nazuna ニッキ 2017年 9月 長月

 

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29. 長月(FRI) 晴れ

なんという心地良い秋晴れの日。

 

今年の東京はじめじめした夏だったなあ。

それほどの猛暑ではなかったけど、湿度が高くて夏の心地よさを感じられない年だった。

先シーズンの秋冬が暖冬だったから今年は冷夏、と聞いていた。

冷夏だったから今シーズンの冬も暖冬がいい。。。

寒すぎるのと雪は苦手です。

 

今日は留め具を彫る。

ゴリゴリと彫りながら、以前は削りカスをとっておいたなあと思い出す。

山桜の削りカス、スモークチップに出来るんじゃないかって思ったけど、

やはりマンションでスモーク料理は大迷惑になりそうなので断念。

今日のおやつはポップコーン。

ほんのちょっとのつもりが、多すぎた!

深鍋に満杯出来上ってしまって。。。

 

仕上げにバターと塩をまぶすといいみたい。

でも、多すぎてまぶしきれない。

 

練乳やバターや砂糖などを鍋でからめて、キャラメルポップコーンにも出来るらしい。

うーーん、甘いのよりは塩味が好き。

スナック菓子の中ではポップコーンは意外にヘルシーらしい。

高カロリーなポテチやナチョスチップよりも断然いいのかも。


27. 長月(WED) くもりのち雨

早くもCLで香川所属のドルトムントとレアルマドリーが対戦。

序盤はドルトムントに押し込まれたけれど、以降はクッキリと力の差が歴然と。

結局、香川を出場させてくれなかったドルトのボス監督。

ゴールマウス前で仕事ができる選手なのに。

案の定、何の攻撃も出来ないままドルトはあっけなく敗戦。。。

CLで絶好調のレアルなので一安心だけど、リーガではなかなか思うように勝ち切れなくて引き分けが多い。

首位とかなり差が開いてしまってるので連覇できるかどうか。。。

リーガもCLでも連覇が目標なのに。。。大丈夫かな。

 

今シーズンからいつものスカパー!のチャンネルでブンデスリーガが見れなくなってしまった。

スカパー!でずっと欧州サッカーを視聴してきたけどJリーグに続きブンデスまで。。。

そしてそのうちセリエA、CLすらも、ネット配信大手のDAZONEにすべて奪われてしまうのかな。

WOWOWのリーガの放送権は大丈夫なんだろうか。。。

そうなったら悲しすぎる。。。ネット配信でサッカーの生放送を見たいとは思わないもん。。。


25. 長月(MON) 晴れ

お昼に、ピザトーストを食べる。

ピザソースはナポリ式のトマトのみで作ったソース。

 

トマトの水煮缶を2缶ほどフライパンまたは深鍋に入れてグツグツ煮る。

塩をひとつまみ、長期保存するときは2つまみ強。

最初、イタリアンのシェフに教わった時は、「種を取り除いてね」と聞いたんだけど、

もったいないと思ってしまうので種も全部まるごと煮詰める。。。

水分を飛ばして半分以下の量まで煮詰めると、すっぱい水煮缶もトマトの甘味が濃厚になってくる。

トルコでは、ほぼ水分が無くなるまで長時間煮込んで、味噌のような固さになるまで煮込むのだそう。

塩も多めに入れて、まさにトマト味噌。瓶詰めにして長期間保存できる。

その場合は2缶といわず、たっぷりの量をまとめて作る。

トマトがグツグツいうと汁がはねて飛ぶのでフライパンより深鍋の方がコンロ廻りを汚さないでいいかも。

 

出来上ったトマトソースは密閉容器に入れて、パスタソースやピザソースとして使う。

コクのある調味料にもなるし、ケチャップよりも美味しくてリコピンたっぷり。

食パンにオリーブオイルを塗って、トマトソースをまんべんなく。

上に、あればパンチェッタか生ハム(なくてもいい)、

パルミジャーノチーズをスライサーで薄削りしたのをまぶして、バジルを散らす。

チーズがほんのり焼き色がついてグツグツとなったら食べ頃。。。


22. 長月(FRI)

久しぶりにクッキーを焼く。

最後に生地を棒状にまとめてラップで包んで冷凍しておけば、

いつでも食べたいときにオーブンで焼き立てを食べられる。

 

生地をまとめて冷蔵庫で寝かせてから切るんだけど、

すぐに食べたくなって、冷やし固められてなかったかな、

カットしてたら、どんどん柔らかくなってって、いびつな形に。。。

たっぷりとバターを使うけれど、

油分を純粋なバターのみで作られたクッキーはさっぱりサクサクと食べられる。

市販のショートニングの入ったクッキーは、食べたそばから胃もたれしてしまう感がある。。。

純粋なバターは、ヘルシー志向のヒトから敬遠されがちだけど、

エネルギーとして使ったあと、身体にも不純物が生成されないので負担が掛らないのだそう。

バターを使う料理は美味しいもんね。


20. 長月(WED) くもり

ふと気付けば、最近化粧をする時間が非常に短い。

若い頃ほど、結構時間を掛けていたような気がする。

昔はお出かけ前によくダンナさんを待たせていたっけ。

最近は口紅をつけるようなフルメイクをしなくなったなあ。。。

そのせいか、唇が乾燥して皮がめくれることがなくなったように思う。

口紅の代わりにオーガニックのリップクリームをつけるだけ。

今は口紅をつけようとは全く思わない。何か心地悪さを感じてしまう。

 

かといって、ノーメークで人前に出たり、出かけたりするのはちょっと抵抗がある。

パジャマや部屋着のまま出掛けてしまっているような感じがあって、居心地が悪いし、

お化粧するというのは、やっぱりいい気分になったり元気になったりもする大事なものだとも思う。

でも、ちょっとずつ昔に比べると、必要なものだけでよくなった気がする。

ミネラルベースのファンデーションとアイブローペンシルとアイカラー、

ほんのり色のフェイスカラーにリップクリームだけ。

以前は、メイクボックスにパンパンにグッズが詰まっていたっけ

下地、ファンデーション、アイライナー、アイブロウ、チーク、口紅、マスカラ。。。

そして、それらを落とすためにクレンジング剤、洗顔フォームなどなど。

化粧水や乳液、美容液などの基礎化粧品を入れたら数限りない。。。

 

考えてみれば女性というものは何ら疑うことなく、そんな化粧品の一切合切を、

大学生や社会人になる頃には、必需品としてひたすら黙々と揃えていく。

(最近の人は高校生時代に既にお化粧しているから、もっと早いのか。。。)

 

初々しい社会人乙女が販売員に促されるままメークアップ用品をそろえれば、

今度は「それを落とすためのクレンジング剤が必要よ」とアドバイスを受ける。

そして専用の洗顔フォーム、化粧水、乳液、保湿クリームと、もうキリがないのである。

 

でも冷静に考えてみたら、普通の石鹸で落ちないものを顔に塗ったら肌が傷むのは当然のことで。

今なら普通に理解出来ることが、化粧ビギナーの頃は雑誌や口コミや販売員さんの話しで、

「メイクアップ専用のものを揃えないと肌に負担がかかる」という話しを信じ込んでしまう。。。

 

でも、専用のクレンジング剤って何だろう。「やさしく落とす」というけれど、

クレンジングオイルでこすって落として、更に洗顔クリームを泡立てて、

おまけに洗顔ブラシまで使ったら、もう肌はボロボロ。。。

普通の石鹸でさえ洗浄作用が強いというのに、

特別な洗浄剤でしか落ちないものを毎日塗って毎日落としていたら、

若いうちは皮膚の細胞の回復能力が高いけど、

年齢を経た時にはそのダメージを回復させることが出来なくなる。

 

長いこと女性には、「化粧をするには、綺麗でいるためにはこれが絶対必要なんだ」という

誰もが盲信してしまう強い教えがあったように思う。。。今更ながらに述懐してしまう。(苦笑)

 

何もしなければ乾燥も肌荒れもしない、とさえ思う。

クレンジングと洗顔フォームをダブルで使うから、

完全に肌のバリア機能を失わせるから乾燥し、肌荒れする。。。

そうして必然と、乾燥を防ぐための化粧水、美容液、保湿クリーム、パック、様々なものが必要になってくる。

この悪循環の図式。。。

美しくありたいと願う乙女のピュアな思いがはまっていく闇が深いというか。。。

 

石鹸で落ちないものは顔につけない。

と決めて、肌に載せるものを選んでいく。

今はそういう意識を持つ作り手がいっぱいいるので、

ひと昔前よりも様々な優れたものが巷にあるので苦労せずに済む。

洗顔は質の良い石鹸だけ、化粧水とオーガニックのオイルやボタニカルバターを少し。

それだけで事足りるように思う。

肌の乾燥に高機能で高額な保湿ジェルやクリームではなく、

お水やお茶をよく飲むだけでもいいのだと、

もういい年になってから、ようやく気がついた。

 

以前、美容院やサロンが使うシャンプーなどを開発、販売している会社の社長さんとお話ししたことがある。

サロンではシャンプーやパーマなどヘアダイの薬剤を使い続けるので、

美容師の女性には手荒れはもちろんのこと、女性特有の疾患や流産などが多いと言われていたらしい。

日に何度も何度もシャンプーするので洗剤や薬剤が皮膚から吸収されてしまい、内臓へ蓄積されてしまうのだそうで。

特に、ヘアカラー、そして中でも白髪染めは最も毒性が強い、と。

だから、少しでも女性の美容師さんの身体に負担を掛けないものを作りたいと思って、

研究開発して来たんですよ、と。

 

それを聞く前からヘアカラーはやめていたけど、もう絶対にやめようと思った。

年齢を重ねて白髪が増えたとしても染めなくてもいいんじゃない、と思っている。

自然なままの髪色でお洒落されている先輩女性を見かけるとハッとする。

自分が心地よく健康でいられることが一番大事。

 

とニッキを書いているうちに、ハタと思った。

藍染と生成り布が好きな理由はそこにもあるのかな。。。

 

昔、化学染料の工場の内部を見に行ったことがある。。。

目を開けていられないほどの傷みを感じて驚いた。

染料の薬品の混じった湯気の中で作業している工員さんたちは、

「もう、おばちゃん達は慣れてしまってるんよ」と笑いながら染色作業を続けていた。

鮮やかで色落ちしない手奈染は、なんと大変な作業かと思った。。。

(今は作業環境も改善されてるんだと思う。。。)

 

色鮮やかな草木染め、天然染めに心惹かれるけれど、

一枚の布を鮮やかに染めるためには、

膨大な量の植物の花や葉や樹皮を使う。。。

 

でも、藍染の現場を見学しても、勿論目が痛くならないし、

発酵させた独特の香りは、染め上げたあとも虫を寄せつけないと聞く。

 

そして生成りは字のごとく植物の繊維、そのままの色。。。

 

こうして思い巡らせてみると、

今、自分が心惹かれるものは、

身体にもいいものは何か、自然にもいいものって何だろうと探しているうちの、

行き当たったものなのかな、と思う。

 

でも、何事もあんまりストイックに突き詰めていくのは好きじゃない。

ゆるり、ゆるりとイイ加減にやっていこうと思う。


19. 長月(TUE) 晴れのちくもり

通りを歩いていると、郵便局の花壇に色とりどりの花々が。

派手な大振りな花が咲いているなと思ったら、蝶々だった。

花を蜜を吸いながら、ゆっくりと羽ばたきをしている。

早くカメラを出さなくちゃともがいていたけど、

蝶々は全く逃げる素振りもない。

悠々と花から花へと蜜を吸い、ふわんと飛んでいった。

秋色した蝶々はなんという名前なのかな。。。


17. 長月(SUN)

パンを焼く。

冷蔵庫で低温発酵させたパン生地は、

今日で72時間。

冷蔵庫から出して常温になるまで休ませてから、切り分けて成形。

水分をたっぷり含ませたパンなので、ちゃんと成形できないけど、

まあ、自分達で食べるだけなので、形がいびつでもイイんです。。。

いつもは24時間から48時間以内で焼いて食べてしまうけど、

今回は3日間低温発酵。。。

前回、たまたま都合で72時間発酵させたのを焼いたら、皮は薄くてパリパリで中は柔らかかった。

今回は意図的に3日間発酵させてみた。

確かに24時間発酵後に焼き上げたものと比べたら、皮が薄く焼ける!

これからは3日間発酵で決りかも。。。

今回はクルミとピーカンナッツ、カボチャの種を入れてみたので、厳密に比べられてないかも。。。

 

後日、追記:

そして更に、もう半分を6日間発酵させて焼いてみたところ、

皮が薄皮のパリパリした層になってサクサクになった。

でも、風味はどうかな。ナッツがふんだんに入ってるのでよく分からない。(笑)

今度は何も入れずにプレーンな生地で焼いてみないとね。


16. 長月(SAT) くもりのち雨

ちょっと縫い進めては休ませて、と長いこと完成してなかった羽織りものを縫う。

細かなピンタックをランダムに作っていたのが時間が掛った理由なんだけど。。。

 

ダンナさんの普段着用のシャツにいいかなと買った生地だったけど、

色と生地感がメンズシャツにするには素朴すぎて、あまり本人に似合わなかったので、

どうしようかな、と。

仕方がないので自分の部屋着か何か作ることにした。

普通のシャツやワンピースを作っても面白くないのでチクチクとピンタックを施すことに。

一日1本ピンタック、みたいなことをやって、気が付けば二年くらい結構放ったらかしになっていたもんだから、

いい加減に仕上げようと思うに至った。

当初は衿をつけたピンタックブラウスの予定だったけど、

思いのほか生地の厚みと張りが余計に強調されてしまった感があったので、

ちょいと肌寒いときの羽織りものに変更。


15. 長月(FRI) 晴れのちくもり

今日はえびシュウマイを作る。

たけのこと椎茸はシュウマイには必需。

海老は上にトッピング。

以前、刻んで具の中に混ぜたら、殆ど分からない感じだったので、

今回は上に一つずつ載せることにした。

二段の中華蒸籠で12分くらい蒸して完成。

辛子醤油を添えて頂きます。


14. 長月(THU) くもり

今季の欧州CLが開幕。

開幕戦がユベントスとバルセロナだなんて。

大方予想通りにユーベが負けた。

結構な実力差を感じてしまった。なんだかんだいっても、

先シーズン頑張ってくれたダニエウ選手がいなくなったのは大きい。。。

あと怪我で離脱の選手が多すぎて、今後が心配なユーベ。

それに比べて、レアルマドリーは順風な滑り出し。

Cロナはやっぱりすごい。出場停止処分でリーグ戦に出られていないけど、

こうして結果を出してくれるのは、さすがチームのエース!

成功した選手たちが夜毎にクラブやバーやパーティーに繰り出し、

遊んでいる人も多いと聞くけれど、

ロナウドはひたすらトレーニングやリカバリーに明け暮れていると聞く。(脱帽)

試合後には必ずジムに残って、軽くリカバリーのトレーニングをしてから、そこで軽食をとるのだそう。

筋肉を沢山酷使した後は、食事などで栄養素を取らないと自身の筋肉を栄養分として吸収してしまって、

せっかく蓄えた筋量が落ちてしまうんだとか。。。

試合に勝った日などは、家族や友人や恋人らが観に来ていても、そのルーティーンを破ることがないんだそうで。

現役時代は決して怠らずに頑張ろうという決意の表れなのだなと思う。

彼はメッシと比較されて天才じゃないとか批判されるけど、

確かにメッシやジダンのように、技術や閃きがいわゆる天才肌ではないと思う。

でもその分、毎日欠かさないトレーニングや、試合中のピッチ上での動き出しの工夫や努力がすごい。。。

向上心が凄すぎて批判もされるけど、誰も真似の出来ないことを毎日続けていると思う。

そういう意味では、誰もがジダンやメッシには決してなれないけれど、

努力次第ではCロナのようになれるかもしれない、という見本になってくれてるのかもしれない。

(でも、あの持って生まれた端麗な容姿はジダンやメッシも誰も真似できないけどね。。。)


12. 長月(TUE) 雨のちくもり

鶏の手羽中骨肉を、最近はまっているエスニック味に漬込んでみた。

パプリカパウダー、ガーリック(おろし)、塩、黒こしょう、醤油少々、

チリビネガー(鷹の爪と青とうがらしに酢をヒタヒタになるまで入れて漬込んだもの)、ソース、ケチャップ、

そしてオレンジジュ−スとローレル(月桂樹の葉)を一枚。

冷蔵庫で寝かせておいたものを、ソースの入ったままステンレスの容器ごとオーブンで焼く。

途中、長ネギを切って放り込み、皮目に焼き目がつくまで焼く。

 

肉の中まで味が染み込んで、ジューシィーで美味しい。

こういうメニューの時はメキシコビールにライムを添えて飲みたくなるね。


10. 長月(SUN) 晴れのちくもり

お昼はどうしても麺ものかパンメニューになる。

今日はヤキソバ。

モヤシとニラ、キャベツと牛肉。

 

お好み焼きは豚肉が好きだけど、

ヤキソバは牛肉がいい。あとイカがあれば黄金コンビともいえる。

卵は目玉焼きもいいし、溶いてふわふわに焼いたのを上に載せるのもいい。

 

大阪人は、基本、豚肉よりも牛肉を好んで食べると思う。

私も実家にいたときは、肉といえばほぼ牛肉だった。二番手はとり肉。

カツやカレー、シチューも牛肉を使うのが普通だった。

カツは切り口が赤くてレアな牛ロース肉のカツレツが定番だったので、

東京でトンカツというのを初めて見たとき、「豚のカツではレアは無理やん。。。」と思った。

でも、蒸したり茹でたりしてトロトロに柔らかくなった豚肉を衣をつけて、

カラっと揚げた東京独自のスタイルのカツの旨さを知ったとき、

「これは凄い、大阪には無いな」と思った。

だけど、ヤキソバにはやっぱり牛肉が一番美味しいのは譲れない。

ヤキソバは麺だけを先に、熱々のフライパンに油をしいて麺を焼く。

麺をフライパンに置いたらしばらくそのまま置いておく。箸で混ぜたり触らないこと!

充分焦げ目がついてからひっくり返す。これ鉄則です。

この焼き目を入れる、入れないで全然美味しさが変わってくるから。。。

焦げ目をつけた麺をフライパンから出して皿に取っておいて、

牛肉を入れて焼く。あればイカを。。。

何なら、イカだけでもいい。豚やベーコンよりはイカがいい。(しつこい)

そしてキャベツ、他、お好みの野菜(ニラ、ネギなど。モヤシは入れ過ぎないこと。水っぽくなるから)を炒める。

しんなりしたら、ソースの半分量、もしくは大匙1のオイスターソースを入れる。

焼いておいた麺をフライパンに戻して、一緒に合わせていく。

焼そばに絶対水を入れたり、蒸したりしないこと。

野菜の水分とソースだけで充分混ざっていく。。。

(水を入れて蒸し焼きにしたら、焼そばじゃないです。。。

東京の焼そばの多くが美味しくないのは、カリっと焼かずに蒸し焼きだから。。。)

全体に合わさったら、残りのソースを加えて、完成。

仕上げに、フライドオニオンと香菜やピーナッツを刻んだのを振り掛けるとエスニックな味わいに。


09. 長月(SAT) 晴れ

中目黒に蓮茶を買いにいく。

去年くらいからだったか、蓮茶を飲み始めて調子がいい。

お茶が大好きだけど、紅茶を飲むとお腹が膨満感を感じてしまっていた。

タンニンのせいかもしれないのでストレートやレモンではなくて、

ミルクティにすると膨満感を感じないで済むけど、もしかして体質的に紅茶は苦手なのかもしれない。

緑茶も大好きだけど、最近はよくお腹をこわす。

カテキンは抗酸化物質で身体にいいはずだけれど、

これもやっぱりタンニンのせいなのかも。

そんな訳で緑茶を楽しめない。

夏場の麦茶も、必ずといっていいほど下痢になる。大麦のアレルギーなのかなんなのか。。。

一保堂さんのほうじ茶は身体に合うけど、ダンナさんがあの独特のスモーキーな香りがダメだというので、

最近は飲んで無い。。。

十年番茶や四国の発酵茶、はと麦茶、色々試して、今はベトナムの蓮茶に落ち着いた。

毎日、沢山飲んでもお腹にこないし、飽きない美味しさ。

冷えや摂取した油分の排出を促すのにもいいというし。。。

 

大きめのポットに茶葉を入れてたっぷりのお湯を注いで蓮茶を作って飲んでいたけど、

最近はもっぱら台湾茶器で少しずついれて飲んでいる。

比べると、茶の香りや味や一杯のリラックス効果が段違いで、

もう大きめポットで作り置きしたお茶には戻れない。。。

 

白いのとピンクのが絶妙に混じりあったおしろい花。

通りのそこかしこでオシロイ花が増殖中。

今年は雨が多かったせいか、植物の勢いがすごい。。。


08. 長月(FRI) 晴れのち雨

白花豆の甘煮を作った。

きび砂糖で作ると甘くなりすぎないのがいい。

豆と水と砂糖のみ、他の添加物が一切ない。

日ごとに旨味が染み込んでいくのも手作りの良いところ。

新物の豆を見つけたら、また作らなくっちゃ。


06. 長月(WED) くもりのち雨

ゆうべのサウジアラビア戦。。。

1-0での敗戦という結果に。

今さらながらにオーストラリアに勝っておいて良かった!と実感。

W杯ロシア大会に出場決定といっても、勝ち進めないなら残念な気持しかないし、

まだまだ安心出来ないチーム事情。

ハリル監督は勝ったときは饒舌だけど、

負けたときの試合後インタビューは目を伏せたまま殆ど質問に応じないところがある。。。

 

サッカーを見始めて、各国のリーグや代表戦などの試合をみるにつけ、

勝利したあと、または敗戦した試合直後に、記者からのキツイ質問が飛んだときなど、

色んな葛藤を乗り越えて、自分の気持ちを真摯に言葉にしようとする選手達の姿を目にする度に、

こんなに若いのになんと感情のコントロールをする術を身につけているんだろうか、と

感心を通り越して、感動してしまうときもある。

 

ブラジルW杯で地元セレソンが大惨敗だった時、

(当時もあまりの驚きと感動でニッキなどにも書いたけど)

その試合のあとのブラジル代表ダヴィド・ルイス選手が溢れる涙を拭いもせずに、

どれほどの屈辱的でつらい気持ちだったかも誰もが想像できる状態にありながら、

スタジアムのピッチの中で大勢の観衆に向かって、

潔く自分達のふがいなさや負けを認め、大勢のブラジルのサポーター達に、

無惨な敗戦で終わってしまったことへの謝罪を繰り返していたのを見たときは、

思わずもらい泣きしてしまった。

とても真似のできることじゃない。。。

日本のメディアではサッカーや野球の日本代表選手を”サムライ”と愛称で呼んでいるけど、

そのような清清しい姿勢こそが真のサムライなんじゃないかとも思った。。。

 

サッカーは、スピードと流れの中で華麗に展開されるスポーツ。。。

こんな大きな戦いでなくても、日頃のリーグ戦でも、

真剣勝負の中で、アスリート達の葛藤や悲しみや歓喜などの素直な心情を目にするのは、

日々感動だなと思う。


05. 長月(TUE) 晴れ

手縫いのパンツの丈を手直し。

ちょっと短かめにしていたのを長めに縫い直す。

藍染の木綿のボトムス。

この布を、お店で見たときは藍染めのものだと思って仕入れてみたものの、

家に帰って水洗いしてみたら、とめどなく流れ出る真っ青な染料に驚いて。。。

合成藍の染めものだから、と自家用にした生地。

でも、仕立てて着てみたら風合いも染め色もすごく良かった。

合成藍だとしても、藍染とインディゴの手染めのもので、少量ずつ織られた木綿の反物なので、

大量生産のものとは木綿の質も手触りも全然違う。。。

何度も洗いを重ねていくうちに、藍とインディゴのかすれた色合いも少し出てきて良い感じに。

普通の服地屋さんで買った生地で作ったものもあるけど、

断然、藍の木綿着物の布で作ったものの方が見栄えが違うように感じる。

藍染は素朴で地味にも感じられる色なんだけど、

藍染の色は単純な色ではないんだなと、普通の生地と比べてみると実感する。

ただの藍色、紺色、ネイビーじゃない、というか、色の深みがあるのだなと思う。

 

時々、藍染のものと違うものを使おうと思ったりもするけど、

藍の魅力に戻って来てしまっているのかな。

それと平行して、もっともっと色んな布、違う染め色のものも探してみようと思う。


03. 長月(SUN) くもりのち雨

はるゆたか100%の粉を仕入れたので久々にパンを焼いた。

作り始めた頃はフランスパンに近付くように、と奮闘していた。

焼いたパン生地の気泡が出ているかどうかとか、皮のパリパリと香りなども。

はるゆたか100%の粉は香りはとてもプレーンな感じ。

本当にクセがないので、フランスパンなどのハード系パンにするよりも、

食パンやロールパンなどの柔らかいパンに向いている感じ。

柔らかくするには、バターやミルクや砂糖などを配合していくんだろうけど、

低温長時間発酵パンなので、粉と水と塩とサフ(ドライイースト)だけで作るシンプルなパン。

それでもこの粉で焼くと、皮の感じはフランスパン的なハード系なんだけど、

中はフワフワモチモチと柔らかいので日本人好みのパンになる。

最近は家ごはんに合うパンを作ろうとしているのかも。

我が家の味のパン、というのかな。

 

ピザストーンでパンを焼くと、ちょっと石窯焼きパンになるかも、と思っている。

焼けた石のプレートに慌てて載せたので、ちょっとくっついてしまった。。。


02. 長月(SAT) 晴れ

久しぶりに涼しい日に。

このまま秋になっていくのか、または残暑の戻りがあるのかな。。。

 

夕方、テクテク歩いて隣町へおやつを買いに。

近所に和菓子屋さんがほぼ無くなったので、食べたいときは両隣のどちらかの町へいく。

今日はスイートポテトを食べたくなった。秋の味覚。。。

『松蔵』って長く愛されてるよね、ということで、計り売りスイートポテト。

一人では食べ切れないボリュームなので、ダンナさんと半分こできるし。

どーんとスイートポテト。

でも、クリーミーで軽い食感。ヘルシーだし。

ミルクティーによく合う美味しさ。


01. 長月(FRI) くもりのち雨

昨日はサッカーのロシアW杯最終予選の大事な試合、オーストラリア戦だった。

本当に勝てて良かった!

今回のW杯は行けないんじゃないかと何度か諦めかけたこともあるけれど、

本大会出場をホームで決めることが出来て良かった!!

 

試合を振り返ると、

オーストラリアが以前のような強さを感じなかったのに驚いた。

いつもだったら、後方からロングボールを放り込んできて、

長身のアタッカーがあっという間にシュートをしてくるという、

小柄で肉弾戦に弱い日本人が一番嫌がる戦法だったのに、そうはしなかった。

ロングボールは殆ど無かった。。。

欧州勢や南米勢との試合だったら、そんな単純な戦略は通用しないけど、

アジア予選では有効だったはずなのに。

フィジカルを存分に生かしてロングボールを多用するサッカーじゃなく、

ボールをコントロールしてパスで魅惑したり、カウンターも使う”現代サッカー”に

切り替えようという過渡期なのかな。。。

豪代表のプレーがちょっと混沌としていたのもあり、

そういうわけで悠々と勝たせて貰えたような感じだった。

それにしても井手口選手のスタミナ&シュート力は素晴らしかった。

長谷部主将が前半、ボールを失うことが多々あったけど、後半からは修正してきていたし。

毎回、試合の度に一貫性のないところがある代表監督なのが不安といったら不安。

 

次はサウジアラビアとの最後の試合。

ここでどういう風に日本代表がチームとして仕上ってるのかを見てみたい。

今回出られなかった選手たちのスキルアップも見てみたい!楽しみ。

猛暑の高温多湿な環境だそうだけど、頑張ってほしい。。。


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