nazuna ニッキ 2017年 8月 葉月

 

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29. 葉月(TUE) くもり

リネンシャツは蒸し暑い日にも結構涼しく感じたりもする。

風があれば最高だけど、無いときは何を着ていたって暑いに決ってる。

でも、合成繊維の冷感ウエアや汗で張り付かない高機能シャツはあまり着たくない。

確かにポリなのに張り付かない、通気性もいい、でもなんか肌が落ち着かない感じがするのだ。。。

それは、まあ好き嫌いなので、機能性がどうのということではないけれど、

やっぱりリネンやラミーの着心地が好きだからなんだと思う。

 

女性の場合、薄手のリネンやラミーのシャツやワンピースで下が透けてしまう時には、

同素材の麻やラミーのキャミソールなどを着込めるけれど、

男の人のアンダーシャツ、いわゆる肌着はコットンのタンクトップかTシャツが多いのだなと、

家で洗濯やアイロンを掛けながら、ふと思った。

着物などで、麻の着物には麻の下着が涼やかで気持いいと言うけれど、

メンズ用の麻の下着って高価なものなどであるにはあるけれど、

それほどポピュラーでは無いんだなと思った。

リネンの細番手のシャツなどはどうしても肌が透けてしまうので、アンダーシャツを着込むとき、

薄手で風をはらんでこそ気持いいのに、コットンのタンクトップでは、

その心地よさが台無しになってしまうような気がして。。。

 

なので、シャツを作ったときに残った余り生地で、メンズの肌着も作ってみた。

シャツの型紙を流用。

袖ぐりを大きめに、衿なしのV開きにして

見頃はゆったりしつつももたつかないくらいの身頃幅で。

肌着だからボタンホールじゃなくてスナップにしよう。まさに着物の肌着の応用って感じで。

チャチャっと作ったら、着丈が短くて屈んだらズボンから裾が出るというので、

裾に別布を継ぎ足し(苦笑)、チャチャっと完成!

(画像は今度にでも。。。)

長襦袢用の麻の反物で作った方が襟ぐりや袖ぐりの見返しをつけなくても済む分、

もっと軽やかに仕上げることができる気がする。

着丈は長めに作るべし。

男子はボトムスに入れ込むので着丈を長めにしないといけないんだなあ。。。

 

これでリネンの白いシャツを着るときに、肌着のタンクトップやTシャツが透けて丸見えにならずに済む。。。

素肌にシャツ派はそういう心配もないですよ、って。。。?

どうぞ、ご自由に(笑)。


27. 葉月(SUN) 晴れ

連日のスズメプールが満員御礼。順番待ちのスズメたちがかしましい。

ピッピ、キャッキャと可愛いのなんの。

こんなに遊びに来てくれても触れ合えないのが寂しい。

ちょっとでも眺めている気配を感じると、脱兎のごとく逃げていってしまいます。

かといって、触れあいたいからって餌付けは御法度。

山中や森の中の山小屋暮らしなら果実を吊るしたり小鳥の餌箱くらい設置しても、

誰も文句は言わないだろうけれど、

都会のマンションのベランダに鳥が集まることほど近隣に嫌がられるものはないので、

じゅうじゅう気をつけています。。。

まあ、小さなベランダの小さな水盤のスズメプールなので、

満員ったって数羽の常連のコたちばかりなので糞の被害も無いし。。。(てへ)

 

今年は蒸し暑い。

ちょっと前までは毎年かき氷を食べに出掛けていたけど、

もう暑い中で長蛇の列の仲間入りはしたくない。

とにかく食べ物でも遊園地でも何でも、延々と路上で並ぶのはもうイヤ。

何時間も並んでも平気だったのは20代まで。今は並んでる時間が勿体ない。(笑)

でも、かき氷は食べたい。。。

クラッシュアイスじゃなくて、シェーブアイスが食べたいの。

そして、ほんのちょっとでいいんです。

お店の大盛りのかき氷は食べているうちに寒くて冷えるので、もう食べられません。。。

そんな私の要望に、去年手に入れたレトロなかき氷機が今年も大活躍。

昔ガラスの器にかき氷を入れて、好きなシロップをかけてシャカシャカと食す。

白桃ペーストのシロップに、桃缶のスライスを載せると美味しい。

小豆あんと練乳があれば最高。

チェー用の緑豆と小豆、白花豆の甘い煮豆も作っておかなくちゃ!


26. 葉月(SAT) 晴れのちくもり

新しいアイテムが完成後、思った通りにいつもの脱力感がやってきて、

昨日は一日針休み。

英気を養う為に、パンを仕込んでおいた。

今回仕入れた小麦粉はやっぱり『はるゆたか100%』。

日本人好みのモッチリふんわり、柔らかい。

パンを作り始めによく使っていたのが『ベルムーラン』という粉。

これは風味も良くてズッシリと重めのパンが出来た。

浅草のペリカンパンのロールパンに似た味が出たように思う。

その後、メゾンカイザーのオリジナルの粉『トラディショナル』にもはまって、これもよく焼いた。

皮がパリッと固めに焼ける。まさにフランスパンの味!

『トラディショナル』だけではちょっと軽めな感じだったので、

これに強力粉の『ベルムーラン』を混ぜて使ったりしてもいた。

でも、『はるゆたか100%』を食べてしまったから、今は当分この粉でキマリ。

皮が薄くパリっとカリっと焼けるのがいい。なのに、中はふんわり柔らかくてピュアホワイトな仕上り。

雑味がないので、風味が欲しい場合は天然酵母を使ったり、セーグル粉を少し混ぜるといいのかも。

 

お米は大好きだけど、パンを食べると元気が出る。

正直言うと、ケーキやスイーツよりも美味しいパンとチーズの方が好き。

そうだ、これからはお誕生日やアニバーサリーにはケーキよりも、美味しいチーズを買って貰おう!(笑)


24. 葉月(THU) 晴れ

新しいアイテムをおしなものにアップしました。

 

needlework の布小物。

古布にニードルワークを施した布小物です。

embroidery(刺繍)、刺し子、カンタなど、糸と針で布に紋様を施してみました。

どれもあらかじめの図案なしで自由に針と糸で描いて作る、というのをテーマにしたものです。

中でも瑞雲の刺繍のものは、一つの雲を刺繍したら、そこから沸き出すようにまた雲を描く、

というように製作したものです。

紙の上で図案を描いてから古布に図案を写して刺繍してみると、趣きや動きが無くなってしまったように感じて、

それなら雲が1個1個沸き出るようにしてみたら動きが出るのじゃないかと思って、

1個作ってからまた1個、というようにしてみたら、

雲のユーモラスなムクムクした感じが出せたような気がします。

 

今回アップしましたおしなものは、どれも一つ一つ時間を掛けて仕上げたものです。

お時間ございましたら、じっくりご覧頂ければと嬉しく存じます。


23. 葉月(WED) 晴れ

新しいアイテムが完成したので、商品撮影をする。

ストロボ機材をセットの手伝いをする筈が、久しぶりだったので手順に手間取る。

ストロボのパラソルでクーラーの冷気が遮られてるのか、やたらに暑い。

 

そういえば、今はデジタルカメラが主流だから、撮影後の画像の仕上げはPC作業だけど、

以前は、ダンナさんの仕事はフィルムで撮影していたから、

自宅に現像専用の作業場があればグッドだけど、台所とお風呂場を代用していたので、

プリント作業中は部屋中を何時間もひたすら真っ暗にしていたっけ。

夏場はクーラーのある部屋との間を全部閉め切っていたから暑くて大変そうだった。

私も自分で撮影した写真をプリントする時は、ダンナさんに色々と指導して貰いながら、

真っ暗な中で手探りで印画紙に画像を焼きつけていたのが懐かしい。。。

二人で作業している間、ニャンコ先生を作業中の部屋に入れないようにしたら、

寂しがってやたらに鳴いて、挙げ句に爪で引っ掻いて扉を開けてしまった時もあった。

それからプリントの時は私が真っ暗なリビングでニャンコ先生をあやして待つことになったんだっけ。。。

 

今はデジタル仕様で便利になった分、フィルムと違って膨大なカット数が撮影出来るので、

撮影後のPC作業もまた膨大な量をチェックして、作業も細かくて大変なのをハタから見ると、

デジタルだから早くて便利、というわけでは全然ないんだな、と。

デジタルorフィルム、どっちの写真が自分は好きかな、と比べたら、

断然フィルム写真の方がいいなあと私は思う。

ただ、現像とプリントに加工する際に銀や薬剤を使用するので、

環境や人体への配慮を思うとデジタルの方がいいんだろうけど、

写真の美しさはデジタルではフィルムに追い付かないと思う。。。

モノクロ写真が好きなので『黒』の色を比べたときに、

フィルムで撮影されて銀を使ったプリントで表現される『黒』の奥行き、透明感、

グレーの色調の美しさ。。。

デジタル主流になる以前は私も写真を撮って印画紙に焼いていたけど、

あの面白さはデジカメではもう味わえない。

枚数の決められたフィルム1本1本を無駄にしないように大事に撮る。

何を撮るかを厳選して風景や被写体に向かうのも、ちょっとした緊張感があったり、

手焼きのプリントする時、浮き上がってくる画像をどこまで濃く、

どのくらいで『焼き』をストップするのか、

どれほど黒を引き締めることができるか、一枚一枚プリントするのに使う神経と手間が面白かった。

焼き上がった一枚の写真を見たときの達成感と、一枚のあの重み。。。

今は写真を撮るのが好きな女子も多いので、自分で手焼きプリントする面白さをどこかで味わえたらいいのにと思う。

 

今の私の出来上りの達成感は、というと、

不思議と針仕事が終わっておしなものが完成したときじゃなくて、

商品撮影後、HPにアップして更新作業が終わったときに初めてホッとするのと同時に、

ふーーーっと大きな溜め息が腹の底から沸き上がって大きな達成感を感じる。

これで全部完成した、っていう満足感。

次の日は何も作業出来なくなる。そういう脱力感がある。

おしなものとHPと合わせて薺nazunaだからなのかな。

自分も今改めて気付いて面白いな、と思った。


21. 葉月(MON) 晴れ

久しぶりに良いお天気で気持ちがいい。

部屋中の窓から太陽がさんさんと入ってきて、日射しが眩しい。

部屋にいても日焼けしてしまいそうなほど。

 

新しいアイテムがもう完成するので、仕上げの留め爪を彫っている。

木彫を初めた頃は分厚い手袋をしたり、革製のガードをはめていたけど、

今は殆ど素手のまま彫っている。

材が硬すぎて力が入るときはゴム製や革の指サックか、白い木綿手袋を使うこともある。

手指の皮が厚くなってきたのかな。

最近は木彫で何か面白いものが作れたらいいなとも思う。

 

新しいアイテム、完成までもう少し。


19. 葉月(SAT) くもりのち雨

最近、お天気がどんより、曇ったり雨が降ったり。

夏らしい夏の来ないまま、お盆を過ぎ。。。

冷たいアイスやかき氷が大好きなんだけど、

秋冬に夏の冷えのツケがやってくるので、とびきりお天気で暑い日に食べようと思ってるのに、

なんだかスカっと晴れないので、夏の定番のチェー作りもしないまま。。。

 

今日の晩ごはんは久しぶりにキツネうどん。

昆布を水に漬けておいて冷蔵庫で一晩置いたもの。

煮干しの買い置きが無くなってたのでカツオ節で代用。

関西うどんは昆布と煮干しがいい。カツオを使うと東京風に仕上る気がする。

そして赤穂の天塩と薄口しょうゆを仕上げに使うと、バッチリ味が決る。

ただキツネのお揚げさんの味付けが難しい。

東京生活が長くなってしまって、揚げさんの味がちょっと甘辛になってしまうし、

関西にあるような、ふっくら大きなお揚げさんがなかなか売ってない。

でも、出来上ったキツネうどんに青ネギを散らして、

暑い夏でも、じんわり染み混む出汁とお揚げさんの滋味が、夏バテを吹き飛ばしてくれそう。

 

ああ、関西のキツネうどんを食べに帰りたい。

それと、お好み&焼きソバ、タコ焼きも!

そういえば、大阪では普通にある焼そばの太麺が東京に無い!

最近はちょっとちょっと出始めてるけど、妙に柔らかい。

大阪の太麺焼ソバは、しっかり固めで麺の側面にエッジが効いてるほど。

大阪の美味しい焼きソバが東京で食べられるところが殆ど皆無。。。

ダンナさんが言うには、「大阪はちゃんとした店鋪で焼きソバを出してる店があるけど、

東京で焼きソバを食べるのはお祭りの屋台くらいしかない」と。

確かに!焼きソバはプロが作るのが美味しいし、大阪ではセルフで作っても美味しいけど、

東京の祭り屋台の焼きソバといったら。。。(悲)

仕方が無いね。大抵の大阪のうどん屋さんの「蕎麦」だって、東京の蕎麦好きは同様に思うだろうし。。。

 

焼きソバは「焼き」なので、鉄板、もしくは鉄のフライパンでカリっと焼くと美味しい。

間違っても、調理の途中でフライパンに水を入れたらだめよ。。。台なしになっちゃう。


18. 葉月(FRI) くもり

出かけるとき、特に旅行など旅先に必ず持って行く小物入れ。

95番(SOLD OUTの小物入れ1のページ参照)を作ったとき、

出来上がったものをチェックしていたら、布に僅かな穴と傷みを発見して、

もう一度作り直したのが95番。

お蔵入りになってしまったのを自分で使うことにしたもの。

(自分用はなんだか大抵こんなことになっていますかね。。。)

網代編みの紋様が気に入って、留め具も網代編みに彫ったもの。

以来、この小物入れは時には財布に、時にはお守り入れになり。。。

旅行の際は、お不動さんと出雲大社のお守りを入れて、就寝時には指輪などのジュエリーも仕舞っておく。

通常の長財布が重く感じてしまうハイキングや旅行などには、小物入れはメインのお財布にもなり。

遠出をするときも、普段のお出かけもこの小物入れは日常に欠かせないものになっていて。。。

そんな風に、大切なものを仕舞うものとして、

また様々なものを作っていけたらいいなあと思う。。。

 

薺nazunaを始めた頃に作った小さな小物入れをお買い求めた方が、

「何に使うかはまだ決めていないのですが、『さあ、何に使おうかなあ』と思い巡らすのもまた楽しくて」

というようなことをおっしゃって頂いて。

そういうワクワクな気持ちを持ってもらえるものを作りたいなあ、と。

 

おしなもの、もうすぐ仕上ります。


17. 葉月(THU) くもり

暑さが和らいで潤いがあると、植物は元気。

風も吹いてくれると、もっといいんだけど。

夏にピッタリなトロピカルフラワー。

こちらもトロピカルなフラワー。

ハイビスカス?

背丈のある樹木にびっしりたわわに咲いた小さな花。

ジャスミン系なのかと思いきや、香りは殆どしないのね。

これも背丈のある樹に、枝先に密集して小さな赤い花がたわわに咲いている。

君の名は?。。。

お馴染みのおしろい花。

お白粉のような香りがする。まさに、おばあちゃまのお化粧台の香りというか。

今年はおしろい花が大繁殖!うすいピンクのや白いおしろい花も満開。

江戸紫が粋な花。

舞子さんや芸妓さんの浴衣姿の結い髪に挿したいような。。。

 

夏は花の色が艶やかで華やかなので街歩きも楽しくなる。


13. 葉月(SUN) 晴れ

久しぶりに晴れたので、お日様が心地よい。

今年は曇りや雨が多いので日焼けの心配をしないで済む分、

湿度も高いので空調を掛けていてもジトジトとして身体も重だるい。

でも湿気があると、針糸を持つ指が乾燥しないので作業は進め易い。

それでもよく使う指先はガサガサしやすいのでハンドクリームにアルガンオイルやシアバターを使う。

これまで色んなハンドクリームを使ってきたけど、

天然の植物オイルを使うようになってから、手指の乾燥が改善されてきたように思う。

乾燥しない夏場もしっかり塗りこんで置く方がいいのかも。


11. 葉月(FRI) くもりのち雨

布に合う留め具を揃える。

布仕事の次は木彫仕事。

足りないものは彫らなくては。

島根から取り寄せた桜材はこれまで扱ったものの中でも一番赤味が濃い。

北国・北海道の山桜は樹皮は墨のように黒っぽいけど、中の木肌は雪のように白かった。

同じ山桜でも、気候風土によって表情が違う。

ウサギを彫るとき、雪ウサギは北国の山桜がいいのかな。

栗毛のうさぎは島根の山桜。

また動物の留め具を彫ろうと思う。

兎年生まれじゃないのに、何故かうさぎを彫るのが楽しい。

今度はリスやネズミも彫ってみようかな。


09. 葉月(WED) くもりのち晴れのち雨

藍染めの古布に刺し子する。

この紋様はインドのキルトの縁にもよく施されているカタチ。

針と糸を刺すリズムが楽しい。


08. 葉月(TUE) 晴れ

屋号を「薺」としたのも、

野草や雑草、野花が子供の頃から大好きだからなのだと思う。

 

「道草をくう」とはよく言ったもの。まさに幼少時代そのもので。(笑)

小さい頃は友人らと幼稚園や小学校の帰りに、

見知らぬ家の庭先の花の蜜を吸ったり、野草を摘んでは遊んだりしたものだった。

今も、街歩きするとついつい道端の雑草を探してしまう。

こんなところにツクシが!とか、こんな可愛い野花が!など、

都会の中の小さな山野草を見つけるのが妙に好きなのだ。。。

 

数年前から、近所の街路樹の植え込みにひっそりと生えていた小蜜柑草。

マメ科の植物的な葉っぱのカタチ。

大きく育っていきそうに見えるのに樹木にはならない、小さな草木。

枝に点々と丸い粒のようなものが成っている。

ようく見ると、まさに名の通り、小さな蜜柑のようなカタチ。

「小蜜柑草」

あまりに清清しく可愛らしいので、他にも自生しているところはないかなと探していたけど、

見つけた場所だけで他は見当たらなかった。

ほんの僅かな株だけ、店先の街路樹の根元にちょこんと自生していた小蜜柑草。

雑草なので一枝手折り、ランプボトルを花瓶にして生けてみた。

挿し木にできれば、と淡い期待だったけど、すぐに枯れてしまった。。。

 

それが何故か去年になって突然自生範囲が急激に増えた。

近所界隈から隣街の繁華街の街路樹の植え込みの殆どに自生している。

今年は更に爆発的に大繁栄しているんだけど、小蜜柑草に一体何が??


07. 葉月(MON) くもりのち雨

時速15キロの台風が居座って雨の被害があちこちで。

なのに関東の水がめといわれるダムの辺りにはとんと雨が降らない。

雨を過剰なところから足りないところへ小分けできたらいいのに、と思うばかり。

 

台風の影響で風がすごいのでベランダの植物がちょっと心配。

大きくなってきたアボカドの樹は幹が細いけど、こうした風に煽られる度に幹を強くしようと太くなるんだとか。

ベランダの草花達は基本、野草&雑草なので本当に逞しく強いし、

植木鉢から植木鉢へと勝手に(種という手段で)移動していく。

植物同士の縄張り争いが静かに激しく繰り広げられているので、

お花屋さんで買い求めた可憐な鑑賞花はどんどん全滅へと追いやられてしまう。。。

 

種から育てたサボテンも夏の成長速度が半端ない。

冬の間は部屋に避難させていたけど、

あまりに大きくなってきたので、近年は厳冬期でもベランダに出しっぱなしになっている。

寒さのあまりトゲのある茎(?)が凍てついてすっかり傷んでしまったので、

根元近くまで切り落としたけど、暖かくなるにつれてどんどん繁茂して元通りに。

サボテンは本体が折れてしまっても、そこから新しい芽が出て成長していくし、

折れたりちぎれてしまった部分を土の上に置いておくと、

すぐに細い根っこがあちこちから出て来て、折れた部分だけで成長していく。

サボテンは本当に強い。

苛酷な気候風土で繁栄してきた遺伝子があるので、

日本のちょっとくらいの暑さ寒さにはへこたれないのが凄い。

 

サボテン以外にも、こんな暑さや雑草の縄張り争いにもへっちゃらなスミレもいる。

街歩きの途中の石垣やコンクリートの割れ目に咲いていた花の種を採取してきたスミレたち。

どんどん殖えて、どんどん育っている。

花の咲いていない時期にはホウレン草かと見粉ごうほどに立派な葉っぱに。

その反対に、大事に大事に育てている高山系の日本スミレが、

連日の暑さで瀕死の状態。

一番のお気に入りなのにね。。。

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今日はナポリピザ用粉でパンを焼く。

細長いパニーニを焼いて、昨夜作ったラグーソースをちょっと塗って、

チーズの載せて焼く。

あとでバジルと生ハムを食べるときにトッピング。

なんだかピザ週間になってしまってる。

具はそんなに変化なくても、ちょっとずつ味も風味も違うので飽きないね。

これは激ウマです。焼いたパニーニが、

ジューシーで濃厚なラグーソースとチーズを一切漏らすことなく受け止めてくれるので、

歩きながらでも食べられそう。(笑)

でも、熱々なので火傷に注意、だね。


06. 葉月(SUN) 晴れ

そろそろ台風が関東へやって来るらしい。

西の空に入道雲がモクモクと立ち上がってる。

夏独特の雲が好き。

モクモクとして、渦を巻いていて、瞬時に姿を変える。

まさにエネルギーそのもの。

地球を取り巻く大気の渦=雲。

水になり、蒸発し、雲になり、また水になる。

変化していくモノのカタチ。

 

いま、チクチクと雲を布に描いているところ。

完成までもう少し。


04. 葉月(FRI) 晴れのちくもり

今日もやっぱりピザ。

生地にオリーブオイルを塗って、トマトソース、

その上にモッツアレラとパルミジャーノチーズを乗せて、

その上からベーコンなどの具を置いていく。

この方がベーコンやキノコに焼き目が入って美味しい。

赤パプリカのスライスしたのもトマトにコクが加わる感じで美味美味。

でも。。。

美味しいけど、ものすごく美味しいというわけではない。。。

生地が安定して作れない。

生地を焼く時のオーブンの温度か、

それとも生地の発酵具合が足りなかったか。。。

 

もっと作る回数を重ねて工夫する余地あり。

餃子と同様に、ピザも何度も作って研究しなくちゃー。


03. 葉月(THU) くもり

ちょっと自宅から離れたスーパーへ買い物に行くときに、

道でよくすれ違うお年寄りの方がいる。

脳硬塞か何かでリハビリされているようで、歩行器を使ってゆっくりと歩いている。

最初に見かけた頃はかなり症状が重そうで、足取りもガクガクしていておぼつかないような感じだった。

買い物に行くときに必ずといっていいほど毎回すれ違うので、

月日が経つうちにだんだん回復している感じが分かってきたりする。

最近すれ違ったときには、まだ歩行器は使用されているけれど、

背筋ものび、足取りがかなりしっかりとしたものになっている。

顔の表情も、最初の頃の虚ろでもうろうとした感じは微塵もなく健康そのもの。

毎日どのくらいの距離を歩いておられるのか分からないけれど、

リハビリの効果は確実に出ていて、すごいなあと密かに驚いている。


02. 葉月(WED) くもり

今日は久しぶりにちょっと涼しい感じ。

暑さや湿気が多いとぐったりするので、少し楽になったかな。

でも、お昼は簡単に済ませる。

キッチンに長くいると熱中症になりそう!

 

イングリッシュマフィン生地を冷蔵庫から出してフライパンで焼く。

トマトソースと生ハムとチーズのパンと具沢山スープで。

トーストしたマフィンにパルミジャーノをスライスして、

いつもの具をトッピング。

手作りパンはやっぱり美味しい。。。


01. 葉月(TUE)

パンを焼こうと思ったら、もう「はるゆたか100」がちょっとしかない。

でもパンは焼きたい。

なので、ピザ専用粉のカプートサッコロとライ麦のセーグル粉を混ぜてみた。

あまり厳密でなくても、自家用パンなんだからあり合わせの粉で作ってみる。

300gの粉にして、他の材料はいつもの感じの配分で。

今回はイングリッシュマフィンにするので、ドライイーストを多めに、小匙1の砂糖も入れた。

そして、ミキシングして常温発酵5時間のあと、24時間ほど冷蔵庫で低温発酵させて。。。

 

丸めて平たくしてイングリッシュマフィンのカタチに成形。

フライパンで両面5分ずつ焼く。

フライパンで焼いたのに、結構普通にパンとしての出来上りに驚き。

でも、見た目は長野名物のおやきに見えるなあ。(笑)

これを半分にスライスカットして食べるときに軽く表面をトーストする。。。

野菜とチキンのロースト。

おかずパンにぴったり。

色々ブレンドした生地だけど、悪くない。


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