nazuna ニッキ 2018年 9月 長月

 

 

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30. 長月(SUN)

今夜から大荒れの予報。

午後8時からJRの全ての路線が運休するという報道。

こんなこと初めてだなあ。。。

関西での台風の時も全線運休、会社、学校、商業施設もお休みになったし。

その御蔭できっと人的被害は少なくて済んだと思う。

あの暴風の中、通りで沢山の人が歩いてたらと思うとゾッとする。

 

昔、香港(中国に返還直前の頃)に旅行したとき、あいにく香港に台風直撃していて、

現地ガイドの人から「運悪くハチバンになりました〜」と苦笑い。

聞けば、当時は「台風上陸=8番」と発令されると、

全ての会社や役所、商店、学校が休みになるらしく、

わずかな大手ホテルのレストランのみ営業という有り様に。。。

屋台や雑多な商店街に行くのを楽しみにしていたのに、ほぼホテルでグダグダするだけの旅行になってしまった。

しかも帰りの空港で、帰国便のチケット紛失で大パニックに。。。

そんな残念な思い出もあったけど、

台風で殆ど観光に行けない代わりに、最高に美味しいものを沢山もてなしていただいたなあ、と大感謝!

北京ダックもフカヒレスープもその時、初めて食べたっけ。

それから、あの時に食べたマンゴープリンの味は、今も忘れられない。。。

これまで食べたのと全然違う食感と濃厚な味わい。

贅沢すぎるマンゴープリン。。。

今やこんなに何でも世界各国の有名スイーツやグルメが揃う東京という街で、

色々マンゴープリンを食べたけれども、

いまだに、あの味を超えるマンゴープリンに出会って無い。。。

御馳走してくださった方が「香港でもこの味が出せるのはこの店だけ。本当にここだけで味わえる特別なものなのよ」と。。。

 

もう返還後の香港がどうなっているか分からないし、

遠い昔の旅の思い出だから。。。

 

台風の被害出さずに早く過ぎ去りますように、と願うばかりです。


29. 長月(SAT)

またしても台風襲来ということになりそう。

今回は東京も上陸するようなので、これまでの各地の被害を思うとちょっと怖い。

 

型紙を布に写し取る作業。

布を裁断して、ちくちくの縫い作業。

週末は嵐なので、作業に没頭して過ごすことに。

 

久しぶりに欧州サッカーを見る。

今季からレアルマドリーからイタリアのユベントスへ移籍したクリスティアーノ・ロナウド。

イタリアのメディアも本田がミランに在籍した時にも分かるように、批判や賞賛の手の平返しがすごいトコロだけど、

活躍を期待してのことだから、頑張ってほしい。

でも、あのスーパースターが我らがユーベに来てくれるとは、1ファンとしてもほぼほぼ信じていなかった。

レアルとユーベのサポの我が家はもうこの夏大喜び。

リーガ(スペイン)やプレミア(英国)のリーグに比べると、

プレー速度や攻撃の切り替えがちょっと遅いセリエA(イタリア)なので、

ロナウドが加入したことでもっと活性化すればいいなと思う。

現に、ユーベの選手たちは昨季と比べると、意気込みが全く違う。

ロナウドの自主トレに驚いた声も多々あり、若い選手たちはこのスーパースターの姿勢に影響を受けているようだし。。。

イチロー選手と若い日本の野球選手の関係みたいな感じかな。

セリエに日本人選手もいればよかったのになあ、と今更ながらに思う。

33歳にしてトップアスリートとして存在し続けられる理由を、

すぐそばで得られるなんて稀有なことだと思う。

天才だから何でもできるのではなく、

Cロナの場合は、トレーニングと日々の自己鍛練によってなのだから、

その影響を受けて、アスリート寿命を伸ばす選手が増えたらいいなと思う。

 

スペインで何でもかんでも批判され、エゴイストと誹謗され続けたロナウドだったけど、

イタリアの人々は全く異なった印象と感想を持ったみたい。

真面目で素朴にして謙虚。気さくで愛情豊か、と。

自分のプレイに対しての完璧主義からのゴールへの渇望が日々凄いので、

スペインでは何かとマイナスな印象をもたれていたけど、

イタリアでは彼の向上心を素直に賞賛している。

ロナウドの出身でもあるポルトガルは、スペインと密接にして隣合っている国土。

両国の歴史や関係性も様々にあるわけで。。。

個人を超えた国の歴史やクラブの歴史、因縁、様々な重た〜いものを、

若い選手たちが背負ってるんだな、と思ったり。。。

なので、ヨーロッパ人はそういういわくが大好き(?)なようなので、

やたらに盛り上がるんだろうなあ。。。

それに比べると、島国ニッポン人はあっさりしてるのかな。。。?

 

今、一番気になるのは、目下フリーになっているジダンがどこに行くのか。。。

どこで監督するのか。

噂通りにマンチェスターUに行ってしまうのかな。

とりあえずジダンの継承者として名高いプレースタイルのエジルが所属するアーセナルを応援してるんだけど、

ジダンの行き先によっては、また応援するクラブが増えちゃうかも。。。

どーなる、ジダン。どーするワタシ。。。


28. 長月(FRI) 晴れ

来月までなので、早く行かなくちゃ!と、藤田嗣治展へGO!

金曜日は夜遅くまで観覧できるので、ちょっと楽。

やっぱりフジタはマダムに人気。

年輩のご婦人方が大勢観覧されていました。

陶磁器のような肌、乳白色の肌で有名なフジタの絵画。

見ていると、人物よりも、猫の描き方が一番丁寧で緻密で臨場感たっぷりにリアルに描いている。

あと、身の回りのものの陶器の皿やジュイ布というフランス更紗や日用の道具なども

細かに丁寧に描かれている。

猫や道具が人物よりも生き生きと描かれているのはどういうことか。。。

藤田画伯、パリの社交界でもてはやされて、と日本国内で生涯に渡ってバッシングを受け続けていたけれど、

藤田画伯の静かなる内面性は、キャンバスから感じ取ることができるのかも。。。

 

戦争絵画や南米での作品は痛々しいものを感じてしまう。

毒々しいまでの色彩と肉感で描かれていた南米での絵画。

これまでの極細のラインの画風は見る陰もなく。。。

 

けれども、メキシコで描かれたという、”狐を売る男”の静謐さはどうだろう。。。

("Fox seller" 1933 水彩、紙 private collection)

紙に描かれたその絵は、展覧会の中で一番気に入った作品。

絵が納められていた額縁の見事さも、溜め息のでるほど。

個人所蔵の作品なので、オーナー御自身のしつらえによるものなのだろう。。。

南米産らしい織布が、日本の掛け軸の表具のような趣きにデザインされていて、

額縁自体は手彫りの彫刻刀の跡もありつつ、

要所要所に、南洋の植物がなめらかに精巧に彫り込まれた、精緻でいてシンプルなデザイン。

この絵に、この額縁を誂えるとは。。。

なんというセンス。

絵画展の面白さは、画家やアーティストの作品そのものは当然のことながら、

図録や画集では見ることができない作品を収めた額縁の芸術の素晴らしさも見逃すことは出来ない。

 

上野駅構内を歩きながら、

これから帰ってからゴハンを作るのもしんどいなあ、と。

でもどこかのお店で外食してから帰るのも、ちょっとしんどい。(笑)

早く家に帰って、ソファでくつろぎたいという気分。

どこかでお惣菜でも買って早く帰ろう、ということに。

 

構内の奥で、駅弁屋さんの前を通り掛かった。

「あ、崎陽軒がある!」とダンナさんの声が明るい。

やっぱり横浜出身だけあって崎陽軒は見逃さないんだなあ。

私も大阪へ帰郷する新幹線でよく崎陽軒のシュウマイ弁当を買ったもの。

懐かしい感じ。

「じゃあ、ここでお弁当を買って帰ろう」ということに。

「タケノコの甘煮がいいんだよね」

さすがヨコハマッ子。私は何度も食べてるのにタケノコの甘煮を覚えて無い。

「あれ、陶器のしょうゆ入れがない」と私。

崎陽軒のシュマイ弁当、買うたびに表情の違った瓢箪型の陶器のしょうゆ入れがついていた。

知らない間に、普通のビニールに入った醤油になっている。

当たり前のように入っていたときは、簡単に捨ててしまったり、大事にしてなかった。

無くなってしまうと妙に惜しい。。。

 

そういえば、昔の駅弁で売っていたお茶は、独特な容れ物で売られていたっけ。

小さなコップのような蓋のついたプラスティック製で、

手に持つための紐がついていて。

熱い緑茶が入ってるので、ちょっとプラスティック臭があるんだけど、

お弁当を買ったら、必ずそのお茶も買うのが定番だった。

昭和の初め頃のは、それが陶器製のものだったみたい。

古道具屋さんなどで時々見かける、白い磁器の小さなお茶入れは可愛くて。

シュウマイ弁当の陶器のしょうゆ入れも、そういう域のものなんだなあ。。。

 

窓を開けたら、夜空と向こうの建物が相まって、

おとぎの国のような世界になっていた。

冴え冴えと輝く、まさしく秋の月夜だね。。。


27. 長月(THU) のちくもり

もう諦めていたけど。。。

9月も終わり間近になって、やっと咲いてくれました。

可憐に爽やかに、清清しく。。。

 

(追記:9/30

てっきり、街歩きの途中の広場で、採取した野良朝顔の種から発芽したと思っていたけど、

押し入れから採取したときのままの種袋を発見。

やっぱり、ベランダの床に朝顔の種の殻が落ちていたので、

鳥たちが持って来たものだったみたい。

スズメたちの贈り物の朝顔。なんか、嬉しいね。)

 

今年の夏は凄まじい暑さで、寝不足続きだったけど、

ようやく、ようやく、夜はゆっくりと眠れる涼しさに。

 

ちょっと涼しくなって、落ち着いたせいか、

たまっていたような夏バテが急にやって来た。

どうも食欲も沸かないので、

カレーやスパイシーなエスニックアジアごはんでしのいでいる。

 

今日は台湾屋台の定番ごはん、ルーロー飯!

甘辛いしょうゆで肉とゆで卵を煮込んでご飯の上に。

豚バラの塊肉が無かったので、豚コマで代用。

やっぱり豚バラの方がよかったなあ。今度また作ろう。

五香粉は常備してあるので、ちょっと入れだけで本場の香り!


26. 長月(WED)

メニューに困った日はカレーに限る。

そして翌朝はカレーうどんに限る。(笑)

カレーうどん用に、ちょっと濃い口醤油とカツオだしと油揚げを入れて、

和風カレーに変身。

とろみが欲しいときは片栗粉を入れればグー。

 

今回作ったカレーは玉葱のうすぎりをたっぷりと、

あめ色になるまで炒めたので、とろみはいらない感じ。

いつもは、トマトや旬の野菜なども入れて具沢山カレーにすることが多いけど、

昨日は飴色玉葱と牛肉とキノコのみのシンプルなベースにしたら、

意外にシンプルな方が美味しいような気がした。

野菜の具材はあとから茹でたり、蒸したり、焼いたりしたのをトッピングした方が美味しいのかも。。。

 

数年前、インドカレーにはまって、隣町のインド人経営のスパイス専門店に買いに行ったりして、

色々作っていたけど、スパイスと辛味が強力すぎるのもちょっと飽きてしまって、

やっぱり”ザ・ニッポンのカレー”に戻ってきた。

子供時代に食べた味というのは、誰にとっても絶大な安心感なのだなあ。


25. 長月(TUE)

作業に埋没しすぎていて、HPのニッキやブログが滞りがちに。。。(反省)

もうちょっと近況を発信しないと、もう辞めちゃったのかと思われるかも。。。

いえいえ、やってます。営業してます。作業しています。。。

 

かばんや小物入れ、布小物などの他に、

新しくチャレンジを始めた薺nazunaの手縫い服。

新しいアイテムとして衣服を作っているけれど、

ファッションというのはおこがましい。

身に纏うもの、身につける袋もの的なアイテムを、と。。。

 

基本は自分が使いたいもの、心地良く使えるものを、

そして、大量生産が始まる前のヨーロッパの手縫いの仕立て屋さんや、

手仕事で衣服を仕立ててきたウエアの佇まいのあるものを。。。

コートやガウンなども普段使いできる軽やかなものを作りたくて。

 

畳で座る生活だと、裾の長いガウンやワンピースなどのホームウエアは動きにくいかもしれない。

最近は住居環境も畳よりもフローリング、ソファや椅子でくつろぐ生活が主流になってきて。

椅子やソファに座っていると、冬に限らず夏でもエアコンの冷気で足のふくらはぎ辺りが少し寒くなる。

部屋でくつろいだり、家事や仕事や作業をしたりするときに、

裾の長いものを纏っているとちょっと心地良かったりする。

ルームガウン、アトリエコート。。。

朝起きてパジャマの上に羽織って、コーヒーや紅茶を入れて、ホッと一息つくときのガウンコート。

もちろん、散歩やお出かけの外出着にもなる。

冬にはウールのロングコートを羽織っても軽やかで暖かい。。。

ラフにラフに、どんどん着込んでいるうちに、トロトロになっていく感じ。

そんなふうに、毎日使いたくなるものを作りたい、と思う。。。


24. 長月(MON) 晴れ

ひさしぶりの良いお天気。

ウォーキング散歩に出かける。

数年前に近所の31アイスが惜しまれつつも閉店してしまったので、

隣町のお店まで歩いていこうということに。

 

てくてく歩いてやって来たものの、連休のせいかナショナルストア前の31アイスは超満員。

インターナショナルな親子連れがワイワイガヤガヤと長蛇の列。

「ああ、もう並ぶのは嫌だな〜」

そんな訳でせっかくここを目当てに歩いてきたけどアイスは断念して、

公園内の図書館カフェでお茶することに。

 

公園の池でのんびりと憩う鴨たちや亀や鯉を眺めながら散策。

春にはびっしり咲き誇っていたスミレの群生があった場所は、すっかり緑に覆われて跡形もない。

スミレの種を少々採取できたらなあ、と思っていたけど甘かった。

山道とも呼べるような起伏の激しい公園内の道を上がって行く。

昔はよく通ったこの図書館も、最近は時折カフェでお茶に来るくらい。。。(笑)

 

以前、読書や調べ物に熱中して気がついたらとっぷり日が暮れていて、

慌てて図書館から出てみたら、もうすっかり公園の中は真っ暗になっていた。

ぐるりと廻って表通りの道を下って行けば良かったのに、

公園の真ん中を突っ切って行った方が早い、と、

真っ暗闇の公園内の岩場のような山道を下っていった時の恐ろしかったこと。。。

もう今は急な傾斜の山道を走って駆け下れないなあ。

 

テクテク歩いて帰宅。

近所のビール会社の敷地では秋の麦酒祭というのを開催している。

お酒はとんと飲めなくなったので、ビールも小さなコップ一杯くらいしか飲めない私。。。

大にぎわいを横目に帰る。(笑)

そろそろ涼しい季節になるので、またウォーキングを始めよう。。。


22. 長月(SAT) くもりときどき雨、のち晴れ

昨日は寒い朝で11月並みの寒さという1日だった。

今日も午前中までは肌寒かったのに、お昼を過ぎてからというもの、

なんたる蒸し暑さ。

でも、今日は長年行ってみたかった、谷中のかき氷屋さんへ友人と出かける。

開店して間も無いはずなのに、すっかり長蛇の列。

最長6時間待ちとの噂だったけど、今日はもう9月だし前日は寒かったので割と空いている方なんだとか。

待ちに待って店内へ。

 

店内はぎっしりと席に座ったお客さんと待っている人々と、汗だくででかき氷を削る人と、

オーダー通りのシロップを載せていく店員さんでてんてこ舞いで、

カウンターには無言で食べ続けるお客さんの姿、というちょっと異様な光景に驚く私達。。。

通されたカウンター席の目の前には、懸命に手回しのかき氷機を回し氷を削る店員さん。

とても、のんびりおしゃべりしながら食べている雰囲気ではなくて。

私も友人も無言で「早く食べ終えて、後ろに並んでいる人に席を譲らなくちゃ!」という感じ。。。

濃厚な桃のソースとミルクと、なんといってもふわふわの口どけの氷は美味しくて。

でも、「美味しいね〜」という暇もなく、もう必死のていで食べた。(笑)

蒸し暑かったけど冷え性体質のせいか、すぐに身体が冷たくなってきてしまって。

汗だくで削ってくれたかき氷を残したくなかったけど、

もうスプーンを持つ手の震えが止まらなくなって、あと少しのとろこでギブアップ。

 

お店を出て観光客でごった返しの商店街を歩きながら、二人で異口同音。

「半分の量でもええなあ。。。」

ほんのちょこっと美味しいかき氷を、のんびりとテーブル席に座って、

「美味しいなあ」と、他愛もない雑談をしながら食べたいねえ、と。。。

でも、一度行けて良かった。美味しかったね。

 

谷中、根津、千駄木をぐるりぐるりと巡り。。。

また一息つこうと、カフェに入る。

アイスコーヒーを飲もうと思っていたけど、

甘味メニューを見つけたら、オーダーせざるを得なくなるね。。。

谷中から上野へ電車で向かう。

上野恩賜公園で台湾フェアが開催中だった。

ハンドメイドや台湾の人気雑貨屋さんのブースが良い感じ。

台湾の骨董のお皿を見つけて、思わずゲット。

骨董といっても、たぶん昭和のもの。

日本統治時代のものかなあ。印判染めの風情もいい感じの素朴な皿。

 

でも、家に帰ってから気が付いた。

縁にうっすらと欠けがあった。

暗かったので気が付かなかったんだと思う。

補修してから使わないと、ここから水気が入ったら壊れてしまうから。。。

 

パンダポスト。

ここに投函すると、パンダの可愛い消印を押してくれる。

一度、自分宛に投函してみたい。今度上野に来る時はハガキを持参しなくちゃー。

 

もう日が暮れるのが何と早いことか。

上野の森が宵闇に覆われていくと、

木々の中から、猫たちがのんびり姿を現わし始めた。

自由猫たちはご飯の時間かな。。。


21. 長月(FRI)

寒い朝、11月並みの温度になって、まるで一気に冬になった感じ。

開きかけていた朝顔の蕾がすっかりしぼんでしまった。。。

 

季節はずれに芽を出した朝顔、花を咲かせないまま季節を終えそう。

また来年、花が咲くのを楽しみにしよう。。。

 

今日は寒かったので、韓国うどんと辛いコチジャンの効いたスープでホッカホカに。

こんなに寒いけど、本当に明日真夏に戻ってくれるのかな。

というのも、明日はかき氷を食べにいく約束なのだよ。

まあ、寒かったら予定を変更したっていいんだけど。

楽しみにしているのよーー。


19. 長月(WED) くもりのち雨

今日も米粉の麺のお昼ごはん。

辛味とお酢をアクセントにすると、夏バテの時もさっぱり食べられる。

連日エスニックなので、夜は和食メニューで秋の気配を楽しむことに。

昼から下ゆでしてだしで煮込んだ大根や厚揚げと鶏の手羽中など。

昆布と煮干し、鶏のだしがしみて手作りおでんは美味、美味。

たけのこゴハンは昆布をちょっと切って、鶏スープとうすくちしょうゆで土鍋窯で炊くのが美味しい。

そうそう、我が家では卵焼きも昆布やかつお節などの和のダシじゃなくて、

卵を溶いて鶏スープとうすくちしょうゆで味付けする。

鶏と卵の料理は、鶏スープを加えて作った方がコクが深まって美味しい気がする。。。


18. 長月(TUE) 晴れのち雨

アボカドとすみれの大鉢に、この夏、朝顔の蔓が伸び始めた。

アボカドの幹を切った時、スミレが大いに繁茂して、競うように朝顔の双葉が顔を出した。

植物の静かなる戦いを垣間見ているような感じ。

栄枯盛衰の理あり、といった感じ。。。

その朝顔の蔓がぐんぐん伸びて、この間から小さな花芽をつけた。

少しずつ膨らんで行く花の蕾。

初秋まだ残暑が残る中、朝顔の花、間に合うかな。


17. 長月(MON) くもりのち雨、そして雷雨

夕方になってすごい大雨と雷!

天気が突然変わるので、どんなにお天気が良くてもこの時期傘は必需だなあ。

もう残暑も終わりなのかな、と思ってはみても、

週末に真夏の天気が戻ってくるという予報だし。

ああ、今年の夏の暑さは凄まじい。。。

 

そういう時はやっぱりアジアごはんで元気になろう!

今日のごはんはブンチャー。

米粉の細い麺のつけ麺。

ナンプラーと唐辛子と酢と砂糖などで味付けのタレに、

空芯菜や野菜と豚肉の焼いたのをサイドメニューにして。

フライドオニオンとフライドガーリック、コリアンダーは欠かせないね。

爽やかな旨味のブンチャーメニュー。

夏はエスニックで元気でるね。


16. 長月(THU) 晴れ

外でお祭りのお囃子の音が聞こえる。

と、出て来てみたら、

隣町の春日大社の分社のお神輿。

平成の最後の夏なので、例年よりもド派手になっているのかな。

天狗さまも御一緒に。。。

ビール祭りで今日はマルシェが小規模だったけど、

新鮮な野菜が買えて、今日の晩ご飯が楽しみ。

 

おやつはヨハンのミニクロで。

秋の味覚の栗のミニクロもお目見え。

 

晩ごはんは、タケノコと鶏肉のグリーンカレー。

マルシェのオーガニック八百屋さんで買った生で食べられるニラをサラダ代わりに。

お店の方のおすすめは、切ったニラをごはんに載せて、しょうゆを掛けて食べる!

食べたこと無いくらいに柔らかなニラが爽やかなな香り。

お醤油とご飯とニラだけでこんなに美味しいなんて驚き!


13. 長月(THU) くもり

まだまだ残暑の残る9月中旬。

手縫い服の制作。

春から試作など始めて、やっと夏に着手。。。

本当は夏のシーズンにお披露目したかったけれど、秋冬のお披露目になりそうな。。。

 

通常リネン素材は春夏のアイテムというのは、今や昔。

一年を通してリネン素材を愛用する人が増え、

そういうニーズに織屋さんも応えてくださって、

今では涼感的なリネンだけでなく、目の詰まった肉厚でいて柔らかなリネンや、

両面起毛したフランネルリネンやリネンウール、と幅広い。。。

 

根強いリネン人気。

木綿とどう違うのかと問われると、

リネン素材は育てる衣服、と答えたくなる。

 

衣服を着て、そして丁寧に洗う。

合成洗剤やクリーニングに出すのではなく、

純石鹸成分のもので自分で洗濯して陰干しして、

洗い晒しのまま、またはお好みでアイロンを掛けて整える。

洗って干すときに、ギュッとしぼり込んでみると、細かいプリーツのようなシワになる。

そんな洗いざらしの似合うのがリネンの良さ。。。

何度も水をくぐっていく度に、少しずつ手触りや風合いも見た目の風情も変わっていく。

着心地もトロンとしっとりと肌にこなれてきて、

厚手のものなどは目が詰まって繊維のエッジがやわらいでくる。

そんなこんなの全てが、リネンの楽しみでもある。

 

そんな風に愛着の沸く衣服を作れればいいな、と始めた手縫い服。

かばんや布小物と同じように、わくわく、ほっこりするものが仕上ればと思います。


11. 長月(TUE) くもり

手芸屋さんへテクテク糸を買いに行ったけれど、貼り紙もなくシャッターが仕舞っていた。

お休みは日祝だと思っていたけど、今日はお休みなのかな。。。

年輩の方がひっそりと経営されていたので、もしかしたら廃業されてしまわれたのかもしれないなあ。。。

 

ここが無くなると、自宅から徒歩で買いに行ける手芸屋さんがついに皆無になってしまうことに。。。

このお店も隣町といいつつも、徒歩で往復40分以上かかる。

こうなったら、電車で大型手芸店へ行くしか無いか。

ネットでも買えるけど、色々手芸ツールを見るのも面白いから、直で見たいのよね。

 

ここまで来たので、久しぶりにカルディへ立ち寄る。

蓮茶やスパイス、米粉の麺やナムプラーを買い込む。

カルディは店内を見て廻るのが楽しいね。

エスニック食材や面白いお菓子が売っているし、なんといっても美味しいコーヒーもごちそうしてくださるし。

でも、通路が狭いので他のお客さんもいるし、なかなかゆっくりじっくり見るのが難しい。

平日の空いているときが狙い目だなあ。。。

 

 

今日は涼しくなってやっと心地良く過ごせる気温に。

日々のチクチク作業も快適な中で進められそう。

今は手縫い服の仕上げの工程。

少しずつだけど、数が揃ったらお披露目します。


09. 長月(SUN) 晴れ

ダンナさんは仕事の前の、朝とかお昼のメニューがパン食だとすぐにお腹が空くというので、

普段の食事のメニューにパンの出番がなかなかない。

でも、私がパンメニューが大好きなので、

お休みの日などに限っては、自家製パンやサンドイッチにすることが多い。

 

今日はゆでたまごとハムのサンド。

ゆで卵は殻を剥いたらボウルの中で、フォークを二本重ねて崩していく。

以前はナイフで刻んでいたけど、フォークでつぶしていく方が早いし、白身が不揃いに刻めるので、

味がしみこみやすい。

マヨネーズソースには必ずケッパーとブラックペッパー。

玉葱のみじん切りも入れたり、ピクルスも入ると美味しいけど、

最近はケッパーと卵の組み合わせが気に入っている。

キュウリに塩をして、キャベツのせん切りをこんもり盛っていく。

サンドイッチで一番好きな取り合わせは何かと考えたら、

ハムとキュウリ。

このシンプルな組み合わせが一番好き。

ハムとカマンベールとレタスもいい。。。

でも、果物と生クリームの甘いサンドイッチは何故かどうしても食べられない。(笑)


08. 長月(SAT) 晴れ

浅草文化観光センター七階で開催中の、「シューメーカーズ 五人展」へGO!

7年毎に五人の靴職人さんらが集まって開催の「シューメーカーズ五人展」。

前回からもう七年も経ってたなんて。月日の経つのが早い。

相馬紳二郎さんという革作家さんは、黙々と制作やリペアや

自給自足の暮らしのをされている作家さんなので、

今回のも久しぶりに拝見することが出来て嬉しい。。。

足型を丁寧に取って、靴をオーダーできる。

木型を使わず、独特なフォルムと靴底のタイヤゴムを使うのも相馬さんならではの靴。

サンダルは男女共に人気のアイテムのよう。

バッグや財布、小物類も全て手縫いで作られている。

最近は革カバンなどもミシン縫いのものが多い中で、

全てのアイテムが手縫いというのは稀有な存在になってきていると思う。

これは今回初めて木型で作ったというレースアップシューズ。

革が柔らかくて、履き易そう。

メンズサイズだけど、冷えとりソックス女子ならこのサイズでも可愛いかも。。。

 

前回は勝ちどきの倉庫ギャラリーでの展示だったので、広々とした中で、五人五様のブース展示も個性的で面白く。

今回は、ちょっと手狭だったけど、ギッチリ中身の詰まったグループ展で良かったと思う。

相馬さんの物づくりは独学で積み重ねてきたノウハウで制作されている。

だから、靴や鞄なども、相馬さん流のカタチがある。

いわゆるの”ありがちな”デザインでは決してない。

古い馬具の革を切って持ち手にした接ぎ合わせのバッグ。

どこにもない物づくりが相馬さんらしい。

ベルトやバッグの金具も御自身で作られている。

自転車のスポークを叩いて加工したベルトのバックルは味わいがあって、

過去に私とダンナさんも一つずつ注文させて貰った。

ベルトの穴もその場で調整してくれたり、修理などもいつでも応じてくださる。

相馬さんを知ったキッカケのバッグ。

自家用に制作されたというバイクのサドルバッグのようなデザインのショルダー。

最初に見た時よりも更に存在感が増している!すごい!

雨風をくぐりぬけてきた感じ。

日用の道具をとことん使いこなす、という醍醐味。

 

傷がつかないように汚れないように、シミがつかないように、使うのではなく、

すぐに新しいものに買い替えるのではなく、

使い込んでいく楽しみ、修繕しながら長く愛用していく喜び。

どんどん身体の一部になっていく、感じ。

 

以前、薺nazunaで販売していたアロー(イラクサ)で私が手編みしたマフラーを購入くださった方が、

長年ずっと御愛用くださって、「私の身体の一部になっています」と。。。

すごく嬉しかった。

私も自分で作った蛇腹の長財布はどんどん藍の色が擦れてきて、すっかり手の一部になってきた。

使うほどに使い易くなっていく、日用の道具として。。。

今作っている薺nazunaの衣服が、そんな風に長く喜んでもらえるようなものにしたいと思うばかり。。。

 

御自身で制作されたハイカットシューズ。

「もうこれでないと」と相馬さんがおっしゃる。

私はまだ鞄やベルトや革小物しか注文してないけれど、

今度は履物をお願いしたいなあ。。。

クタクタになった革靴からも、

修繕を重ねて使い込んでいく喜びが感じられる。

そんな物づくり、これからも見習っていきたいと思う。。。


07. 長月(FRI) くもり

おやつの時間。

でも、何もお菓子がないので食パンでフレンチトーストを作る。

食パン2枚。

卵1個をボウルによくかき混ぜてから、砂糖20gを入れてひたすら混ぜる。

(卵をほぐす前に調味料を入れると黄味が固まってちゃんと混ざらなくなる。。。)

牛乳100mlを入れて、バニラエッセンスを数滴加えて。

バットに食パンを並べて、表面をフォークでまんべんなく刺して沢山の穴を開けておく。

そこへボウルの中身を流しこむ。

ひたひたと、パンが液を吸い込むように裏表を返して、すっかり液が無くなるまで。

五分ほど寝かせたのち、熱したフライパンに少し多めにバターを溶かして、

パンを並べて焼いていく。

焦げ目がカリっとつくようになるまで、表裏を返しながら焼く。。。

 

できあがり!

お好みでハチミツまたはメープルシロップなど。

我が家はこのままナイフ&フォークでいただきます!

固くなったフランスパンで作っても美味しいね。。。

このレシピ、食パンじゃなくて、薄力粉75gとベーキングパウダー小匙1杯で作るとホットケーキになる。

1〜2人分のサイズ。

手作りおやつは砂糖の量を加減できるので安心、安心。


06. 長月(THU) くもり

未明に北海道で大きな地震があって、相当な被害。

あまりに規模の大きな被害に言葉もない。。。

早く救助が行き届きますように、お祈りします。


04. 長月(TUE) くもりのち雨 台風!!

西日本に超大型台風襲来!!

大変な被害が出て、驚くばかり・・・・。

 

毎年、必ずどこかで大きな災害がやってきてるのが本当に怖い。

御高齢の方々が口を揃えて、「これまで生きてきて、こんなの見たことがない」と言う。

なんとかならないものだろうか。。。

もどかしいような気持ち。


03. 長月(MON) 雨のちくもり

ミシン糸でコットン100%で丈夫なのがなかなか見つからない。

白や黒はあっても、色糸の木綿ミシン糸(カタン糸)は殆どないのかも。

ポリエステル糸ではなくて、木綿糸で縫いたいのには訳がある。

ナチュラル色や薄い色の生地の衣服は、長年着込んだあとに色を染めてみたいなと思ったときに、

ポリエステルの糸では糸の部分が染まらずに浮いてしまう。

そういうのもあって、制作中のものは木綿糸で手縫いすることにしてみた。

濃い色の生地はポリエステル糸でもいいのかな、とも思う。

素材や色によって色々制作方法を選択していくつもり。。。

 

今年からバッグや小物入れに加えて、”身につけるもの”というカテゴリを追加して、

様々に、色んな物づくりをしていこうと思う。

装飾品に続いて、”身につけるもの”の新しいアイテムは衣服。。。

身体を包むもの。

身体を包む=袋もの。

そんなような気持で、せっせと針を進めている。

薺nazunaらしい衣服が作れればいいなと思う。


02. 長月(SUN) くもり

針休み。

 

もう9月だけど、秋といった感じはまだ実感なし。

先月の22日、日が落ちて虫の音がしたので、

もう自然の中はちゃんと季節が進んでいる。

この夏は猛暑が凄まじくて、たくさんの蝉が羽化しないまま死んでいたというニュースも聞いたし、

何より、晩夏になると聴こえてくる、ひぐらしの鳴き声が全然しない。

あれを聞くと、「ああ、そろそろ夏も終わりだなあ」と何か風情のようなものを感じる。

蚊帳があって、縁側で蚊取り線香の煙と、

浴衣を着て団扇で涼を取っている懐かしいような雰囲気が思い出される。

日本の古き良き晩夏のイメージ。。。

 

あまりの暑さに、ひぐらしが羽化できなかったのかなあ。。。

もうこんな暑い夏はかんべんして欲しい。。。


01. 長月(SAT) くもりのち雨

先月の中頃、契約しているレンタルサーバーの会社からセキュリティアップ要請のメールが来て。。。

どんどんWEB関連が進化している中、最低限のスキルで作っている薺nazunaのHP。。。

WEB SHOPだけど、ショッピングカートも搭載していないけれど、

お手間をお掛けしていると思いつつも、メールでの商取引をさせて戴いている。

ショッピングカートや支払い通知や到着通知が、

クリック一つでやりとり出来るショッピングサイトもいっぱい出来て来た。

登録すれば、手間も掛らないのかもしれないけれど、

制作の御依頼やお取り置きの希望や、商品の質問など、

メールの方がきめ細やかに対応出来るのじゃないかなあ、と思っている。。。

 

ショッピングカートじゃないから、"http"から"https"に変えなくてもいいかなあ、と鷹揚に考えていたけど、

ブラウザや検索サイトによっては、サイトの信頼性が確保できないから弾かれてしまうらしい、と聞いて、

ちょっとアップグレードしてみました。

御蔭で我が家の4台のパソコンのうち、半分で自分のHPが見れなくなってしまった。バージョン古くて。。。

急に薺nazunaのサイトを閲覧出来なくなった方がいらっしゃったとしたら、

セキュリティをアップさせたからなのです。。。

 

ネットの環境などもどんどん変わっていくので、これからどうなるかは分からないけれど、

いまのところは従来通りでやっていこうと思う。


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