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19世紀のスプーン

 

19th後半オランダ製、ピューターで作られたスプーンです。

つなぎ目にある王冠のマークから、H.Kamphof社製とわかります。

 

ピューターとはスズを主成分とした製品のこと。

ピューターが食器として用いられて来た歴史はとても古く、

ヨーロッパではローマ帝国支配下にあったイングランドで作られたと言います。

18世紀になると磁器やシルバーメッキ製品の大量生産に押されて衰退してしまいますが、

その工芸としての美しさは、後にアールヌーヴォーの流行やアーツ&クラフツ運動などによって再び見直され、

現在は中世のピューター製品のコレクターも数多くいるほどの人気になりました。

中世時代、銀製食器は王侯貴族が使うもの。貧者の金は「銀」で、

貧者の「銀」はピューターと言われたそうです。

鈍い色を放つピューター皿やスプーンは、日本人の美意識の琴線に触れるような気がします。

 

近年、ヨーロッパのアンティーク好きがこぞってピューター皿やスプーンを買い求めています。

最近では日本でも見かけるようになり、アンティークのピューター製品の人気が高まっているのだと思います。

普通のディナースプーンの形状のものが多い中で、

このスプーンはポッテリとした形が可愛らしく、

製造工房の刻印もある質の良いものです。

 

こういった古いスプーンは何故か、ただ飾って眺めているだけでも楽しいものです。

またはコーヒー豆など豆類を計ったりも良いのかも。。。

 

最後の1本。

 

長さ:17cm × 匙幅:5.5cm

 

price:3,000円→thank you,sold out

 

発送方法:定形外(普通/特定記録/簡易書留)、レターパックプラス

 

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