nazuna ニッキ 2018年 5月 皐月

 

 

2017のニッキ    

 

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30. 皐月 (WED) くもりのち雨

洗濯物を干していると、やっぱりスズメたちが警戒して遊びに来れないようなので、

洗濯物を部屋干しにしていると、やっぱりダンナさんから笑われる。

これから梅雨、そして夏になるのに、スズメ達に遠慮してなるものかと思うけど、

あのキャッキャ、ピッピの姿が見れないのはちょっと寂しくもある。

世代替わりしたのか、いつも大勢で来ていたコたちがあまり来なくなった。

おひとりさまが多いね。今は子育て、巣立ちの頃で忙しいのかな。

あと、最近は猫との出会いが少ないなあ。。。

ブログでも書いていたけど、以前はやたらに猫たちに出会っていた。

なんでこんなところに、という驚くような状況だったり、

駅や道々で、どうにも離れようとしない猫たちが出現したけど、

ベランダに忽然と白い猫がやって来て、にゃんこ先生が大激怒した以来、

猫が家にわざわざ来てくれることもないし。。。

ちょっとモフモフが恋しい今日この頃なのだった。。。


28. 皐月 (TUE) 晴れ

案の定、私までも風邪になる。。。

ちょっと寝不足気味だったのもある。

ベランダの植物達に水をやっていたら。。。

ほぼ諦めていたアボカドが復活してきた。

今年の初めから春まで掛ったマンションの外壁工事があって、

ベランダのプランターなどを全部部屋の中へ移動しなければならず、

アボカドは十数年種から育てて、樹になってたんだけど、

葉っぱが病気か何かで茶色く枯れてたのもあって、

部屋に引き入れる為に思いきって剪定してしまったのだった。

幹の半分くらいのところでバッサリ、と。。。

それからほぼ半年近く、ただの棒きれ状態のままだった。「剪定、失敗したなあ」と反省しきりだった。

根元には相変わらずスミレ達がたわわに茂ってホウレン草状態だし。(笑)

それがよくよく見ると、棒の真ん中辺りにポチっと何か芽のようなものが。。。

ただの棒じゃなかった。生きててくれたんだ、アボカドくん。

良かったー。

果たしてどうなっていくのか。これから、どんな風にしてあげていけばいいのか、

ちょっと未来の姿が掴めないけど、枝葉が伸びてくれれば言うことないです。。。


27. 皐月 (SUN) 晴れ

ちょっと前に木綿の中型染めの愛らしいものを見つけたので袋ものを仕立てる。

木綿の中型染め自体、なかなか出会えないので見つけたときはワクワクする。

ほんの少しだけなので、小さな袋ものに。

 

小さな端切れが長い時を超えて残っているのは、なんともいえない。

この布の手触りの良さ、染め柄の愛らしさが、大事にとってあったものなんだと思う。

そういう布や、南部麻や亮布など、珍しい布にハサミを入れるのがしんどい時がある。

端切れや一幅の少しだけの布などを、袋もののために小さく切ってしまっていいんだろうか、と悩むときも。

江戸期のゴリゴリ麻、南部麻はそんな思いもあって、麻の重ねのシリーズで袋ものを一つ仕立てただけ。。。

こんな希少な布を小さく切り刻んでは申し訳ない、という気がしてしまって。

色々なジレンマもあるけれど、

使って頂く方々が気に入って頂いたり、愛用して下さればこそなのだから、

名も無き名人達がこさえた手織りの布を、

もっと沢山の人に知ってもらおう、味わって貰おうとも思う。。。


24. 皐月 (THU) 晴れのちくもり

寒暖差がある朝晩が続いていたので、喉に痛みがあってちょっと風邪っぽい。

ダンナさんは喉に来ると高熱が出るタイプ。

私は風邪の時は先にお腹にくるタイプ。

どっちも弱いところが最初に症状が出るのかな。

一人が風邪をひくと遅かれ早かれもう一人も必ずひく。。。

私が看病する側だと何も問題ないけど、私が寝込んでしまうとちょっと大変。

なので、気をつけなくちゃ!


21. 皐月 (MON) 晴れ

春先に右目に違和感があって、ちょっとしたかゆみや充血があり。。。

「ついに花粉症か」とドキドキしたけれど、

花粉の季節が終わっても、瞼の腫れやゴロゴロした異物感が取れず。

けれど、きっと季節のアレルギーだろうと思っていた。

右の視力もぼやけるような感じと違和感もどんどん気になってきて、ようやく眼科の診察を受けてみることにした。

「結膜炎ですね。瞼の内側に炎症があってボコボコしてます」って。。。

どうりでこの違和感と瞼の腫れぼったさは『結膜炎』だったのか。

瞼が妙にはれぼったく、目尻が下がってるのも、「トシかな」くらいにしか思ってなかった。(笑)

目薬を貰って早速点眼したら、ゴロゴロ感がちょっと楽になった。

久しぶりに視力検査もして貰った。

両目とも視力は殆ど落ちてなかったので何より。

でも、近い焦点が合いづらくて。。。

リーディググラスを使わずに縫い物をしてるけど、眼科の先生は「無理しないでね」とおっしゃる。

一度リーディンググラス(老眼鏡とは言わない。笑)のお世話になると、もう裸眼に戻れないというのは迷信かな。

ピント機能を使おうとしなくなるので進行するとも聞くし。。。

でも、やっぱり読書の時間が減ったのも、夜の疲れ目&視界がぼやけるのが原因なので、

そろそろ考えてみようかと思う。。。


20. 皐月 (SUN) 晴れ

ベランダで種を蒔いたイタリアンパセリが食べごろに。

ベランダ菜園のパセリはちょっと味と香りがマイルドな感じかな。

こういう何気ない香草は血液を綺麗にしてくれると聞いたので薬味は大事。

冷蔵庫には薬味系の野菜とトマトとブロッコリーが欠かせない。

 

写真のパセリが載ってる桐のまな板は、前にも書いたけど、

浅草の台東区の工芸ミュージアムの売店で買ったもの。

見学して売店で見つけて普通サイズを買って帰ったところ、あまりに使い良いので驚いた。

「嗚呼、何故にサイズ違いを買わなかったのか」と後悔して、後日わざわざ浅草まで買いに走ったというほどのお気に入り。

小さいのはパンやチーズ切り用に。大きいのは麺や点心やパン作りにも使えるので、

大中小の3サイズは毎日休む暇のないほど出番がある。

はがねの包丁の当たりも良いので、料理をしていて楽しくて仕方が無い。

前は普通のプラスティックのまな板を使っていた。

どんなによおく洗って乾かしても、ちょっとずつカビが出始めて少しずつ黒くなっていく。

しょっちゅう塩素漂白して使っていたけど、桐のまな板を使い始めてからカビが出たことがない。

よおく洗って、時々熱湯で煮沸するくらい。

木材の種類も色々あるけれど、特に桐のまな板は驚くほどの軽さで使い易い。

結構、掃除や片付けもおおざっぱな私(笑)が何年も使っているけれど、割と白いまま保たれている。

木材ってそれ自体が抗菌されているような感じもする。

切り出されて道具になったとしても、木材はまだ呼吸して生きていると言われるし。

だから、よっぽど洗わないまま放置したり、天日干しさせないとかしない限り、

清潔な状態が保たれているのだと思う。

プラスティックのはゴシゴシ洗うのがかえって細かな傷がついて、そこから菌が増殖する原因になっていたのかも。

どんなに綺麗に洗っても、どうしても黄ばみや黒すみが出て来るのは、

プラスティック自体が菌が培養しやすい環境なのかなあ、とまで思ってしまうが。どうなんだろう。。。

 

なので、遠出するときのお弁当には、竹を編んだお弁当箱におにぎりを入れていったりする。

笹や竹皮でおにぎりを巻けば更に安心かも。。。

これから梅雨になるので、ちょっと気をつけようと思っている。


18. 皐月 (FRI) 晴れ

薺nazunaらしい衣服を仕立てられればいいな、と試作中。。。

ミシンも使うけれど、ほぼほぼ手縫いの仕立てのものを。

心地よいものを目指して。。。

袋もの作りも着々と進めています。

 

最近のおやつやスナックは手作りで。

今日は餃子の皮にパルミジャーノチーズを挟んで、オリーブオイルで焼いたもの。

岩塩とオーガニックペッパーを挽いたのをちょっと付けて食べると、

サクサクしてトロっとして美味しい。

 

紫陽花がどんどん咲き始めてる。

まだまだ満開ではないけど、咲くとあっという間。

花が満開になった後、完全にしおれてしまった状態に長く放置していると、

株が痛んでしまうらしく、すぐに花を切っておしまいにするんだとか。

紫陽花の名所のお寺に以前行ったら、「丁度昨日切ってしまいました」と言われて。。。

そういうのがあるので、花の見頃、旬を逃しちゃあいけないね。。。


17. 皐月 (THU) 晴れ

試作に夢中になっていたら、袋ものづくりもニッキやブログも後回しになっている。。。

イカン!

ということで、試作制作しつつ、袋もの制作にも着手。

 

自分でも愛用している藍のざっくり麻のバッグや小物入れ。

藍のかすれた具合が本当に良い感じになってきた。

蛇腹財布は試作したものを愛用しているけれど、7年くらい経過したところ。

新しい時よりも丁度今が手馴染みが良くなってきて、本当に心地よい。。。

薺nazunaで物づくりしてから13年。

自分でも使い続けてきて、藍の布、藍の麻の良さを改めて感じている。。。

流行やデザインありきでなしに、じっくり使って貰いたいものを作っていこうと改めて思う。

 

最近、自家製パンを小休止なのでパンを買いに。

見上げたときの空の雲。

うろこ雲のような、マカロンのひび割れのような雲。

万物流転、雲のごとし。。。

雲好きの私。

みんなが苦手という昆虫の蜘蛛もキライじゃない。

割と好きな方かも。。。

でも、せいぜい身近にいるのはハエトリクモちゃんくらいの大きさなので、

尋常ならざる大きいコ(女郎蜘蛛とかタランチュラとか。。。)に遭遇したら、さすがにパニックになるかな。。。

でも、クモは害虫を食べてくれる益虫なので、見つけても絶対に殺さないようにしてる。

害虫をどんどんやっつけてね、とお願いしてるくらい。

でも巷で話題の外来生物の毒クモには遭遇したくないね。。。

 

パン屋でいちおしの山ブドウとクルミのパン。

普通のレーズンより小粒だけど甘みが濃厚で甘酸っぱさとのバランスもいいね。

クルミが何より大好きなんだけど、あんまり入ってないのに当っちゃったみたい。残念。。。


15. 皐月 (TUE) 晴れ

長年愛用しているオーロラシューズ。

色んな靴の中で、この靴が本当に楽に歩ける。。。

 

10代の頃、バク転の練習中に着地の際に足をくじいてしまった。

激痛で歩けなくなって、整骨院で治療して貰った時には「捻挫」という診断だったけど、

ほぼ1ヶ月以上もまともに歩けなくなって、通っていたバレエやダンスも出来なくなった。

あまりに痛みが長引くのでもう一度違う病院で診てもらったら、拇指関節を骨折していたようだった。

すぐに治療してなかったので関節の骨片が周辺に飛んでいて、そこで固まってしまったようで。。。

手術というと大事になるし、若かったので治るんじゃないかとそのまま様子を見ることにした。

症状としては外反拇指のような感じだけど、親指の関節があまり曲がらない状態になってしまった。

でも、結局これが原因で踊りや舞の習い事も出来なくなってしまったので、ちゃんと治療しておけば、と思った。。。

それでも若い頃はヒールの高い靴を好んで、痛みも無理して履いていたけど、

だんだん年を重ねるうちに、そういう無理が後からやってきた。

長時間歩くと足に激痛が出て、いつも足裏や太ももがパンパンになっていた。

街歩きがつらくて、出掛けている間は頻繁にカフェに立ち寄りたがる私。。。

そんな中、いろんな靴を試していた。

長いこと結構気に入っていたのはカンペールのレースアップシューズ。

でもデザイナーが変わったのか気に入っていたラインが無くなってしまったので他を探すことに。

その頃(15年くらい前だったかな、17〜8年前だったかな)、代官山で見つけたのがオーロラシューズ。

一枚革を裁ち切りにして裏革もない、まるでサンダルのような簡素な作りのシューズ。

でも一度履いてみたら足裏に吸い付くような感覚。どんなに長時間歩いても痛みも出ないし全く疲れない。

気に入って色違いと形違いで履き替え用に少しずつ購入したけれど、

今では誰もが知るような人気の靴になって、扱うお店も増えて喜んでいたけど、

ここ数年で結構イイお値段に値上がってしまったので気軽に買い足せなくなってしまった。。。

持っているのを大事に長く履く為に、帰宅したら靴ブラシで汚れを落として、

定期的にミンクオイルや牛革オイル、タピールのワックスで磨いている。

けれどもさすがに15年履いていると、かかとの減りが目立ってきたので修理に出すことにした。

 

以前、槍ヶ崎の裏手を散策中に感じの良いシューリペアのお店を見つけたので行ってみることにした。

きっとソールの全とっかえになるだろうと予想していたけど、

職人さんがかかとをちょっと足すだけで大丈夫とのこと。

修理費は一足2400円(税別)。良かった、安く済んで。。。

(ん?一足って左右両足分だもんね?)

問題を抱えた足にピッタシと合う靴はそうそう簡単に見つかることも無いので、

修理して貰って大事に履きたい。

 

代官山に続いて中目黒界隈もどんどん再開発の波が押し寄せてきて、

町並みも変わりつつある。

木造の家並みが点在する地域だけど少しずつお洒落なお店が増えてきている。

どんどん変わっていきそうな感じ。。。

密集地だった一画が建物が取り壊されて空き地になったところに、

ちょいやさぐれ系の前髪猫が佇んでいる。

じーーっとこちらを警戒してみているので、しゃがんでゆっくりまばたきを送る。

そしたら、ヤサグレ系前髪猫もゆっくりとまばたきを返してくれた。

もう安心したのか、このあと大きな欠伸をしてゆったりくつろいでいる。

猫が安心して悠々と歩き回れる町内は安心安全な場所だね。

野原にタチツボスミレの姿を久しぶりに見つけた。

また帰っておいでよ。。。

心臓破りな坂の上には、こんなゴージャスな紫陽花が咲いていた。

靴の修理が出来上ったら、またあの見上げるような坂道を往復かな。

いやいや、ゆるやかな駒沢通りを往復しよう。。。


14. 皐月 (MON) 晴れ

まるで夏のような1日。しばらくこの気温が続くみたい。

暑い日には、エスニックな気分で。

サッカー観戦のお供に、トルティーヤチップス。

トマトとオニオン、パセリ、パプリカ&チリパウダーとライムを搾って。

無ければレモンで。

レモンも無ければ(笑)、オレンジジュースをティースプーン1杯ほど。

それも無かったら酢を数滴でもいい。(笑)

酸味も忘れずに入れるとぐっと美味しくなる。

仕上げにハラペーニョ・タバスコと黒胡椒をガリガリと。

ジャンクフードだけど、

チップスだけを食べるよりは手作りサルサがあれば、ちょいヘルシーに?!


13. 皐月 (SUN)

あっという間に、紫陽花は見頃になっていくのね。

この間から近所に注意書きの貼り紙があって、

ナガミヒナゲシ」を見掛けたらすぐに駆除をお願いします、とあった。

今や日本全国に津々浦々に繁殖している朱色のポピーに似た植物。

去年、外来植物と報道されて知ったんだけど、

確かにあのポピー風の植物をここ数年で見ない地域はないくらいに拡がってる。

貼り紙によると、毒性のある根っこが周囲の植物の植生を妨げ破壊して、

種はたとえ根っこから引き抜かれたあとも、その場にあれば四方にまき散らされるとか。

自らの遺伝子のみ残そうとする旺盛な繁殖力。まるでウイルスのよう。。。

古来からの日本の植物たちが根絶やしになってしまうので、

種が出来る前に見つけたら根っこから引き抜く。

引き抜いたらビニールに入れて廃棄だそうです。。。

でないと、種が飛んでいってしまうから。

種が出来る前に駆除するのが一番なので、今の時期が大事なのかも。

 

そういえば、義父宅のそばの空き地にもそのポピー似の花が咲いていたけど、

それよりも大量に繁茂していたのがこの花。

大きさもナガミヒナゲシと同じくらいなんだけど、こんな花を見たのはその時が初めて。

小さい時から雑草&野花好きの私がこれまで野原や土手や公園や山林で見かけたことは無かった。

これも外来植物に違い無い。。。

ここの空き地は春はカラスエンドウやスミレやナズナでいっぱいだったのに、

今やカラスエンドウがほんのちょっと見かける程度になって、この花に場所を奪われている。

 

交易や物流がどんどん盛んになって、

これまで日本に無かった動植物が入って来て、植生が変わって行く。。。

良いものや共生できるものはいいけど、在来種を根絶やしにするDNAを持っているのは怖いなあ。。。

あと、毒性生物はもっと怖い。

土手や野原で一面のクローバー畑でゴロゴロするのが好きなのに、

マダニが怖くてシートをしかないと出来なくなったね。。。


13. 皐月 (SUN)

お気に入りの餃子の皮を売っていたスーパーが建て替え工事で2年以上も休業。。。

残念に思っていたら、お肉屋さんにぎょうざの皮が売っていたので使ってみる。

かなり肉厚な皮。

ぎっしり!といった感じ。

結構美味しかった。

でも、この肉厚な皮だと焼き餃子よりも水餃子が向いてるのかな。。。

また焼き餃子の皮を求めて放浪の旅に出なくちゃ。


12. 皐月 (SAT) 晴れ

朝ごはんはたっぷりたまごサンドと、キュウリとハムのサンドイッチ。

タマゴサンドは以前はゆで卵を白身を包丁で細かく刻んで作っていたけど、

最近はゆで卵を殻を向いたら丸ごとポンとボウルに入れて、

二本重ねた大きめのフォークでザクザクつぶして作ります。

刻むよりもその方が味がからんで美味しい感じ。

マヨネにみじん切りのオニオンとケッパー、パセリを混ぜて。

エシャロットやピクルスもいい。でも、ケッパーは定番サーモンだけでなく、

卵やベーコン、ハム、普通の肉料理、ハンバーグに混ぜても本当に美味しいので、

ケッパー一瓶は冷蔵庫に欠かせないアイテムに。

サンドイッチはハムと野菜などの挟む順番を変えるだけで味が変わる

パンに直に載せるのは、野菜じゃなくてハムや卵などメインの食材と決めている。

パンから離れて載せると野菜の中に埋もれてせっかくのメインの味がぼやけちゃうので、

メイン食材で野菜をサンドする方が美味しく感じる。。。


11. 皐月 (FRI) 晴れ

今日はいいお天気。

道々眺める路傍の草花。

近所のあちらこちらで最近勢い良く茂っているのは何かしら。

これは山吹なのかな。。。?

茎の先には橙色の爽やかな花芽が出始めて。

見ているだけで心地よい。

雨露が光って瑞々しい。


10. 皐月 (WED) 雨のち晴れ

先日、義父の庭で早摘みした山椒の実。ほんのちょっとだけ。

沸騰したお湯で10分ほど茹でて冷水に数分ほどさらしてアクを取る。

小さな保存瓶に入れて醤油を注いで、山椒の実の醤油漬けに。

ちりめんじゃこご飯や炊き込みごはんにパラっと乗せるだけで、

山椒の爽やかな香りとぴりりと効いた辛味が美味、美味ー。

義父から戴いた手作り梅酒は三ヶ月後に飲めるとのことだけど、まだまだ寝かせておきます。


09. 皐月 (WED) 雨のちくもり

昨日、今日と冬に逆戻り。。。

寒くなると、手足の動きがギクシャクする感じ。

そんなときは温かいお茶を飲んで、内臓から温めなくちゃ。

 

試作、試作の日々。

思うように形が出なくて、やりなおし続き。

今日も線を引き直してトライ!

晴れの日はもうすぐ、くるね。


06. 皐月 (SUN) くもりのち雨

欧州サッカーリーグの最終節間近になってきて、

もう優勝を決めたマンC、バイエルン、バルセロナのそれぞれプレミア、ブンデス、リーガの三か国リーグ。

セリエAのユベントスとナポリの決着は、ユーベ寄りだけどまだまだ分からない。

なんせ、ユーベは宿敵ローマとの一戦を控えてる。

前節、ユベントスはインテルとのイタリアダービーを土壇場で逆転勝利。

その前の天王山のナポリ戦を逆転で負けたから、もうここで星を落とすわけにいかなかった。

相手は退場も出て10人だったけど、速攻でゴールになだれ込んだ勢いでオウンゴールをもぎとられる。

でも、最後の最後の粘り勝ちは見事だった。

こんな戦いが出来るなら今季も間違いなく王者になる資格はある。

そしてそのナポリの前節、フィレンツェの雄、

フィオレンティーナ戦で奇しくも退場者が出て10人での戦いに。

ナポリは失速してフィオに3-0の敗戦。フィオのエースFWシメオネの息子がハットトリックの大活躍。

ユベントスは今節も抜かりなく勝利して、ナポリは引き分けに。

王手がかかりそうだけど、まだまだ安心できない。

ナカタがセリエにいた頃のペルージャのホーム、雨のレナト・クーリエで、

ユベントスは難無く勝てる試合を、そして優勝をその手の中から滑り落とした。

タナボタで優勝したのはベロンが在籍した当時のラツィオ。

あの悲しいつらい経験があってから、本当に最後の最後まで喜ばないってワタシも決めたもんね。

サッカー話しばかりでナンですが。。。

今年はチャンピオンズリーグで前人未到のレアルマドリーの3連覇なるかどうかだし、

来月にはW杯もあって、ちょっと心が浮き立っています。。。

そんな中、とてもとてもレアなカードをダンナさんがゲットしたというので、

私もびっくり仰天。。。

ルーキー時代のRバッジョの幻のカード(右)。

何故にお宝かって、このカードは発売してすぐ販売中止になって、

左のカードに差し換えられたそうなので、販売期間がとても短い。

こうして見ると、この猫系の眼差しといい、美少年的風貌といい、

今のユベントスの10番のディバラ(アルゼンチン代表だけど)に似ている。。。?

ディバラはスペインのアトレティコ・マドリー(シメオネ監督)へ移籍するんじゃないかって噂だけど、

是非是非、残留して活躍してほしい。。。

来季はW杯もあるので、監督と選手が総入れ代わりになりそう。

アーセナルのヴェンゲルの退任式、ちょっとウルウルしちゃったね。

誰がガナーズ(アーセナルの愛称)にやってくるのか、これもワクワクドキドキ。。。

アレッグリ(ユーベの監督)はアーセナルに行かないでー。


05. 皐月 (FRI) 晴れ

義父宅で過ごす。

先日、庭の梅の木がたわわに実ったと聞いて、

「お義父さんの梅酒が飲みたいなあ」と言ったら、収穫して仕込んでいてくれた!(感謝)

以前、長年熟成されたという梅酒を飲ませて貰ったら、あまりの美味しさにびっくりして。

あれを飲んでしまったら市販の梅酒は薬臭く感じて、もう飲めません。

やっぱり自家製に勝るものはないのか、それとも義父の梅酒作りの腕が良いのかな。

今年の仕込み酒は3ヶ月後には飲めるそうだけど、

その頃、ちょっと味見してもっともっと寝かせておこう。。。

 

お庭に山椒の木に青い実がなっていて、少しだけ分けて貰って持って帰ってきた。

本当は来月頃が収穫どきかな。もうちょっと大きくなった方がいいのかも。

でも若い実の方がアクも少ないと思う。

沸騰したお湯の中で10分程度茹でて、流水でアク抜きしてから醤油漬けに。

茹でていると台所中が爽やかな山椒の香りでいっぱい。

ほんのちょっとだけど、醤油漬けの山椒の実に、あとはちりめんじゃこがあったら言うことないね。

白いご飯が止まらなくなる美味しさ。

 

今日は爽やかな五月の節句を皆で過ごせて楽しかった。


04. 皐月 (FRI) 晴れのちくもり

ブログに写真のことを続けてアップしたので、

こちらにも画像をアップ。

旅先に、古い一眼レフカメラ(オリンパスOM-1)を持って行くという話しをしたけれど、

それと一緒に、8ミリカメラも持っていってた。

今はスマホや携帯で写真も動画も撮れるけど、

勿論その当時もコンパクトカメラで動画も撮れていた。

でも、なんかフィルムで旅の1コマを撮っておきたくて、

わざわざアンティークな8ミリカメラを持って、街のあちこちで撮影。

普通にカメラやビデオを向けても、特に相手もしてくれないような人達が、

8ミリカメラを向けると、思いっきり芝居してくれる。(笑)

市場や広場でカメラを回していると、「オレにも撮らせてくれ」と皆興味シンシン。

「なんでこんなので撮ってるんだ。すごいな」となんだか皆嬉しそう。

フィルムには生き生きとした笑顔のローマッ子やパリッ子達が写っている。

沢山の猫たちも。(笑)

失敗したのは、バチカンの中でカメラを回してしまったこと。

教会の中でカメラを回したら、カタカタカタというカメラの音がやたらに大きく響いて、

周囲の顰蹙を大いに買ってしまった。(汗)

静かなところは音が大きいのでびっくりされます。。。

帰国後、フィルムを現像して8ミリ映写機に掛けて、部屋で上映会が楽しいひととき。

にゃんこ先生の在りし日の御姿もフィルムに残ってる。

簡単に撮ったデジタルな映像と違って、昔っぽいのが面白い。

 

イタリアやフランスなどでは教会や美術館、博物館で日々が過ぎて行く。

今も昔も、ブランドの買い物などは一切興味が無かったなあ。。。

教会建築と美術、絵画に興味があって、

行く先々の教会に入っては写真を撮ったりも。

でも、敬虔なクリスチャン、カトリックの国でもあるので、

皆、真摯に祈りを捧げているので、

そういうときは撮影はせず、ゆっくりとその場の空間、空気感を味わい、

眼と心に焼きつけて、静かに教会で過ごすようにしている。

観光地や有名な大聖堂以外の、街の小さな教会は地元の信者さんのためのもの。

でも、そういった教会の雰囲気の美しかったこと。。。

アッシジも中世からその姿を変えず現代まで伝えている。

この地元の人達の根気強さ、大事に守り通そうとする心意気の凄さ。

便利だから、快適な方がいいから、とどんどん街を変えていくのは東アジアや日本の方が多い。

ヨーロッパの人(中東アジアも)は頑固なまでに伝統を守る。

多少の不便や待ち時間もそんなに苦にしていない。

ちょっとくらいそういうことがあっても仕方が無い。その間、本を読んだり、カフェでお茶をしたり、

人と話したり、他のことが出来るっていう風に感じるようで。。。

本当に。別にそんなに何もかも快適に便利にしなくてもいいんだよね、と思ってしまう。

もう便利さも快適さも充分だな、と思ったら立ち止まってもいいんじゃないかって。

生産性も消費力も人口も、何でも右肩上がりを目標にする国々が増えたら、

快適や便利さを追求する国々が増えたら、どこか別の場所に不具合や亀裂が生じてくる。

食べ尽くせないのに食品加工の工場は廻り続ける、掘削して掘り起こし貴重なミネラルが地中から運び出される、

岩を砕いてコンクリートを作り続けて立派な山が無くなり、

それが土砂崩れを起こしたり、砂漠化だったり、森林やジャングルの大規模伐採や、

貧困やテロや戦争というカタチで返ってくる。。。

やや、、、ちょっと話が大きくなってきちゃったね。(照)

 

まあ、声高にしなくても伝わるものはある。

大事なものを維持しよう、

ずっと伝えていくために、無くさないようにするために、

ちょっとした我慢くらい、どうってことないよ、と。

多少の不便さをそれほど苦にもせず、逆に楽しんでいるような国を旅すると、

そんな風に思ったりもします。

 

雨のベルサイユでの一枚。

今も庭師が完璧な仕事を続けている。

広大な森のような一画もあるんだけど、ここの庭師は中世の頃のままの人達のような生活なのかな。

アントワネットがこよなく愛したオーストリアの農村を模したトリアノン宮には、

羊たちも飼われていたっけ。。。

ベルサイユ宮殿を訪れて見学したとき、このあまりにも荘厳な宮殿を建て、

王位に君臨した太陽王ルイ14世という人は、実際に会ったらどんな人なんだろうと空想したのを覚えてる。

徹底した封建制度の絶対権力と代々続く王座の極みにいる人間。

どんな話し方をしていたのか、風情、感情、しぐさ、動き、配下の者への態度、

家族をどんな風に愛していたのか、愛していなかったのかとか、

一体どんな人だったんだろうと想像すると、輝く光に満ちあふれてるけど、

子供の頃から一切叱られたことのない人間って、ちょっと怖いような気持ちになってくる。。。

 

王としての将来を約束されて産まれ落ちた瞬間から、

ネガティヴなもの一切をその身に降り掛からないように王家の人間や家臣らが動いただろうから、

きっとある意味、”天使”のような人だった、と想像する。。。。

栄光、晴れやかな、優雅、喜び、嬉しい、優越感、満足といったポジティブな感情だけに包まれているとしたら、

そんな人間がいたら怖いな、と。。。

寂しさや悲しい気持ち、つらい経験があってこそ、優しさも育まれるだろうから。。。

 

余談;人間に限らず、猫でもそういうの、ありますね。(笑)

叱られたこともなく、可愛がられるだけ可愛がられて育ったたニャンコは最強で怖いです。

結構飼い主に対して冷酷なところがあります。。。猫下僕談


01. 皐月 (TUE) 晴れ

なんという暑さ。はやくも夏日に。

今日から五月。

時は矢のような早さで過ぎていく。

年が明けてから連休に至るまで、年々早く感じる。

そういう時間の感覚は年齢と比例して早く感じるんだとか。こわいこわい。

ハタから見ても、また自分でもチクチク作業でのんびりしているようなワタシですら、

ミヒャエル・エンデの「モモ」に出て来る”時間どろぼう”に時間を盗られているよね、と思うときがある。

あの中に出て来る賢者カメのように歩みたいものだけど、全然そうはいかない。(笑)


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