nazunaニッキ 2024年 APRIL 4月 卯月

 

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12.apr.(fri)くもり

数日前からキッチンの流しの調子が悪かったのが、ついに昨日になって排水溝が完全に詰まってしまった。。。

どうもこのところ排水パイプの通りがよくなかったもの。。。

ん?このところ、、、、?

いや、いや、振り返ってみたら、ここに住み始めてウン十年、流れがスッキリ良かった時は一度も無いじゃない。。。

数年前に新しいシンクに取り替えたものの、排水関連は「古いマンションだから」という言葉で特に何もして貰えなかった。

だましだまし使っていて、ここに来て完全に滞ってしまった。

こうなったら業者さんに頼るしかない!ヘルプー!

急いで来てくれた水道工事の業者さん、あれこれ試してくれてもなかなか開通しなくて。。。

最後の手段の高圧洗浄で一気に開通!

作業してくれた方のお話によると、これは奥の手なんだそう。

古いマンションで配管も古かったりすると良くない結果になることもあるらしいので、

最初から奥の手は使えなかったそうで。。。

こんなに気持ちよく水が流れていくって、ここに引っ越してから初めてじゃないかな。

と喜んでいたら、高圧洗浄初めてですか?って驚かれて。

他のマンションなんかは一年に一回は定期的に排水パイプに高圧洗浄掛けたりしてますって。。。

ナ、ナニ〜〜。ここの管理会社は何をしてるんッ??って鼻息も荒くなりそうな私。

作業員さんには大変な仕事をテキパキやって頂いて本当に感謝感謝!

二日ぶりにちゃんとしたゴハンを作れるのが嬉しい。

昨日はレトルトのカレーを買ってきて食べた。飛騨高山の名店カレー。

美味しかったけどやっぱり手作りのごはんがいい。

お惣菜とかレトルトとかお弁当だと、なんだか食べた気がしない。

やっぱりおうちごはんがお腹や身体にしっくりくる。

台所のお水の流れが素晴らしくなってホントに良かったーー。


11.apr.(thu)くもり

最近、粉をこねて点心の生地を作ったり、モロッコのムセンメンを作ったり、

インドのナンや南イタリアのショートパスタなどなど、

粉をこねる機会が結構ある。

大きめのホーロー製のボウルでこねたり、スペインのカスエラの大きいサイズのものに粉を広げてこねているけれど、

丸いボウルや陶器の器だとなかなか力を入れにくい。

で、以前、壷型のインドの煮込み鍋を購入したネットのお店(アジアハンターさん)を見てみたら、

現地の人々がチャパティやロティをこねるのに使っているステンレス製のコネ鉢を発見。

これは軽量だし良いかも、と先日注文してみた。

粉をこねるのが楽しみになりそう。

わくわく。。。

 

粉を練った後にのばす為のこね台は桐の大きなまな板を使っている。

これは浅草にある『江戸たいとう伝統工芸館』の売店で販売されていたもの。

最初、中と小のサイズを買って使ったらあまりに良いので、また後日わざわざ出掛けて大サイズを購入。

最初に全サイズを買っておくんだったと悔やんだものだった。

小さいのはパンやチーズや薬味を切るのに便利。

中サイズは日々の料理に大活躍。

一番大きなサイズは点心の皮を作ったり、生地をのばすのに使っている。

桐は軽くて、洗ったあとの水切れが早くて、桐自体の抗菌作用もあって、

長いこと使っているけどカビが出たことは一度もない。

よくあるプラスチックのまな板を使っていたときは塩素漂泊が欠かせなかったけど、

桐のまな板はよく洗って水気を切ったら、お日様に当たるように乾かすだけ。

日々の料理は楽しくて仕方が無い。

何かしら出来上がりが楽しみで。

また粉を使って面白いものに挑戦したい。。。


09.apr.(tue) 大嵐

大荒れの天気。ベランダのアボカドの鉢が何度も倒れる。

スミレたちも激しい風雨にさらされてしなだれている。

みんな無事だといいけれど。

 

雨が小ぶりになった頃を見計らって、おしなものを送り出す。

3000年前の古代水晶とカーネリアンの装身具。

このネックレスは何度も組み上げては解いて組み上げて、また解いてと、

何度もやり直したネックレス。

石、ビーズの組み合わせ、ちょっとした色の違いで雰囲気が全く異なる。

今回製作した装身具の殆どが組み合わせを何度も替えて作ったものだけど、

紀元前1000年の水晶、そしてカーネリアン。

この時代に合うもの、

また時代が新しくても遜色ないものを見つけて揃えるのに年月がかかった。

気に入った石やビーズを少しずつ集めて、形に出来そうだと思ったときにようやく組み上げることが出来る

最初からデザインはない。

色んなところで見つけた石を組み合わせて仕立てて行くから。

石やビーズも、世界中から集まってきたもの。

加工された時代も使われた時代もそれぞれに違うもの。

はるかなる幾年月を経て、やって来て、私といえば組み上げるときに手助けしただけのこと。

そして石とビーズたちは、また旅人となって大事にしてくれる方の元へ旅立っていく。

そこでまた新たな物語が紡がれてゆくのだろうと思うと感慨深いものがある。

布も石やビーズと同じで、古いものにはそれを作った手仕事の技と、大事にされた痕跡がある。

その景色がまた美しい。。。

 

いつも思うけれど、願って下さる方の元へ送り出せて良かった。。。

ホッと一息つけます。


08.apr.(mon)くもり

桜を見にいく。空模様が怪しい。

21時から雨が降るという予報だったけど自分の勘を信じて傘を持って行く。

桜を堪能していたら、ポツポツと冷たいものが。

次第に雨足が強くなり、傘を持って来て良かったね、という感じにまで。。。

天気予報は目安になるけど、当たらないことも多いので自分の勘も信じていこう。

川沿いの桜並木。

定点観測してからどのくらいになるだろうか。

以前は桜が満開でも、本当に静かな散歩道だった。

それがいつからあんなに満員電車並みのごった返しになるまでになったんだろう。。。

今はどこもすごい人出なのでここだけでは無いけれど。

賑やかなのもまた風物詩なのでそれはそれで良いのだ。

けれども、またどこかで静かに桜を眺めることが出来たらいいなあと思う。

ひっそりと満開に咲く、桜のサンクチュアリを見つけたい。。。

 

今年は近所で珍しくナズナが繁茂している。

いつも他の野草に押されて界隈ではあまり見かけなくなった感のナズナだったけど、

今年はところどころの路傍で群生しているのを見かけて、ちょっと嬉しくなった。

やっぱり可愛いナズナたち。

でも小さくて、ほんとに儚げな感じなの。

昔、実家の近所の空き地に咲いていたのはもっと大きかった。

種の入ったサヤのバチ部分も大きかったなあ。

外来種の野花の繁茂が凄いので栄養を取られてしまっているのかな。。。

いつも通りかかる隣町の公園。

幽玄な姿の桜の大木がある。

今日の雨風で桜の花吹雪が舞い散る。

もう桜の見頃も終わりなのだな。

 

舗道に面したところにある桜の大木。

もう一対並んでいたけれど、数年前の台風で根っこから倒れてしまった。

ベンチを真っ二つに破壊して倒れてたので、誰も怪我無かったかしらと心配にもなった。

私もダンナさんと買い物帰りにジュースやお茶を飲みながら腰掛けて一休みする場所なので、

ちょっと怖かった。

ここのコたちは結構老木かも。桜は樹木医さんを呼んでケアしてあげないと傷んでしまう。

大きな桜の樹は、すっかり苔むして良い感じになっている。

もっと長生きしてほしいね。

近所ののしだれ桜。今年も沢山の花を咲かせてくれた。。。

今年は去年よりも桜を堪能できて良かった。。。

 

本当だったら、桜が完全に散ってから咲き始める姫リンゴの花。

もうかなり満開になってます。

リンゴの花の蕾は何故にあんなに可愛いのだろうか。


06.apr.(sat)くもり

久しぶりに長時間低温発酵パンをつくる。

でもやっぱり焼成が巧くいかない。

焼き上がりはモチモチして美味しい。チーズを入れて焼きたい感じ。

その後、パンを食べるときに一度蒸してから表面がカリカリになるまで焼く。

また別の美味しさが現れる。

パンは難しくて奥が深くて面白い。

 

今年に入ってから装身具の試作や製作をしていて、出品も出来て一段落。

今度はまた布のアイテムを作りたいし、編むのも楽しいのでそういうアイテムをまた作りたい。

布を縫う

糸を編む。。。

糸を織る、、、は出来ないけれど、いつかチャレンジするときが来るだろうか。。。、


05.apr.(fri)くもり

昨日、春のお楽しみの道明寺を買おうと思って和菓子屋さんに立ち寄ったら休みだった。。。

そしてその足でいつものお肉屋さんでステーキ肉を買おうとしたら、

サーロインが売り切れていた。。。

牛一頭注文するので提供できるのはまだ先になる、って。。。

二回も振られてしまったけど、猫ちゃんに遭遇できたので気持ちは折れなかった。

今日こそは、と和菓子屋さんへ。

道明寺の他に何を買おうかな。

みたらし団子が目に入ったら、もう買うしか無いよね。

ちゃんと香ばしく焼き上げてあるみたらし団子。

炙り焼いてないとみたらし団子じゃないもん。

ああ、美味しいーーー。

そんなに目新しい新作の和菓子やスイーツじゃなくて良いのです。

昔ながらの、きっちり仕事がなされた味が好き。

ずっと愛され続けているものが好きなのです。


04.apr.(thu)清明 くもり

空は曇っているけれど雨は降ってないので桜並木を見に行く。

途中、いつも憩う小さな公園でブランコに乗って写真を撮ろうと思ったら先客がいらっしゃった。

でもブランコは雨で濡れていたので乗れないから遠巻きで眺めるだけでもイイね。

 

川沿いの桜はまあまあ咲いている。

満開ではないけれど、沢山の人が見に来ていて賑やかに。

 

上の右の写真は先月31日に行ったときの桜の状態。たった数日でこんなに違う。

日当りの良いところはもう満開になってる。

今年も桜が楽しめて良かったなあ。

橋の上で大きなニャンコに遭遇。

あまりに可愛いので同伴の飼い主さんに「写真、撮ってもいいですか?」と尋ねたら快諾。

お顔がカメラを向くようにチュールで誘導までして頂いて感謝感謝。

にゃんこさん、小型犬よりも大きいメインクーンなのね。大人しくて優雅なコだった。

可愛いーー。

 

帰宅したらベランダの多肉植物の鉢に一輪スミレが咲いていた!

優美な立ち姿。

こんなに美しい花を雑草扱いしてはいけませぬ。。。

 

さてと、晩ご飯を作る。

昨日の小龍包のあんに野菜と肉を足して、今夜は水餃子にする。

本場中国のレシピを見ると、茹でるとき、かなりしっかり茹でるみたい。

通常の水餃子レシピは浮き上がったらOKとあったけど、

それじゃあ駄目みたい。

もっと皮がプルプル、ツルツルするくらいしっかり茹でないと。

あと、大量の湯にパスタを茹でるみたいに塩をいれて茹でるとのこと。

何度もふきこぼれそうになるのを、混ぜたりしながら落ち着かせて三回くらい繰り返してみた。

うん、皮がツルツルで美味しい。そしてジューシー。

 


03.apr.(wed)くもりのち雨

袋ものの紐のこと。

イタリアンレザーや苧麻、絹、インディアンシニューなど人工繊維糸、袋ものや小物入れの素材によって使い分けている。

最近は丈夫なので苧麻の糸を好んで使っている。

ベースは白で、時に珈琲や紅茶で染めてみたりしている。

ただせっかく毛羽のないなめらかな苧麻の糸をみつけたけど、

煮出したり洗ったりを繰り返すことでなめらかさが無くなってしまうところがある。

何か違う糸も試してみよう。

マクラメ作品などで人気のワックスコードはどうだろうか。

これまで、ポリステル糸なので少々敬遠していたけれど、革の縫い糸のインディアンシニュー糸を使い始めてから、

ループの出来映えと丈夫さも抜きん出ているので選択肢が広がったように思い、糸を取り寄せてみた。

極細のワックスコードで紐とループを編んでみる。

最も細い番手でも、いつも使っているシニュー糸や苧麻の糸よりも太いので編みやすい。

良いなと思うのは色が豊富なこと。

あまりビビットな色は好みではないけれど、こういう色があればいいのに、と思っていた色もあるので良かった。

ただ気になったのは独特なワックスのにおい。

革縫い用のワックス糸はあまりにおいが気にならないけれど、マクラメ用の糸はニオイがちょっと気になる。

試しに編み上げてから、洗って蜜蝋を塗り直し、数日空気に晒しておいていたら殆ど気にならなくなってきた。

たぶん、使っているうちに無くなっていくように思う。

もっとニオイが気にならないくらいになれば使っても良いかもしれない。

紐を編む糸の選択肢が増えるといいかな。

 

夜ごはん、小龍包を作ってみた。

スープはゼランチンを入れたのでジュワっとくる。

でも、皮を撚った部分がちと固い。。。

蒸す時間をもっと掛けないといけなかったかも。。。

また今度リベンジしよう。


02.apr.(tue)下弦の月 くもり

今日はリッチパンではなくてリーンなパン。

きび砂糖も米油も控えめなハード系パンに近い丸パンを作る。

練った粉は柔らかなふわふわリッチパンと違って、ずっしり生地の詰まった感じ。

完全なハード系パンはやっぱりオーヤマくんでは巧く焼けないので、

ハード系パンに近づけたリーンなパン。

焼き上がりはこんな感じ。

油脂類、砂糖類が少ないので焼き色も浅め。

でも、食べるときには必ずもう一度トーストして食べるので丁度いいかも。

こんな小さな丸パンでも小麦の密度がぎゅっと濃い。

 

いつも道を歩きながらスミレを探している。

舗道の隅にスミレの群生を見つけて、花が終わったら種を採りに行こうと後日出掛けてみると、

雑草と一緒に草むしりされてしまっていたり。

一般にはスミレも雑草のひとくくりなんだろうけど、

スミレは私にとっては路傍の天使。

種を見つけると小さなビニール袋に採取。

家に帰って、蓋のついた容器に入れてティッシュをかぶせて軽く蓋をしておく。

密閉すると蒸されて傷んでしまうし、開けっ放しだと種が四方へ飛び散ってしまうので。

そうやって集めた種を夏の終わり、秋口に小さな植木鉢やプランターへ蒔いておく。

全部の種が発芽してくれるわけではないので、春に咲くかどうかが楽しみになっている。

今年は念願の紫のスミレが花を咲かせてくれた。

 

スミレはどんどん交雑していくみたいで、

真紫のスミレがあった場所も翌年はこうやって白と混ざりあったものになったり。

スミレは横顔美人。

うつむき加減で茎がカーブしているのが美しい。

今年は今のところ3輪咲いてくれました。

もうちょっと咲くかな?


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