いておいて常温に戻ったら型に入れるだけだから、

何の造作もないし面倒じゃない。。。

それでこんなに美味しさに雲泥の差が出来るのなら、もうHBを使う必要はない。。。餅を作るときに使うだけ。

同じ粉で、同じ材料で焼いてみて、丸パンやバゲットとは違った味わい。

角食のミミのなんと美味しいことか。

ザクザクとした歯触り、食感も味も、市販のトーストパンは勿論、パン屋さんの角食とも全然違う。

たぶん、我が家の自家製パンは、粉と天塩、サフイーストと水だけなので、

味わいがフランスパンっぽいのかな。

でも、中はモッチリ、柔らかくてフワフワなのに皮のパリパリ感の旨さが他にはない感じ。

 

我が家のオーブンが一般的なものより狭い、というよりピザに特化しているので、天井が低い。

その分、焼き上がりが早いし、温度も下がり難いし、ピザストーンもある。

だから、角食パン型を入れたら、上部分が焦げちゃうんじゃないかと心配で使っていなかったけど、

全然大丈夫だった。何ら問題なく綺麗に焼ける。

 

パン好きの人には是非、自家製角食パンにチャレンジをお薦めしたいです。

完全な焼き立ての角食の美味しさは、他ではなかなか味わえないもの。。。

 

ジャスミンが満開に。

通りの姫リンゴも満開になりました。

ふんわりした花びら。

幹から花が直接咲くのも桜っぽい。


18.卯月(THU) 晴れ

連日選挙カーが賑わしく。

先日、台所でごはんを作っていたら、某候補者が、

「只今皆様のところへ自転車をこいで廻っております。自転車に乗っているのは○○本人でございます。

○○本人が自転車に乗って汗を流しております」ってスピーカーで大声で必死に。。。

自転車をこぐって、そんなにアピールする部分?

いつもは車の後部座席に乗って悠々と移動している身分なのに、今は自転車を漕いでるんですよ、って?

そのことをダンナさんに話すと、

「台所の窓から『走れーー!』って言ってやれば良かったのに」って。二人で大笑い。

みかん箱に乗って駅前で演説、戸別に廻って演説を『ドブ板選挙』と呼んだりしてるけど、

市井の人々に向かって演説するのに、市井を「ドブ」呼ばわりのところから、もうアカンね。


17.卯月(WED) 晴れ

まだほんの少し桜の花が残ってる。

今年は十分に堪能できた。良かった!!

 

今日、図書館で「情報は1冊のノートにまとめなさい」(奥野宣之著/ダイヤモンド社)という本を見つけて読んでみた。

2008年に刊行されて話題になったので、御存じの方も沢山おられるかと。

今回読んだのは13年に完全版として刊行された本。

A5の大学ノートの表紙そのままの装丁の本。

ダンナさんが「またオヤジ的なものを読んでるね」とでもいいたげな感じで私を見ている。(笑)

そうよね、ダイヤモンド社の本だし、オヤジよね。。。

 

ノート好きなら誰もが分かると思うけど、ノートはつい何冊も何冊も買ってしまうもの。

ついつい、色んなノートを使いわけてみたくなる。

なのに、1冊だけにしなさいと著者は提唱する。

それは何故なの?と読んでみたら面白くて。。。

著者曰く、何冊もあるから、スケジュール管理が出来なかったり忘れたり、

アイデアを書き留めたことさえ忘れてしまう。

ノートをフル活用するには1冊にすべてを書き記していくことが一番と。。。(是非、ご一読を)

 

私など、何冊ものノートを同時進行で使っているクチです。

レシピノート、デザイン帳、事務ノート、お絵書きノート、紋様を写す方眼ノート、

FILOFAXのニッキ&スケジュール帳、毎日のごはんの記録ノート、街歩きスタンプノート、

街歩き用メモノート、4コマ漫画ノート、スクラップブック。。。

書いていて自分でもびっくりだけど、一体何冊使っているのかと驚くばかり。。。

それを著者は1冊でとおっしゃる。。。

 

確かにノートの置き場所にも困っている。

どれもちょっとずつ使うので、戸棚に仕舞ってしまうわけにもいかずに机の横に積んだり、

机の下の小さな文机に並べたりしている。

要するに、机廻りはノートと筆箱やら文具類でドッチャリしている感じ。。。(汗)

何はともあれ、やってみましょう、1冊、ね。。。


16.卯月(TUE) 晴れ

パリのノートルダムで火災というニュース。

天に聳える尖塔が燃えて倒れていく映像を見て、胸が痛い。

ノートルダムは昔に訪れたきりだけど、すごく悲しいニュース。

あの厳かな雰囲気、皆が真摯に静かに祈っている、心の拠り所の場所。

私はクリスチャンでもカトリックでも、特定の宗教も何もないけど、

ノートルダムやサンシュルピスやサンジェルマンデプレなど、パリの教会でお祈りして、

ささやかな奇跡のような思い出もあって、

旅行者にとっても何か大事な場所のように感じるところだった。

 

屋根と尖塔部分は木造だったということを知って、そのことも驚いた。

歴史的建造物の木造建築は、ヨーロッパでは少なくなっているかも。

日本は無類の技術を持っていると思うから、日本の匠たちに声が掛れば助けて欲しいと思う。

あの薔薇のステンドグラスの窓は燃えてしまったのだろうか。。。


14.卯月(SUN) くもり

街歩きのお楽しみの一つに、スタンプがある。

駅や博物館、美術館など、いろんな場所にスタンプが置いてあって、

出掛けて見つけると、それをノートに押して喜んでいる。(笑)

様々な都市、街の色んなスタンプの設置場所などを教えてくれるサイトもあるけど、

それを知ってしまうと、それを目指して行ってしまいたくなったり、

あれもこれも集めよう的な、街歩きよりもスタンプ押しが目的になってしまうのもナンなので、

そういうのは知らなくてもいいから、その時の出会いに任せることにしている。

最近はあまりにも情報が多いので、美味しいパン屋さんやスイーツ屋さんも知ってしまうとキリがないし、

これまでのお気に入りのお店に行く減ってしまうのも困る。

新しいところよりも、気に入ったところへ通いたい、

ワタシのそういうところはダンナさんに言わせると「オヤジ」っぽいんだそうで。

「女子はアタラシモノ好きだよ」という。まあ、確かにね。何か好きなものを見つけたら、あまり他に眼がいかない方。

そういうのが「おやじ系」ってどういうん??(困惑)

 

とにかく、事前にもうお店屋さんを調べないようにしている。

サイトのお薦めを鵜呑みにして、あまりに残念な結果になったこともある。。。

やはり、これまで通り、ふらりと出掛けて偶然出会った喜びを味わいたい。

そして何より並ぶのがいやだ。(笑)

気侭な目的のない街歩き、散歩がメインの街歩きが大好き。

ご当地猫に出会ったら言うことないくらい最高ー。

 

そんなぶらり街歩きのためのスタンプ帳がもう無くなりそうなので、新しいのが欲しくなった。

文具屋さんに探しに行ってみると、

今は『トラベラーズノート』やスパイラルリングの『シロクマノート』が人気のよう。

革表紙のトラベラーズノート、前々から知ってはいるものの、

旅行には良さそうだけど、街歩きにはちょっとかさ張るのかな。

ページが開き難いとスタンプ押しにくいし。。。

シロクマノートは薄さも軽さもいいけれど、表紙の紙が薄めなので持ち歩いているうちに

すぐにボロボロになってしまいそう。。。

これまではノートといえば、様々なものを使ってきたけれど、

ずっと使い続けているのは、FILOFAXとつばめノートと、MOLESKINE。

薺nazunaの事務関連&デザイン画用にMOLESKINEを使っている。

小さいポケットサイズのはメモや伝票を貼ったりして使っているので、背表紙がバリっと割れて破れてしまう。

デザイン帳とスケッチ帳もずいぶん使っているうちに、背表紙がパッカリ割れてしまって酷い状態に。

やはりMOLESKINEは革ではないので表紙は破れ易いのかも。

次のノートはどんなのにしようかと考え中。。。

探している中で候補は幾つか。。。

気になっているのは、ポルトガルで手仕事で作られた手製本、エミリオ・ブラガのノート。

あとは、キャンソン社のアートブック。MOLESKINEに似た感じが好みだし。

 

文具屋さんは何軒か探したけど、どこも置いてある品物が同じだったりするので、

今度は画材屋さんでスケッチブック系を探してみよう。


13.卯月(SAT) 晴れ

おしなものに新しいアイテムをアップしました。

お時間がございましたら、是非チェックしてみてください。


11.卯月(THU) 晴れのちくもり

日々、パンを焼く。

今日はコーンパンとクルミパンを作る。

クルミは無塩の生クルミをオーブンで軽くローストして、クロックで砕いておく。

日本製の陶器のすり鉢や石臼もあるけど、ナッツ類はオリーブの木のクロックで砕くのが一番美味しい。

同じ砕いたりすり潰すのでも、道具によって味わいが変わる。面白いなあ、なんでかな、と不思議に思う。

 

スイートコーンを冷蔵庫から出して常温に戻しておいたパン生地に混ぜていく。

30〜45分くらい休ませてから、ピザストーンに載せて焼く。

予熱したピザストーンは熱々なので、火傷に注意。

これでパンが石窯パンみたいに美味しくなる。スチールの天板で焼くのと全然違う!

 

やはり焼き上がりはいつものイビツパンなんだけど。。。

コーンの甘みと香りがすごい!

こんなに美味しくなるとは思わなかった。コーンパン、美味美味!

もうヨソで買ってきたのを食べられないほどに。

やっぱり自家製パンの醍醐味は焼き立て、これに限るね。。。

クルミもこれでもかっというくらいにザクザクと入れて、

パルミジャーノチーズをカットしたのを齧りながら、クルミパンを食べる。

うましーーー。


10.卯月(WED)

冬に逆戻りのような寒さ。

今日は新しいアイテムの撮影。

新しく彫った留め具はこれまでのものより小さなサイズ。

江戸時代の珍しい布で仕立てた小物入れ。

当時の日本人が持っていたような感じがしてくるのは、この小ぶりなサイズ感のせいなのかも。

昔の日本人は小柄でほっそりしていた。大人の男性でも160センチそこそこで背が高いというくらい、

彼らが使っていた日用の品を博物館などで眺めていると、

本当に繊細で、彼らの小さな手にぴたりとおさまるものだったりする。

そんなイメージが膨らんで、手にすっぽりと収まるような小物入れになった気がする。

 

昔の日本人と書いていて、ふと思い出した。

幕末の頃の話しを読んだりしても、今よりも結構型破りな人々が闊歩していたんだと思う。

以前、上野の国博で、徳川幕府ゆかりの博物展を見学したときなど、

ドラマの水戸黄門さまでお馴染みの光国公の愛用の品々が展示されていた。

西欧からもたらされたらしき白い毛皮やヒョウ柄のマントもあって、派手な紋様の装束から、

ブーツらしき靴のようなものまで。

ハイカラというよりもボヘミアンなロックスターのよう。

まさにQUEENのフレディかっていうくらいのカリスマ感が愛用の品から伺える。

珍しいもの、最先端なもの、ド派手な衣装を好まれていたことから、

国民的時代劇ドラマ『水戸黄門』の光国公の好々爺のイメージは全くない。(笑)

諸国漫遊のお忍びという設定で呉服問屋の隠居に扮して、というのは分かるけど。

でも、武田鉄也さんまでも水戸黄門役だったって、最近知ってびっくり。。。

東野さんや里見さんがやってたほどの役柄なのに、もうシリーズ晩年はどういうことになってたんだろう。(悲)

どっちかというと草刈正雄さんとか、岩城晃一さんとかの方がいいんじゃないかと思う。

実物はクールでド派手なロックスターのちょいワル(?)なんだから。(笑)

すべてにおいて、既存の枠を超えたような人だったんだし。。。


09.卯月(TUE) 晴れ

連日暖かい日が続いて、花達が大喜び。

そして、スズメたちも大騒ぎ!

小さなハンギングバスケットに植えているジャスミンが花をつけてくれた。

横のスミレのバスケットにジャスミンの花がコンニチハ状態に。

窓を開けるとふわっとジャスミンの花が香ってくる。

ジャスミンは強い植物。

パチンと切った枝を花瓶に活けておくと、枝を伸ばして花まで咲いてくれるほど!

本当にすごい。

スズメたちがキャッキャと入っているスミレの植え込み。

もう葉っぱはホウレンソウのよう。

 

近所の街路樹の姫リンゴは満開の花を咲かせている。

実がなるので、野鳥たちはきっと楽しみにしているはず。

サクラにも似たリンゴの花だけど、

サクラよりもふんわりと柔らかい。

乙女の樹、って感じ。可愛いね。

 

 

主に我が家のメニューでブレイクしているもの。

それは餃子、タイカレー、そして自家製パン!

焼き立てパンがやみつきになって、とまらない。

パンを焼きたいのに、粉がない!

ちょっと使わないままだったセーグル粉が冷蔵庫の中にあった。

これでハード系パンを作ってみることに。

冷蔵庫で24時間低温発酵させたけど、やはり粉自体が乾燥気味なのと、

皮や胚芽の入っているセーグル粉なので、膨らみにくいみたい。

北海道小麦の『春よ恋』や『はるゆたか』の膨らみは凄すぎるのかも。。。

軽く蓋をして冷蔵庫で寝かせていると、もうボウルから溢れんばかりにまで膨らむし。

 

そこまでのフンワリ感は無くても、

セーグル粉は、独特の風味と香りがあるので、じっくり味わえるパンになりそう。

今回はおやつ用のパンなので、ドライイチジクとくるみをミキシング。

デロンギコンベクションの初期型のオーブンなので、ちょっと庫内が狭い。。。

ストーンプレートの左側に置くと、熱源が右より多いので焼き目が早い。

ちょっと場所をずらしたり、上にホイルをかぶせたり、途中で温度を下げたりしながら、

様子を見つつ、焼く。

でも、まあ、やっぱりちょい焦げ。。。(笑)

水分は限界に近いくらい入れているので、皮はパリッパリで中はふんわりモッチリ。美味しいー。

イチジクとクルミは本当に合いますね。

 

今回使ったセーグルやフランスパン専用の粉は、24時間以上低温で寝かせた方がいいと思った。。。

最低でも36時間はゆっくり低温で発酵させた方がいいなあ、と。

でも、『春よ恋』や『はるゆたか』などのふんわり柔らかいパンが作れる国産小麦でも、

72時間寝かせられれば言うことないと思う。

普通はそこまで時間を掛けていられないだろうけど、自家製なら可能だし。

仕込みから常温発酵の6時間を含めると、78時間もかけて焼く贅沢パン。


08.卯月(MON) 晴れのち雨

今日の夜ごはんはタイのグリーンカレー。

いつもは鶏肉を使うけど、今日はヤリイカが手に入ったのでシーフードのグリーンカレー。

最近はタイカレーにはまりっぱなし。

一時期、インドカレーにもはまって、

近所のインド人が経営しているインド食材屋さんでスパイスを揃えて張り切って作ってたけど、

ある時、ダンナさんが言い出しにくそうに、「インドのスパイスがちょっと苦手」って。。。

ショウガとかクミンとかターメリックがダメなんだそうで。

「普通のカレーがいい。ハウスのジャワカレーがいい」って。。。

ううーーん。

スパイスの調合がまだまだ未熟だったんだなあ。。。(悲)

 

まあまあ、いいのだ。

今はタイカレーなのだ。

これは我が家で大ブレーク中といってもいいくらい。

もう今年、『令和』の我が家はタイカレーの年になること間違いないくらい!


07.卯月(SUN) 晴れ

日曜日はゆっくり起きて、ゆっくりご飯。

なるべくゆるりと過ごすようにしてから、

女性特有のホルモンバランスやバイオリズムの変動も穏やかになってきたかも。

 

テレビは夫婦であまり観なくなった。

ニュースやワイドショー、バラエティなどは殆ど観ない。

まあ、大好きなサッカーと映画を見るくらい。

ネットもそうだけど、休みなく情報が飛び込んでくるものから少し遠巻きにしているお蔭もあるのかな。

以前聞いた話しで、意識的に見たり考えたりしなくても、

目や耳に入って来るものを無意識の中で脳はどんどん処理していく器官だそうなので、

一瞬でも視界に入ったものは全て脳の記憶倉庫に貯蔵され続けるという。。。(す、すごい)

そうだとしたら、

のべつまくなしにやってきてしまう”情報”というものを、

意識的に遮断するのは大事なんだなあと思う。

 

確かに、ここ何日か自然の中で日中を過ごしてみると、

なんと心地よくリセットできたのか、その実感に驚くばかり。。。

電気製品に囲まれている現代の暮らしなので、普通に生活しているだけで身体が帯電してくるのかも。(笑)

野原にシ−トを敷いて、青空や桜を眺めながら寝転がっていると、

たまった電気が地面へ抜けて行くのかもしれないし。(笑)

ゆっくり温泉に浸かったみたいにリフレッシュしてサッパリと気持ちいい。

都会人は週一回はこんな風に過ごすといいのかも。

北欧のヒュッゲの良さが分かる。。。

 

あと、糸と針を持つのも、私には心地よい時間になっている。

ハギレの中でもどうにも使えないくらいの小さな切れ端を、

四角と三角に切って、それぞれの形や色ごとにストックしておく。

そして時間のあるときにひたすら縫い繋ぐ。

カンタ刺繍と交互に続けている糸と針の布あそび。

色んなリネンやヘンプ、藍木綿や生成布が混じっているのも御愛嬌。

シンプルなカタチをひたすら縫い繋ぐのが好き。

デザイン画を描いて、作品を制作するためのキルトではなく、

アンティークのポシャギのように、アンティークのアメリカンキルトのように、

余った切れ端を使うためのキルト。

それがたまらなく好きなのだと思う。

藍木綿や藍の麻だけの小さな四角を延々と縫い繋ぐキルトもまだ未完成。

カンタ刺繍のキルトもこのキルトも、

完成するのがいつかは分からないけれど、それもまた楽しい。

 

ただやっぱり縫い物は眼が疲れる。

緑を見るのは眼に良いらしいので、こうしてピクニックを楽しみながら、

心身共にくつろげるのは幸せだなあと思う。


06.卯月(SAT) 晴れ

今日も暖かくて気持ちがいい。

坂を降りて猫の八百屋さんへ野菜を買いに行く。

おじさんはものすごく元気になってて、小さな路面のお店はお客さんで賑わっている。

忙しいときは猫を見せて貰えないけど、商売繁盛なのが一番イイことだし。

おじさんの扱う野菜は横浜野菜。

小さな農家で作る野菜は旨味がたっぷりだし、

スーパーで買う野菜よりも量も多くて何より美味しいので有り難い。

 

今日もパンを焼いた。

生地を仕込んでから丸3日冷蔵庫で低温発酵。

これくらいが一番美味しいのかも。

今日のパンは北海道産小麦『春よ恋』。

小麦の芯の部分だけを挽いた贅沢な粉。

お餅のように真っ白で、膨らみ具合が半端じゃ無い。

柔らかいモッチモチでふんわりしたパンが出来上がる。

ちょっとくっついちゃった。(笑)

毎度毎度、こんな雑な出来のパンをニッキに載せていいんだろうかと思いつつも、

でも、自慢して見せびらかすために載せているワケではないのです。

日々の暮らし、淡々と日常を綴っているニッキなので、

載せてもイイんです。(笑)

 

小麦粉『春よ恋』のパンはプレーンも美味しいけど、

コーンを入れてもいいのかも!

明日はコーンパンとクルミパンにしてみよう。


05.卯月(FRI) 晴れ

今日、明日が最後のお花見となりそう。

なので、今日は大急ぎでご飯を炊いて、おむすびと卵焼きの簡単なお弁当を作って、

林試の森へ行くことにした。

桜がワンサカあるわけではないけれど、大騒ぎの中でのお花見も季節感ありで楽しいけれど、

ゆったり、静かにのんびりしたくて、

ちょっと桜が見れたら、くらいの感じで。

それよりも木立や野花や野草の緑の中でゆっくりするのが一番の目的。

ザ・森林浴です。。。

バスで30分くらいで、都会の真ん中にこんなに大きな森林公園があるのがいいね。

林業の研究所ということなんだと思う。。。

色んな植生を研究されているフィールド。

今日は異常なくらいの強風で。

桜のある界隈は大広場があって、強風で大砂嵐(お相撲さん?)になっているので、

木立の中の大樹の陰にシートを敷くことに。

瑞々しいシダ類に心癒される。

タチツボスミレの群生がやっと見れた。

このスミレ、都心から姿を消しつつありませんか?

外来植物に追いやられているのか、雑草扱いで除草されているのか分からないけど。。。

クスノキの大木。

クスノキって、なんか安心感ある。

ブナや樫、ケヤキに次いで、好きな樹かも。

大急ぎで作ったお弁当。卵焼きは何は無くとも必需のおかず。。。

寝転がって空を見上げる。

まだ森の中は緑に覆われていない樹も沢山ある。

その分、小さな下草や野花が咲いてて春の息吹きに満ちている。

うさぎの耳のような樹。

音叉のカタチにも見える。

森の中に色んなエリアがあって、子供達が遊べる水場や広場、木立の散歩道や、

デイキャンプのできる広場もある。

また遊びに来よう。。。

 

公園を出て、近くの桜並木を通る。

かむろ坂の通りは桜のトンネルになっている。

今日は本当に風が凄まじい。

公園でも砂煙りが舞い上がっていたので、顔の表面もザラザラしてる感じだし、

目もイガイガする。

途中の目黒不動の駅前で「パティスリー・ドゥブルヴェ」でお菓子を選ぶ。

小さなお店屋さんだけど、地元の人に愛されてるケーキ屋さん。

ここはこだわりのショートケーキが地元の人が気軽に買えるようにと、

良心的な価格で提供しているお店。

焼き菓子もどれも美味しいです。

スタッフ不足でオーナー店主が独りで製造と接客もされてるそうなので大変!

また買いに来なくちゃ!

強風で歩くのもやっとの日だった。

桜が散ってしまいそうだけど、2〜3日はまだまだ長持ちしそう。

帰宅して鏡を見てビックリ。

まとめ髪がバサバサになって、風であおられて髪がとんでもないことになっていた。

どうりで、スイーツ店のオーナーがお店に入った私を見たとき、

ちょっとギョっとした感じになっていたのは、

まるで落ち武者のようになっていたからなのだった。。。ああ、恥ずかしいー。

今日は歩いて帰ることにしていたので、生ケーキは買えなかった。

プリンとフィナンシェとショコラエクレール。

ううーーん、美味美味ーー。


04.卯月(THU) 晴れ

午後遅くに近所の桜の名所を散策することに。

ずうっと住宅街も桜の並木になっている。

いつもの定点観測地。

こんな風に、満開の桜になりました。

提灯がいいね。

川面へしなだれる桜の枝の風情があって何ともいえない美しさ。

植物は大抵、太陽(陽)を求めて上へとのびるけれど、

桜は陰の気質を持つ植物なのだそうで、このように枝は水を求めて下へ下へと伸びていく。

 

江戸時代、武士が桜を好んだのは意外でもないのかも。。。

男性はプラスの陽(女性はマイナスの陰)なので陰と対になるので花丸◎。

そういえば、日本の軍人さんも桜のマークだったような。。。

陰の桜と陰の女性だとマイナス同士で反発しあうというか、

トゥーマッチになってしまうので、相性的にはバッテン×ですが、

桜の柄の着物や帯は、男っぽいサバサバとした快活な女性なら似合うのかも〜。

青空に映える桜も美しいし、

水辺を背景の桜は、よりドラマティックに美しいです。。。

坂を下って、また上って帰って来ました。

なんという晴れやかな空。

空や花、鳥たちの姿を見れて、わずかながらも自然の中でボーーーっとすることが、

なんと、快く心地よく感じるのでしょうか。

もっともっと都会にこそ、緑と動物、鳥達のオアシスをプリーーーズ。


02.卯月(TUE) くもり

今日もかなり寒い一日に。

桜が満開になっていたので、お花見する間もなく散ってしまうんじゃないかと心配だったけど、

今週末まで持ってくれるかもしれない。

もう一回くらい、どこかで桜を見てボーーっとしたいなあ。

花や空を見ながらチョコチョコと絵を描くのも楽しい。

ツバメノートとペンホルダーを鞄に入れて、適当に絵を描い過ごす楽しさ。

子供の頃も家族や親戚と花見に行く時は必ずスケッチブックと画板と鉛筆、

時には絵の具セットまでも持って行ってたっけ。。。

物心ついた頃から絵ばかり描いていた。

大人になっても、出掛けたり、旅行した時は必ず気に入った場所の絵を描いていたし。

今も時々絵を描いている。

でも、手縫いや手仕事の薺nazunaを始めてからちょっと機会が減っているけど、

また描いてみたいと思っている。


01.卯月(MON)

新しい元号が発表になって、新元号は『令和』。

昭和生まれなので、もう3代生き抜いてきた女、みたくなって。。。

明治生まれだと、一人で五代乗り越えてきたことに。ス、スゴイ!


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